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タスク３テイクオフにてキャンセル！！

南の風が予報よりも強めに入ってきてしまい、バレーウィンドウがかなり強くなる可能性があるため。

オーガナイザーはランディングまで飛んで降りるのも危険を伴うので車での下山をすすめる。

現状はランディングの風２０ｋｍ／ｈ。突風が入ればさらにパワーアップ。

みんな飛びたいのは山々。。飛ぶか飛ばないか。

私は若い衆たちと少し話して、「大会はまだ終わってないのにわざわざリスクを負って飛ぶ必要ないよね。」というお利口なパイロットに
「君はとっても賢い！そうね車で降りるのがいいよね。そうしよう！」

と言って自分の準備しかけたグライダーのところに行くと、せっせとグライダーを広げて飛ぶ準備をし始めた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　だって～

　すでに数機は上空に出ている。下の風も目視したところまだ全然強くない。
それに２０ｋｍ／ｈの風なんてコンペ機が６０ｋｍ以上でるんだからそんなのビビるほどの風ではない。かりにあと２５ｋｍ吹いてもここのエリアには降ろすところが風下にたくさんある。最悪の場合は北のフラットに向かってクロカンすればいいわけだし。
何よりも私にはこのフライトは絶好のトレーニングチャンスなのだ！！

この「強風になるかもしれないストレスにいかに慣れるか」っというトレーニングはなかなか出来るものではない。このメンタルトレーニングによって限界に挑戦していくときに大きなアドバンテージになるからだ。でもそんなことみんなには勧められないからね。。

　
　　　でもさ、みんなの前で私は飛ぶよ！っていったら、引けなくなる子達がいっぱいいるから、、、
　　結構若い衆は「聖子が飛べるのに男の俺が飛べないなんて」みたいなイケイケが多い。
　自分がイケイケだっただけに彼等達が可愛いからちょっと気をつかってみた。

　　現にとなりでグライダーをパッキングしていた若い衆は私が飛ぶ準備をしているのを見て、直にグライダーを広げだした。

　テイクオフすると、思っていた通り、（私はオーガナイザーがみんなの安全の為にランディングのコンディションを少し大げさにアナウンスしていると読んでいた）コンディションは最高！このままクロカンにいけそうだ。でもあんまり調子にのっても良いことはない。

　　　　　　　　　　いつも通りストールの練習をして美しくランディングした。

　　　　　　　　　　で、強風？　まだ来てないね。。


明日はもっと風が強い予報なので他のエリアに移動する予定。

　とりあえずもう少し順位を上げないとまともなポイントが付かない。。。