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(飛丸日記 8月13日-1) イタリア選手権 参戦記 6日目 目標変更
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
(飛丸日記 8月13日-1) イタリア選手権 参戦記 6日目 目標変更 (2016/8/16 1:03:55)
人生訓そのXX「私の辞書に初志貫徹という言葉はない」
状況は常に変わるもの。そこで初志貫徹に拘ったら、自由度を失うだけ。
その時その時の状況に応じて、その環境下での目標を決め、励めば良い。
最初に二本続けて飛べ、合計5時間半となった時には思いもしなかったが
後1本で10時間達成はとても無理である。
「成績には拘らない。特に実は5人しかいないクラス5でTOPを取っても
まあ、なんだかなあ」との思いがあったが、方針変更。
一杯飛べなかったという不満に、何か結果を残したいという気持ちが高まる。
因みにこのクラス5、及び参加者の大勢を占めるクラス1は、自転車で例えたら
20段変速と5段変速の自転車競技のようなもの。今回の参加者は5人vs64人。
何が違うか。20段変速の方うが、スピードが出るし、楽に飛べる。
遠くに、長く飛び易い。
最大の違いは価格。クラス5(Rigid)はクラス1((Flex)の約倍の値段がする。
私も以前はクラス1だったが、自由に飛びたい、というハングを始めた原点から、クラス5に移った。
競技者の主要も移ると思いきや、未だにクラス1がメインである。
因みにFelixは、世界でほぼ独占するクラス5のグライダー・メーカーATOSの社長さん。
さて、朝のBriefingによると最高得点者が1500点に達した時点で大会成立。
現在は1499点。後1点不足。
今日飛べれば、私が参加できない明日のフライトはなくなるとのこと。
つまり、私は今日このままTOPを維持できれば、クラス5ではイタリア選手権者!
振り返って分析すると、他4人のうち、2人は互角以上のレベル。
一人は一昨年の世界戦でも戦った老獪。
もう一人はATOSではないがかなり良く飛ぶ機体を操る。
以上、相変わらず長い前置き。
またも強風で1時間掛けて移動。最初は組まず、キャンセルの雰囲気が漂う。
その後暫くしてから競技する事になり、バタバタの中、グライダーを組み、競技開始。
強風でTake Offが滞り、またも出遅れ。Gate Open15分前のTake Off。
以前は意識もしなかったクラス5の2機を常にマークしてフライト。
リッジ(斜面上昇風)を利用してのスピード・レース、約80㎞。
「回したら負け」に気づくのに時間が掛かり、徐々に遅れる。
「+2m/s以上なら回す」と決めて動くも、なんの事はない、兎に角進んだもの勝ち。
一機は引き離すものの、地元の老獪には離されたままでゴール。
降りてから握手。老獪が計器を見せながら曰く
「俺は下手くそなんだ。最高時速78㎞/hしか出ていない。」
二人で私の計器の最高時速を調べる。なんと1㎞/h速い、79㎞/h。大笑い。
多分、100㎞/hは出しても良いコンディションであっただろう。
多くのゴール者が出ると、時間得点の比率が上がる。
今日はフランス人2名もゴールし、チーム全員ゴール。
さてこの2,3分の遅れ、果たして逆転を許すことになるのか。
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(飛丸日記 8月13日-1) イタリア選手権 参戦記 6日目 目標変更 (2016/8/16 1:03:55)
人生訓そのXX「私の辞書に初志貫徹という言葉はない」
状況は常に変わるもの。そこで初志貫徹に拘ったら、自由度を失うだけ。
その時その時の状況に応じて、その環境下での目標を決め、励めば良い。
最初に二本続けて飛べ、合計5時間半となった時には思いもしなかったが
後1本で10時間達成はとても無理である。
「成績には拘らない。特に実は5人しかいないクラス5でTOPを取っても
まあ、なんだかなあ」との思いがあったが、方針変更。
一杯飛べなかったという不満に、何か結果を残したいという気持ちが高まる。
因みにこのクラス5、及び参加者の大勢を占めるクラス1は、自転車で例えたら
20段変速と5段変速の自転車競技のようなもの。今回の参加者は5人vs64人。
何が違うか。20段変速の方うが、スピードが出るし、楽に飛べる。
遠くに、長く飛び易い。
最大の違いは価格。クラス5(Rigid)はクラス1((Flex)の約倍の値段がする。
私も以前はクラス1だったが、自由に飛びたい、というハングを始めた原点から、クラス5に移った。
競技者の主要も移ると思いきや、未だにクラス1がメインである。
因みにFelixは、世界でほぼ独占するクラス5のグライダー・メーカーATOSの社長さん。
さて、朝のBriefingによると最高得点者が1500点に達した時点で大会成立。
現在は1499点。後1点不足。
今日飛べれば、私が参加できない明日のフライトはなくなるとのこと。
つまり、私は今日このままTOPを維持できれば、クラス5ではイタリア選手権者!
振り返って分析すると、他4人のうち、2人は互角以上のレベル。
一人は一昨年の世界戦でも戦った老獪。
もう一人はATOSではないがかなり良く飛ぶ機体を操る。
以上、相変わらず長い前置き。
またも強風で1時間掛けて移動。最初は組まず、キャンセルの雰囲気が漂う。
その後暫くしてから競技する事になり、バタバタの中、グライダーを組み、競技開始。
強風でTake Offが滞り、またも出遅れ。Gate Open15分前のTake Off。
以前は意識もしなかったクラス5の2機を常にマークしてフライト。
リッジ(斜面上昇風)を利用してのスピード・レース、約80㎞。
「回したら負け」に気づくのに時間が掛かり、徐々に遅れる。
「+2m/s以上なら回す」と決めて動くも、なんの事はない、兎に角進んだもの勝ち。
一機は引き離すものの、地元の老獪には離されたままでゴール。
降りてから握手。老獪が計器を見せながら曰く
「俺は下手くそなんだ。最高時速78㎞/hしか出ていない。」
二人で私の計器の最高時速を調べる。なんと1㎞/h速い、79㎞/h。大笑い。
多分、100㎞/hは出しても良いコンディションであっただろう。
多くのゴール者が出ると、時間得点の比率が上がる。
今日はフランス人2名もゴールし、チーム全員ゴール。
さてこの2,3分の遅れ、果たして逆転を許すことになるのか。
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