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89・9kmのタスク。このエリアの大会5回参加のパイロットも行ったことのない西の山脈に行くタスクだ。

最高のコンディションとローカルパイロットは言っていたが、やはりそれでもここはヴァレー・ルロン。
一癖も二癖もあるコンディション。。

トップグループは序盤、狂った牛か？というひどい飛び。。裏の大きな山に向かうのにもう後半の飛ばし方でなかなか気持ちよく上がらないコンディションにすべてのリフトをほとんど無視してただ進む。。

ローカルをよく知っているローリーをはじめ数人が速度を緩めた。 私も便乗してキープハイ作戦にでる。

おかげでトップグループの生き残りと合流。トップグループは3/1以下になっていた。

後半トップグループに少し遅れをとった私はなぜか離れてもまたローリーと一緒になる。まるで鎬を削るようなレースだ！

後半は第二グループをリードしながらローリーよ私の戦いは続くがやはりふっとした瞬間にいいラインに乗っていたりするローリーはゴール20km前でトップグループに追いつきさらにはこのままトップでゴールするんじゃないか？という勢いで一人ぶっちぎりでキープハイで飛んでいた。ちょっと悔しいけどこのままタスクで勝って男たちを跪かせて欲しいとも思ったりして😜

でも最後の20km残念ながら尾根線の単純なスピードレースでこうなるとsサイズ軽めにはノーチャンス。。

ローリーはトップグループに少しおくれてのゴール。
私はその少し後にゴール。

ナリナリはというと、
ゴール前の山にかかっているターンポイントを取ろうと山に近づくが高度が足りずに山にランディング。
実はここ勇気を出してリーサイドに行くとズッポーンっと上がるんだな。私も同じ状態でリーサイドに入ったら上がりすぎて逆に困った。。

とにかく癖のあるエリアなのだ。

高田選手はというと、私たちが近くの露天温泉プールに入っているとだれかが「あー！！ナオだ！！」と！
さすが！一人でもやっぱりゴールにきたね！

さて今日はタスク3。
おそらくフラット方面に行ったっきりタスクではないか？という噂。

総合5位に入りたかったけど、初日のミスは果てしなく大きい。。

まだ本当の荒れ荒れコンディションはきてないけれど既に3軒の墜落事故。

再びパイロットレベルとグライダー洗濯ミスの問題が持ち上がっている。

あまりひどいパイロットには「君は飛びたいの？死にたいの？」なんていう皮肉がささやかれている。。

世界各国に共通する問題にそろそろ向き合わなければならない時がきているのかもしれない。