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link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed 復活戦 1日目 (2016/10/2 23:05:56)
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いよいよ復活の第一日目
天気は最高にいい朝
今回滞在しているホテルからは海が見えるのですが、今日は朝から波が高いようで
波が海面を打ち付ける音がいつもよりも大きく聞こえます。

そういえば昨日出会ったサーファーが今日は最高の波だと言っていました。
ちなみにレユニオンの海はサメが出るので基本的に柵のある遊泳ポイント以外は遊泳禁止です。


サーファーは危険でない時間帯を知っていて、その時間帯だけ海に行っているらしいです。
おーこわ。

さて、復活戦の初日ということで、緊張・・・・・・しませんね。全く。
いつも通りです。
ここで舞い上がることはないんだな。と自分で思うくらい絶好調。
ただ、早く競技をしたいという欲求は人より強い。

今回のゼッケンは20番。


これは昨年のワールドカップの最終戦での成績になります。
早く1にしないと・・・・・。

美しいT.O.は今日は大会の為にテントが張られ、大会モード。


本日のタスクをタスクコミッティーと呼ばれる競技の設定者が今日のコンディションを見ながら考えます。


今日のレースは70kmのレース。
スタートは11:50。離陸したのは11:10頃


ここ から元のページに飛べます
まずはこれをそれぞれGPSに入力していきます。


南北に行ったり来たりなのですが、昨日の練習でもわかったように、さて、どのコースを通っていくか。
今日のタスクを振り返ると

前半:ナイスな判断
中盤:油断してしまった。
後半:ぎりぎりのリカバリー。

前半は、一番南北へと移動する距離の長いセクション。
スタートは、いっちばーん!!と飛び出して、最初のターンポイントを切り、
ウキウキと攻めまくる。
私のグライダーはオレンジと黒のグライダーなのですが、全く同じカラーの地元パイロットが私と似たようなフライトスタイル。
同じ色のグライダーが先頭を突っ走っていきます。


そして、北上中、私が一つ飛びぬけて先行。
後続に比べると数百メートル高度が低いですが、コンディション的には問題なし!!
しかも後続をしっかり離しているので二つ目のターンポイントもリード。

ここから南下。
しかし、ここで少しリードしていることもあってスピードを緩めて飛んだのが災い。
高度は低いのに後続に追いつかれ、追い越されてしまいます。
しかも高度差があるままに。

一つ先に行った集団を出し抜くのに持っているカードは、次の海側のポイントに対して
私と同じ色のグライダーは海側を飛んでいるのに対し、高いグループは山側を行くのでコースが遠回り。


しかも、この先サーマルの強いポイントを通る。
思惑通り、集団を今度は追い抜いて先行。

別に低い高度で飛ぶのが好きなわけではないのですが、
結果として終始トップ集団とは100m以上の差があったレース。

このとき、1機だけ、われわれよりさらに海側。というか海の上を高く飛んでいくグライダーが
この後の後半戦を一人リードしていきます。


そしてゴールへ向かう最後の南下。
苦しい中も集団とは抜きつ抜かれつ。
よっしゃ最後のサーマルじゃ!!とつかんだ上昇。
ゴールまでぎりぎり届くか届かないかの時に集団は高くゴールへ。

これ以上は離されるわけにはいかない。
と、ゴールへ向かう。
しかし、私は本当にぎりぎりの高度。

なのでアクセル(スピードをUPさせるためのコントロール)が使えない。
ゴール到達予想高度は15m。
少し下降気流になると届かない。

集団で来ていた廣川選手たちは高度があるのでアクセルを踏んで最後のスピードをかけていく、。
くう、ここはもう我慢して到達を考えないと・・・・・。

最後はラインを切ってゴールしてそのまま数秒で着陸。
あぶなかった・・・・・。

ということで復活第一線の初日はシングルゴール。
まだリザルトは出てないのですが。


同じカラー、同じ装備でTしゃつまで同じで、しかも同じフライトスタイル。
飛んでいたパイロットたちから、お前ら低く2機で先行しすぎだ!と言われている。

よしよし、まずは初日をしっかり押さえた。
しかし、今回はしっかり攻めていきます。


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