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一段落!
Seikoのちょっぴり大人なフライト生活
(2025/1/7 0:36:08)
一段落! (2015/5/4 1:36:39)
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一段落! (2015/5/4 1:36:39)
四月はイタリア、バッサーノの大会から始まって、フランスチームの湖上SIV
トレーニングの企画、実行が無事に終わると、、、、
次は国家資格イントラの講習の一つ、《BPインストラクター(国家資格じゃないイントラ)の講習を行い彼らを評価する》というなんとも私には不向きなことをするためにシャンベリー近くに5日間滞在する。内容を簡単に説明すると、イントラをどうやって教育していくかっていうことなんだけど、これがまた簡単じゃない。。イントラとの距離、教育方針の種類、どこまでを個性として受け入れ、どこからを改善目標ポイントにするか?精神面のマネージメントなどなど、、、とにかくただガミガミとかタンタンに教えていればいいわけではないことは確かだ、、、
また、厄介なことに、彼らを評価する書類に記入までしなければならない。。。
そんなことはどこかの偉そうな雰囲気醸し出していて飛ばない人に任せようよ!!
っていっちゃったよ先生に。。
そしたら案の定、、「飛びたいのは痛いほどわかるけど今日は生憎天気悪いぞ!幸運に思え!」
たしかに、、、一つだけ恵まれていたのは天気が悪かったこと。
おかげでお空を気にせずに講習を受けることができた。
さて、、これが終わると今度はここで学んだことを実際に行動に移す訳だが、
私の講習場所はアヌシーから南に200kmほどにあるディーニョレバンというところ。
別に好きで選んだわけではなく色々面倒くさいことがあってここになったというべきかな?
なんと、ここは例の飛行機事故の現場からとっても近い。。
ついでみたいになってしまって申し訳ないけれど被害者の皆様にはこの場を借りてご冥福を祈りたいと思う。
ディーニョレバンといえばもう一つ、前回のフランス選手権でこのエリアの上空を飛行していた。
要するに、ここのエリアから飛んだことはないのである。
今回はこんな知らないエリアで、ビギナーコースを教えるBPインストラクター受講者4人の仕事っぷりを見守る訳だ。。 その私を見守るDE(国家資格イントラ)インストラクター2人。。。なんとも複雑。。
しかし、このDEイントラがいい人過ぎて、、、なんていうか、、、パラダイス??
このうちの一人がなんともと大学の教授で気象とかを教えていた人だったのね、、
特に局所天気のプロ!!さらにはパラだけではなくセールプレーンも経験しているので鬼に金棒!!
朝の講習バーンの練習が終わると、決まって午後は教室でセオリー。。。
はっきり言って私は長い間ハーネス以外のものに座っていることが出来ない輩らしい。。
まあ今に始まったことじゃあないんだけれど。。。
こういうときタバコ辞めたこと後悔する。。。だってタバコって外に出る口実になるでしょ。
だんだん飽きてきて気象教授に小声で色々な質問していたら、教授は周りの空気を読んで、
「外に出よう」 と!!
イエーーーーイ!! ウィー!Oui!!
でるでる!!喜んででるよー!!! も~教室のなか空気薄いし!!
外にでると私はとりあえず、
「山ほど質問があるんだけれど、まずその前に、私、幼少の頃《なんでちゃん》って呼ばれていて、なんでもとことん知りたいことは納得いくまで《なんで》を繰り返して先生を非常にこまらせていたのね、だからもし限界がきたら遠慮なくそういってね!」
こういっておけば、心置きなく質問攻めに出来るものね!!ヘッヘッ!!
教授は「答えられるすべての質問に答えるよ」 と巻きたばこの煙を吐き出しながら言った。
この人、結構ヘビースモーカーだから外にでるタイミング探してたんだろうな。
となると、お互いさまってことね!! じゃあ遠慮なく!
ということで私の頭のCPU久々にフル回転!!
私の情熱にやられたのか、教授はなんと、某有名大学の教授の局所天気の論文の原本を私に貸してくれるという!!
めっちゃうれしいけど、、うれしいけど、、、それ全部フランス語やん、、
最近、こういった専門分野では手持ちの日仏語辞書の限界を嫌という程感じている私は一瞬ためらってしまったが、、、いや!!ありがたくお借りいたすことにしよう!!
生きている辞書(フランスチームのパイロット達)を駆使すればなんとかなるわ!!
それに彼らもこんな貴重な論文が拝見できるとなれば喜んで手伝ってくれるに違いない!!
そして6日間のパラダイス講習を無事終了した私はこの論文を手に帰宅する。
しかし論文を読む暇はまだない。
引き続き、シャモニーでハンディキャップ(身体障害者むけのパラグライダー講習)が待っているのだ!!
このコースは車いすの人とタンデムをすることと、車いすの人にパラグライダーを教えることを学ぶ講習だ。
車いすでタンデム出来るのは知っていたけれど、車いすの人が自らパラグライダーを一から始めることができることは知らなかった。
まあこの講習に関しては次回パラワールドで取り上げるとして、私はここでもテストパイロット化してしまった。。。
なにしろ私みたいに軽いパイロットがこの講習を受けたのは初めてだったため、パラよう車いすの人を乗せるとポジションがトンでもないことになってしまうのだ!!
教官は「インタレスティング。」って言っていたけど、
こっちは全然ですよ!!なにしろ首が絞まって窒息するかと思ったよ!!
しっかし面白いのは6人いた受講者のうち、素性のあまり知れていないイントラとは講習タンデムしたがらないのね、、、みんな、、
かくいう私もタンデムの相手にすぐに近所のアクロパイロット兼イントラを真っ先に選んだもんね!
イントラだからってみんな飛ぶのうまいわけじゃないからね、、、
実際、と、あるイントラと飛んだらやっぱり怖かったよ、、、、マジで、、、
友達のイントラも、と、あるイントラと飛んだあと、顔が青ざめていた、。。
毎回同じ組み合わせで飛ぶのはためにならないということで次のフライトから教官が組み合わせを決めることになった。。。残念。。。
ちなみにこのパラ用車いすに縛り付けられているのが私が真っ先に選んだイントラ。
別にあやしいプレイしてるわけじゃないのよ。
障害の具合によって固定する箇所がかわってくることを学んでいるの。
首から上の感覚しかない人にはこうやって手が車輪に引かれないように固定する必要があるの。
近々、講習シーンを動画化予定!
次は国家資格イントラの講習の一つ、《BPインストラクター(国家資格じゃないイントラ)の講習を行い彼らを評価する》というなんとも私には不向きなことをするためにシャンベリー近くに5日間滞在する。内容を簡単に説明すると、イントラをどうやって教育していくかっていうことなんだけど、これがまた簡単じゃない。。イントラとの距離、教育方針の種類、どこまでを個性として受け入れ、どこからを改善目標ポイントにするか?精神面のマネージメントなどなど、、、とにかくただガミガミとかタンタンに教えていればいいわけではないことは確かだ、、、
また、厄介なことに、彼らを評価する書類に記入までしなければならない。。。
そんなことはどこかの偉そうな雰囲気醸し出していて飛ばない人に任せようよ!!
っていっちゃったよ先生に。。
そしたら案の定、、「飛びたいのは痛いほどわかるけど今日は生憎天気悪いぞ!幸運に思え!」
たしかに、、、一つだけ恵まれていたのは天気が悪かったこと。
おかげでお空を気にせずに講習を受けることができた。
さて、、これが終わると今度はここで学んだことを実際に行動に移す訳だが、
私の講習場所はアヌシーから南に200kmほどにあるディーニョレバンというところ。
別に好きで選んだわけではなく色々面倒くさいことがあってここになったというべきかな?
なんと、ここは例の飛行機事故の現場からとっても近い。。
ついでみたいになってしまって申し訳ないけれど被害者の皆様にはこの場を借りてご冥福を祈りたいと思う。
ディーニョレバンといえばもう一つ、前回のフランス選手権でこのエリアの上空を飛行していた。
要するに、ここのエリアから飛んだことはないのである。
今回はこんな知らないエリアで、ビギナーコースを教えるBPインストラクター受講者4人の仕事っぷりを見守る訳だ。。 その私を見守るDE(国家資格イントラ)インストラクター2人。。。なんとも複雑。。
しかし、このDEイントラがいい人過ぎて、、、なんていうか、、、パラダイス??
このうちの一人がなんともと大学の教授で気象とかを教えていた人だったのね、、
特に局所天気のプロ!!さらにはパラだけではなくセールプレーンも経験しているので鬼に金棒!!
朝の講習バーンの練習が終わると、決まって午後は教室でセオリー。。。
はっきり言って私は長い間ハーネス以外のものに座っていることが出来ない輩らしい。。
まあ今に始まったことじゃあないんだけれど。。。
こういうときタバコ辞めたこと後悔する。。。だってタバコって外に出る口実になるでしょ。
だんだん飽きてきて気象教授に小声で色々な質問していたら、教授は周りの空気を読んで、
「外に出よう」 と!!
イエーーーーイ!! ウィー!Oui!!
でるでる!!喜んででるよー!!! も~教室のなか空気薄いし!!
外にでると私はとりあえず、
「山ほど質問があるんだけれど、まずその前に、私、幼少の頃《なんでちゃん》って呼ばれていて、なんでもとことん知りたいことは納得いくまで《なんで》を繰り返して先生を非常にこまらせていたのね、だからもし限界がきたら遠慮なくそういってね!」
こういっておけば、心置きなく質問攻めに出来るものね!!ヘッヘッ!!
教授は「答えられるすべての質問に答えるよ」 と巻きたばこの煙を吐き出しながら言った。
この人、結構ヘビースモーカーだから外にでるタイミング探してたんだろうな。
となると、お互いさまってことね!! じゃあ遠慮なく!
ということで私の頭のCPU久々にフル回転!!
私の情熱にやられたのか、教授はなんと、某有名大学の教授の局所天気の論文の原本を私に貸してくれるという!!
めっちゃうれしいけど、、うれしいけど、、、それ全部フランス語やん、、
最近、こういった専門分野では手持ちの日仏語辞書の限界を嫌という程感じている私は一瞬ためらってしまったが、、、いや!!ありがたくお借りいたすことにしよう!!
生きている辞書(フランスチームのパイロット達)を駆使すればなんとかなるわ!!
それに彼らもこんな貴重な論文が拝見できるとなれば喜んで手伝ってくれるに違いない!!
そして6日間のパラダイス講習を無事終了した私はこの論文を手に帰宅する。
しかし論文を読む暇はまだない。
引き続き、シャモニーでハンディキャップ(身体障害者むけのパラグライダー講習)が待っているのだ!!
このコースは車いすの人とタンデムをすることと、車いすの人にパラグライダーを教えることを学ぶ講習だ。
車いすでタンデム出来るのは知っていたけれど、車いすの人が自らパラグライダーを一から始めることができることは知らなかった。
まあこの講習に関しては次回パラワールドで取り上げるとして、私はここでもテストパイロット化してしまった。。。
なにしろ私みたいに軽いパイロットがこの講習を受けたのは初めてだったため、パラよう車いすの人を乗せるとポジションがトンでもないことになってしまうのだ!!
教官は「インタレスティング。」って言っていたけど、
こっちは全然ですよ!!なにしろ首が絞まって窒息するかと思ったよ!!
しっかし面白いのは6人いた受講者のうち、素性のあまり知れていないイントラとは講習タンデムしたがらないのね、、、みんな、、
かくいう私もタンデムの相手にすぐに近所のアクロパイロット兼イントラを真っ先に選んだもんね!
イントラだからってみんな飛ぶのうまいわけじゃないからね、、、
実際、と、あるイントラと飛んだらやっぱり怖かったよ、、、、マジで、、、
友達のイントラも、と、あるイントラと飛んだあと、顔が青ざめていた、。。
毎回同じ組み合わせで飛ぶのはためにならないということで次のフライトから教官が組み合わせを決めることになった。。。残念。。。
ちなみにこのパラ用車いすに縛り付けられているのが私が真っ先に選んだイントラ。
別にあやしいプレイしてるわけじゃないのよ。
障害の具合によって固定する箇所がかわってくることを学んでいるの。
首から上の感覚しかない人にはこうやって手が車輪に引かれないように固定する必要があるの。
近々、講習シーンを動画化予定!
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