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11月の3連休は 小岩井農場まきば園 への出張です。
まきばの感謝祭の日にあたり、園内はいつも以上の人出でした。


初日の朝にテレビ局の取材があるというので、普段よりも早く現地入り。
天気予報を入念に調べ、南向きにセッティング。

テレビ番組の中で、直接のインタビューはありませんでしたが、ディレクター氏の依頼に応えて良い構図を考えます。イベント紹介のコーナーが6分あるので、その最初と最後に飛ばしてほしいとのこと。

「他の遊具の紹介に続いて『この3連休はハンググライダーの体験飛行もできます』というリポートが入った瞬間に、飛ばすことはできますか？」
「人を乗せていると、風向きが合わなかった場合には飛ばせない。無人機ならば風を選ばずに行けます」
・・・ディレクター氏の合図で無人機を飛ばすことに。

テレビの生放送は秒刻みで進行。
120m離れたカメラとレポーターの様子を見ながら、エンジンをかけて待機していると、ディレクター氏が大きく手を振って合図！　今だ！！　一気にアクセルをふかして無人機を飛ばします。

着地したらすぐに機体をスタート位置に戻し、もう一度待機。
レポーターが 水上ハムスター で回っているのを見ながら、ディレクター氏の合図を待ちます。
手を振った！　行け～～～！　再び無人機を飛ばします。

撮影を終えてディレクター氏に出来を確かめると、「完璧でした」。
よしよし、うまくいってよかった。

さて、このテレビ放送が9時半。
11時過ぎには「テレビで見て娘がどうしても飛びたいというので」というお客さんが現れました。
テレビの威力、恐るべしです。
初日は風待ちが少々長かったものの39人のフライトに成功。


2日目。
朝から雨が降って、中止にするか迷ったくらいでしたが、10時過ぎから天気が安定してきたので体験飛行を開始。お客さんの列がまったく途切れません。これもテレビ効果でしょうか？
風もほどよく、正面の南から吹いて、休む間もなく、引いては機体をスタート位置に押し戻すの繰り返し。
昼休みもほとんど取らずに続行です。
午後、早めに雨が降り出したので撤収しましたが、それでも48人。
天気が持ったら60人は確実に行けたでしょう。


3日目。
天気予報は強風＋局地的な雨。
風向きは前日までと変わって北。
朝のうちにワイヤーを張り替えて備えます。

天気は上々。
やや強めの4m/sの風が吹き、80kg級のお客さんも楽勝で飛ばせます。
今日も大人気で、午前中だけで20本。
しかし、昼休みに天気は一変。
寒冷前線による突風で、伏せて置いた機体が3mほど移動していました。
雨が降り、雷も鳴り始めたので撤収を決意。

片付けが終わると風も止み、もうすこしできたようにも思いましたが、不安定な気象の中で無理は禁物。
本日はここまでです。


これにて今年のまきば園での体験飛行は終了です。
体験飛行にご参加の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
来年の秋も実施する予定ですので、お楽しみに。