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2016.05.14 Firle: 125km アウトアンドリターン (2016/5/20 6:00:00)
Firle はいつもの?Devils Dyke から東に20kmくらいにある、北向きなので北北西-北北東に対応するエリア。この日の風向きはほぼ真北なので Devils Dyke よりもテイクオフがしやすい。
風はリッジが効く程度には吹いて気温減率も良いが、少し空気が湿っているので雲底はあまり上がらずどん曇りになる可能性もある、という予報。
果たして朝は灰色の空で、今日はリッジを磨く日になる雰囲気もあったが、10時半頃から雲が割れて晴れ間が出始めた。
11時過ぎからファルコン1機出たが、あれ?じわじわと下がっていってしまった(ランディングとの高度差90m)。その後パラが1機出たが斜面ベタベタに寄って+20m、これはリッジはあまり期待できそうにない。これはタイミングを狙ってサーマルで上げるしかなさそうだ。
当日のFirle テイクオフ。飛び立ったパイロットは Justin Needham (Photo by Scott Dougall)
上がりそうなタイミングを待って12時テイクオフ、先に出たNicosが良いサーマルを見つけてくれたので、下に潜り込んで+2mで上がり始め、リッジを脱出出来た。
サーマル2つ3つ乗り継いで1200m、予報とは裏腹に空はどんどん開けてきている。一方テイクオフは後が続かず、上がっても3-400m?14時頃まではトリッキーな条件で、10機程ぶっ飛んだらしい。このエリアは特に高度差がないので、タイミング間違うとあっという間に終了となるので厳しい。
雲間のシンクがきつくて動きにくかったが、1時間かけてなんとかエリア脱出した(といっても5km風上に進んだだけ)。気圧配置からは西の方が良い筈なので、取り敢えず西に進む。かなり順調に進んでDevils Dyke も過ぎ、雲底も1500m程まで上がって来て条件はかなり良さそうなので、さらに西へ西へ。Arundel Gap の湿地(Firleから45km)あたりはいつもの様に渋めだけど、慎重に越えて次のリッジへと渡る。50km過ぎで良いサーマルがなかなか見つけられずに少し迷走して時間をロスしたが、1600mまで上げ直してさらに西へ。60km地点のCocking でリターンすることにする。
この時点で15時30分。ここでCompeo+のバッテリーが,Bank1は既に空でBank2も目盛あと3つまで減っているのに気づいて焦る。
あと2時間、いや1時間半あれば帰れるかも、何とかそこまで持ってくれるように祈りながら急いでリターン開始。
帰り道はかなり順調だったがDevils Dyke の裏で1500mまで上げる頃には目盛1つ。最後の20kmのグライドはいつバリオが消えるかと気が気じゃなかったが、何とか最後まで持ってくれて、125km(テイクオフ起点で120km)のアウトアンドリターンを無事閉じることができた。
この後バリオの電池を新しい物に交換したので、これで電池切れの心配はなくなる、はず。
最近高度を下げすぎて対地100mとかになることが多かったので、今日は我慢、をテーマに飛んでみた。ずっと1人だったので良くわからないが、上げ直しに時間がかかった所も低くなってはいないので、そんなに悪くはなかったように思う。でもクロスウインドでの次の雲への入り方はまだまだ改善の余地がある。風上へプッシュしすぎる癖も直さないと。
UK クロカンリーグ (現在3位。この辺が定位置になってるような。。)