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　　１ヶ月前からの予定で、今週の火曜日に親不知の抜歯手術の予約があった。

　　　お医者様の話だと（この人はパラグライダーを良く知っている）術後数日は飛行禁止らしい。

　　　そこで、もともと大して飛んでいない私なのだけれども、飛べないと言われたらなんだか

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《飛び納め》

　　　　　　でもしなくてはならない気がして、いい香りのする（コンディションが良さそうな）南フランスはニースの近くのOZONEの近くのフライトエリアまで言ってきた。

　　すると流石！！時を同じくして、元アクロパイロットでもあり今年ハンググライダーの世界選手権で２位になったアントワンと同じく元アクロパイロットで最近フリークロカンでバシバシいい飛びをしているギウムたちも同じエリアに集合していた。

やっぱりいい香りがするところには素敵なパイロット達があつまるのね！

　翌々日私はハングのアントワンとR11のギウムとテイクオフしてひたすら北に向かうのだった。

　　　いやー、、しかし、久々にどぶろく飲まされたみたいなコンディションだったよ。。

　　　　　ここ何年もこんなに強いコンディションで飛んでなかったな、、と反省。。

　　　　流石に元アクロのギウムは「いいぇーーーーい！コンディション最高だぜ！！」

　と無線で連発していたんだけれど、終いには

「いやーむしろ暴力的と言った方が正しいね。。」と言葉を訂正していた。。

　　　　　　　　　　　　　　　　その通り！！　これは《強い》を通り越している。。


　　　　　　　強いコンディションが大好物の私ですらなんか異常に心拍数が上がっていた。。

部分的なコンディションではグライダー壊れてもおかしくないような激しさだったのだもの

　　　　そして２００ｋｍほど飛んだ頃には私はギウムと離れて明らかにコンディションが弱いグレノーブル方面に逃れることにした。　しかも時折山頂近くで雲に吸い込まれ（山頂が近いため激しい高度処理ができない）GPSだけが頼りの飛行をしていたせいか気持ち悪い。。。いや、、もしかしたらお腹がすきすぎなのかもしれない。。




　私の計画としては翌日行われる親不知の抜歯手術後、安静を保つように言われているため、出来る限りのエネルギーを前日に使い果たしてしまおう！というものだったので、まあ計画通りといえばそうとも言えるんだけれど。。

　　むしろやり過ぎな予感、、グライダーコントロールが忙しくてもう体中筋肉痛。。。

　　あとあと手術の説明書をみたら、前日までに手術に向けてしっかりと体力を補い、良く睡眠と栄養を取ってくるようにと。。

　　　　あっちゃーーーー。。

　　くったくたに疲れちゃったし、朝からなにも食べてないし、興奮しすぎて眠れないよ今夜、、


　　　　　　　結局、、翌日は説明書のすべてを無視して手術を受けることになった。。

　　　　　

　　　　　術後。。。おかげさまで普段の行いが良いのか？悪天が訪れ安心して安静に過ごすことができているが、顔がハムスター並みに腫れて熱が下がらない。。。

このままじゃヘルメットの耳当てがほっぺに引っかかってかぶれないよーーーー！！

　　しかも明日、一昨年リハビリテーションで逢ったもとフランス代表水泳選手のマテューがうちに遊びにくるのに、こんな顔じゃ逢いたくない、、、

　　　　　一生笑い者にされるに決まってる。。、

　　　　　　　だれかどうしたらいいか教えてください！！このハム顔。。