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feed <ボルネオ日記 9月18日> 水難事故、一歩手前。・・久しぶりに「焦る」 その2 (2016/9/21 21:56:57)
160918 ルスカン島 透明ボート
160918 ルスカン島 リゾート
160918 ルスカン島 リゾート 2

島に着くと、透明のボートを発見。
成程、これなら水中が透けて見えて、さぞ綺麗だろう。
聞くと 中国の企業が開発した船で、宣伝の為か、試用目的で置いて行ったとか。
早速、シュノーケル・セットを持ち、ライフ・ジャケットを着て乗り込む。
カヌーの経験を活かして大分沖合いに出る。

あまり魚がいない。そもそも船の底に砂が溜まっていて、また汚くて良く見えない。
少しづつ手ですくって出すが、効率が悪い。
という事で、相変わらず 何も考えずに暴挙に出た。
自ら船を大きく傾けて、水を引き入れて洗う・・・・って、そのまま転覆。

紐で縛ってあった浮き輪の片方が外れ、船は暫く片方の舳先だけ水面に。
やがてもう片方の浮き輪も外れて、ついに沈没。
2,3m下の海底。透明のボート。
水の中では、目を離したら、あっという間に見失いそう。

ここで更なる暴挙。
ボートを引き揚げる為には、潜る事が必要。
邪魔なライフジャケットを脱ぎ捨てて、ボートを持ち上げようとするが、
・・・上がらない。上げられない。

潮の流れが速く、浮き輪やライフジャケットはあっという間に遥か彼方。
水中メガネを使って、海底の透明ボートをなんとか目で追い続ける。
といってもそれ以上、何も出来ない。
んんん。手の施しようがない。グリコ。暫しお手上げ状態。
ライフ・ジャケットもなく、シュノーケリングでただ、ボートを視認し続けるのみ。
「Waiver条項(事故はSHOPの責任ではない、壊したものは弁償・・・)にはサインしたよなあ。
 10万は下らないだろうなあ・・・。」
とか、考えていたが、実はそんなことより生命の危険が迫っていたかも。

なすすべもなく浮いていると・・・そこに ライフ・ガードのお兄さんが登場。
ライフ・ジャケットを渡してくれる。やがて、モーターボートも駆けつける。
んんん、これって、完全に遭難して救助されたって状況だなあ。

それから更に、大騒動。
沈没したボートが見つからない。
何せ、透明である。
暫く探して、ようやく発見。3人掛かりで引き揚げる。

反省。
ハングの教訓そのXX「初めての事を同時に三つやってはならない」
初めての道具を使う時は、もっと最初に確認すべきだった。考察すべきだった。
浮き輪の装着状況は? 
そもそも このボートは材質からいって転覆したら沈むのか、浮くか等など。
そもそも自ら転覆させたとは・・・はい、相変わらず、あほです。

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