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link 競技事業部|日本パラグライダー協会(JPA) 競技事業部|日本パラグライダー協会(JPA) (2024/12/26 8:58:23)

feed デジタル無線の無変調について (2015/1/22 11:38:17)

JPA競技会においてデジタル簡易無線を使用することにしておりますが、2015年初戦となった朝霧大会においても、大会中に無変調により支障が発生しました。選手のみなさまにおかれましては、今一度ご自分の装備をご確認いただき、大会に参加していただけますようお願いいたします。

推奨されるチェック項目

1.無線機とヘルメットヘッドセットの不一致
 ケンウッド製のアマチュア無線機や特定小電力無線機を利用していたヘルメッ用ヘッドセットでは、上空用デジタル無線機で使用することが出来ません。その様な方は、お手数ですがヘッドセットをスタンダード製対応のものに交換して頂くようお願いいたします。(ケンウッド用のヘッドセットをそのままデジタル無線機に接続しますと、送信状態になってしまいます)

2.ヘルメットヘッドセットとデジタル無線機の変換コネクタを接続した際の不具合一部の事例で、ヘルメットヘッドセットをデジタル無線機の変換コネクタに接続した際、コネクタが深く刺さりすぎることにより送信状態となる場合があることが確認されています。実際に、コネクタを接続した状態で、手で強く押してみて(深く刺さるように)現象が発生(送信状態になる)するかを確認して頂ければと思います。万一、現象が発生した場合は、深く刺さりすぎない用にスペーサー等を入れることで改善することが出来るそうです。

3.ヘルメットヘッドセットのヘルメット側コネクタの接触不良などの確認 
無線機側のコネクタではなく、ヘルメット側のコネクタに雪や水分が侵入し、送信回路が短絡して送信状態になる事例がございました。この様な状態になっていないか、また接触不良による送信出来ないと言う逆の現象も発生しますので、併せて点検をお願いいたします。また、水分の侵入を防ぐ措置として、コネクタ周囲を防水する(テープやカバー等で囲む)などの対策も有効と思われます。

4.送信状態に気付けるようにしておく
デジタル無線機の設定で、送信時「ピッ」と言う音を発生させることが出来ます。無変調は地上で発生することもありますが、主に空中において発生します。その場合、自分が送信状態になったことを示す「ピッ」と言う音を発することで気付きやすくすることが可能ですので、設定されることをお薦めいたします。設定方法は無線機のマニュアルをご覧いただき、各自でお願いしたいと思います。(TXビープの設定をONにする設定となります)

皆様にはご面倒をおかけすることになりますが、より確実な通信環境を確保する上でも重要な内容と認識しております。ご理解いただきご協力をお願いいたします。



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