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feed 富士登山 (2016/6/2 9:01:17)
毎年恒例の富士登山。

たまっパラで、「明日富士山行かない?」と誘ってみたら、行く行くー!とノリの良い二人。

出発ー

まだ山開き前なので、ゲートはしまっていますし、山小屋もやっていません。
なによりも登山者がほとんどいません。

登ります

高気圧どっぷり。Tシャツで登ってました。

つらら

それでも高度の高い場所では夜は激寒です。

八合目

この辺りから、演習場の砲撃に交じってなにやら聞き覚えのある音がしてきました。

少し嫌な予感がしつつ、周りを気にしながら登っていると、富士山の南東面を白い機影が爆音とともに現れました。
モーパラです。

登りながらしばらく観察すると、白い機体にはロゴらしきものが確認できます。
東南東の強めの風を上手く使ってリッジとエンジンで高度を上げていきます。

パルタカツ
見る見るうちに高度を上げてトップアウト。やっぱり歩くより早い!

ものすごい偏見ですが、モーパラのパイロットってエンジンありきで風のこととかあんまり考えていないイメージを持っています。
そんなイメージなので、あのパイロットやるなぁ。なにものだ?と思っていました。
実はこの時、もう一機エンジン音が聞こえていました。
白い機体をトレースすれば良いものを、謎の動きを見せています。そしてなにを思ったのか、風の収束帯目がけて山に突っ込んできました。
おいおい大丈夫か?と見ていると、当然のことながら収束帯にはまって万事休す。
もう朝霧方面に風の影響がなくなるまで逃げないとという状況下においても謎の動きは続きます。

かなりやばい状況です。
五合目から少し下ったところの駐車場にランディングするかと思えば反転、山に向けてまた突っ込んできます。そして山チンを確認。あまりにも謎な動きすぎてどうしたらいいのか戸惑っていました。
通報した方がいいのか、それともトップアウトしているもう一機と連絡を取り合っていて大きなお世話なのか。。。

墜落

グライダーが絞られるような動きは見えません。怪我をしているのか、ただのんきで広げたままなのか判断がつきません。

しばらくすると、トップアウトしている機体が山チンしている場所へ向けてまっすぐグライドを始めました。

あぁ。大丈夫そうね。モーパラ同士で自己完結してくれるならそれでいいや、と思っていました。

それでも気になるので、登りながら観察していると、すぐ脇の道路に車やら救助が来るのを確認できました。
これで一安心です。

空の色が違うのです

九合目からは残雪です。気温上昇で雪は緩んでいます。凍っているようならアイゼンをと思っていましたが、今回もデッドウエイト。

登頂です

無事に登頂です。 今までで一番雪が多かった。

伊豆方面

天城まで見えます。あれを越えるのは大変だな。

無事に下山すると、SNSで先ほどのモーパラと思われる投稿を確認しました。

白い機体は2009年のエックスアルプスで一緒だったパルタカツでした。
上手いはずです。

そして別の機体の方はドクヘリだったそうです。
気の毒ですが、技量的に安易だった気がします。
ジブンもすぐに通報するべきだったと反省しています。



突然の富士登山の呼びかけにもかかわらず、めちゃめちゃ良いペースで登ったお二人。
いつも山登りやらランニングをしている健脚っぷりは流石でした。
 
また一緒に登りましょうねー!!









 

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