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link Seikoのちょっぴり大人なフライト生活 Seikoのちょっぴり大人なフライト生活 (2024/10/31 8:42:27)

feed ヨーロッパ選手権1 (2016/8/7 0:32:30)
二日前にマケドニア入り。

昨日は91kmのフランスチームトレーニングタスクをまわる。

今まで大会でほとんど使われたことのない山裏を使うタスク。少し前のハングのヨーロッパ戦で使われたから試しにということで。

山の規模としては大したことないのだけれど風がかなり入り組んでいて低くなると結構命取り。

あのオノランですら練習タスクでスタート後の始めのトランジッションでランディング。。


今日のタスクはサンダーストーム予報のため11時30分スタートの71kmのタスク。

テイクオフからぐるっと山を沿って北に向かい東の対岸に渡る。その後はひたすらフラット。

しかしここのフラットはかなり癖有り。。

コロンビアのロルダニーニョみたいな地形だけれども、コンディションはそんなにシンプルではない。。

いろいろなところにライン(線状の上昇帯)ができて先頭切って張り切っちゃうと痛い目に合う確立高い。

一機でも前に先行してくれるとかなり助かる。サーマルも一筋縄ではいかない。

とにかくグループでの行動がとっても大事になるエリア。

グループで行動しても、《運》はとっても重要な要素になるエリアだと思う。

飛びながらびっくりするからね。。なんでこんなところにラインが出来るのか意味不明なところが多い。

今日もみんなゴールまで10km付近で上昇要素が全くない!って無線で大騒ぎしていたから、少し高めに上げてファイナルグライドに入ったら、、、

ヒェー!! 上がりっ放しで降りないんですけど。。。

ゴールにたどり着いても一人だけサテライト状態(遥か遠い高度にいることをフランスではそう呼ぶ)このままこの高度を処理するのは辛い。。。

しかもバラスト全部すててしまったからグライダーが全くまっすぐ飛ばない。。

上昇帯に引き寄せられては吸い上げられ。。。

なんで高度っていらない時にあつまってくるのかな?

よくお金はお金が好きだから無いところにはよってこないっていうけれど、私は高度もそうな気がする。

高度は高度が好き。低いときには上がらないけれど、高いときには嫌ってほどあがる。

高度も貯高度できればいいのに

ちなみにこのエリア、ポーカーって呼ばれている。

要するに賭け事みたいな飛びになるエリアってこと。

まあ日本では《運も才能のうち》っていうからね。

運がほしー!!!


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