RSSHEADLINES SKYSPORTS

「To Do Listの前に、Want To Do List を書け」
「キナバル山に登る」　
WTDにそう書き込まれたのは、2003年である。
初めてブルネイへ、愛読書「地球の歩き方 マレーシア編」を買い、興味を持った。
2005年、近隣の街、コタキナバルに行くとその想いを強くした。
何と威圧感のある山容か。そこには、死んだ人々の霊が住むと言う。
2012年、駐在地のドバイからボルネオ島東海岸にダイビングに行く。
その帰りに麓のキナバル公園まで観光に来た。
何時かはこの山を征服しよう。見上げた光景は、はっきりと覚えている。
その後、ブルネイ駐在になるとは全く思わなかった時の話である。

さて、私の登山歴は・・・ゼロに等しい。
中学校の時に、お気に入りの場所、近所の火剣山に12回登頂、ってこれは標高282.6m。
結婚前に富士山へ。高山病で吐いて、嫁さんに介抱された。
結婚後、二人で谷川岳に。
娘と三人で赤城山と吾妻山。
息子と二人で、大平山（300m？）と、武甲山。以上、かな。

さて、如何に攻めるか。
先ずは「友達5人呼ぶ計画」の一環として、友達の中で一番の登山家、
かよっぺとダヤンにラブ・コール。説得成功。

かよっぺとやり取りする内に、偶然にも、かよっぺの友達が　お気に入りの場所、
ランビル・ヒルズ国立公園で知り合ったDr. Kayaの先輩である事が判明。
その後、暫しメル友状態。
ジャングルに興味を持つ私に、いろいろ指導をして頂いた。
この「かよっぺの友達」と4人で、「チーム かよっぺ」を結成、
目標の実現を目指すことにした。

山小屋の手配やらを進め、またブルネイで情報収集。
下山途中にロッククライミングが出来ることを取引先のB社に教えてもらう。

トレーニングも開始。
FBで、3ヶ月で100km走ると宣言。
途中で足を痛めて、水泳と自転車に切り替えるも、
「2，4，6ルール」にて、見事、101km到達。
やれる事はやった。

いよいよ山頂アタックである。