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feed (飛丸日記 8月8日) イタリア選手権 参戦記 初日 Goal 200mショート (2016/8/11 8:41:19)
160808 南Take Off
160808 南Goal

大会初日、今日も強風とのことにて、風が弱く入り、Take Offし易いという場所に
約1時間掛けて移動。
道中、ランディング可能な場所を探すが、どこも丘陵地だ。
Take Off麓の風見が立つサブ・ランディング場ですら、怪しい。
こうした場所は、上から見て広くて平らでも、実はかなりの傾斜地の事が多い。
要注意である。

グライダーを丁寧に組んで、最後の一人となって、Take Off。
Gate Close 6分前。
まあ、今日は他機を先行させて、のんびりと、味わいながら。

山並みは何処か龍門に似ている。
女王が好きなエリアと言っていたのが何となくわかる。
全体的に日本チック。
確か90年代の世界選手権で大門さんが上位に食い込んだエリア。
これまた、確かに納得が行く。日本選手には馴染みやすい地形だ。

それは私も同じ。
コース上、已む無く山の風下斜面に着く。
20年以上前に藤田師匠に教わった、西富士でのコース取りを思い出す。
風が舐めている場所は、龍門のタンクからの帰りの攻め方か。
これまた10年以上前のフライトが脳裏をよぎる。

確実に、丁寧に、且つランディグ可能地点を探しながら・・・。
とは言え、対地でMAX1100mしか上がらず、そもそも厳しい展開。
80km弱のタスク、3回降りそうになりながらも、やっとなんとかファイナル・グライド。

計器測定の距離だけで、ランディングが視認できない。
信じられない。
更に遠くに広く平らな確実に降りれそうな場所を発見。
最悪、そこまで行ける高度を残しながらグライド。

やっと、ランディングを視認。広い、これなら降りれそう。
ということで 400m弱、遥か上空でGoalを通過。
久しぶりのフライトに、空中で何度か持ち替え練習なり、屈伸運動なり・・・。
フラップを下ろし、ドラッグ・シュートを投げ、斜面を考慮しての低めのアプローチ。

ところが 予想以上の降下、解体場から遥か手前、200m手前でガシャーン。
スタッフが駆け寄って来てくれる。
未だ嘗て、記憶にないターゲット外しの距離。情けなや。

成績は意外と良く、69人中7人ゴールした中で、総合4位、クラス別1位。
3時間13分のフライト。
兎に角、降りない、というスタンスが、功を奏したか。

まあ、成績には拘らない、というか 拘れない。
最終日が不参加の為、勝負にならない。
それより、目標は10時間と安全フライト。
先ずは滞在の最終日まで飛べる環境の維持が第一の課題。

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