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正に炎上している車を見るのは、確か人生二回目。
一度目は、中国広東省にて。
そして今回。
なにやら煙が進行方向で上がっているので事前にカメラを構えたら、対向車線で正に炎上中。
「運転手は大丈夫か！」と心配になりましたが、ちょっと離れたところで携帯で
電話している人がいたので、多分　大丈夫だったのでしょう。

それにしても、最近のブルネイは事故が多い。しかも高速で。
今月、新しい高速道路が開通。
住んでいる場所クアラ・べライトから首都までは120km。
その間の約20kmが一車線だったのですがやっと今月、二車線の高速が開通しました。

高速と言っても、有料ではなく、自転車も走れば、ランニングをしている人もいる。
速度制限は100kmだが、実際には大体みんな140km超。
ちょっと無法地帯。
調子に乗って、私は大体何時も160km、因みに最高時速は207kmでした。
（それ以上は　メーターがついているだけだったなあ。）

問題は、立体交差がないこと。
方向を変えるには、左車線にUターン車線が時々あり、なんと高速道路でU-ターンをしなければならない。
100kmを超える対向車の距離感を見計らって安全を確認し、U-ターンをする、というのは危険以外の何者でもない。
開通直後、あまりに事故が多いので、ついにU-ターンの一箇所が閉鎖されてしまった。
峠の手前にU-ターンがあり、見通しが悪く、対向車がわかり難い。
数日の間に4回程、事故が起きたらしい。

自然大好きの私には、あまり不満のない国ですが、こればっかりは頂けません。