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feed <ボルネオ日記 10月2日> 13年越しの想い・・久しぶりに「不安」がよぎる。 (2016/10/5 23:16:43)
161001 山小屋からの夕焼けー1
161001 山小屋からの夕焼けー2
161001 山小屋からの夕焼けー3
161001 山小屋からの夕焼けー夜と昼の境
161001 キナバル公園 + ガイドさん
161001 階段が続く
161001 山小屋 3300M

キナバル山は4095m、東南アジア最高峰の山。
そう、高山病になった富士山より高いのである。

登り口、キナバル公園の標高は、約1900m。
その差、約2200m。
見上げる頂上は遥か上。
人間、一日であんな所までいけるのだろうか。

朝9時前に登山開始。
登りだすと、階段、また階段。
急勾配の山。地図によると9kmの距離で2.2km上がる計算である。
よく整備された登山道。逆に、それだけ段差がきつい。「帰りが大変そうだなあ。」

最初は会話が弾むが、あっという間に無口に。
んんん、鍛え方が、明らかに足りない。
登山ど素人も露呈。
荷物の一つをダヤンに託し、スティックを借り受け、かよっぺに、使い方の指導を受ける。

3000mを超えた辺りから、明らかに空気が薄くなるのを感じる。
自然とあくびを連発。頭が重い。
高山病とまだ未完治の足、久しぶりに「不安」を覚える。
果たして、山頂まで到達できるのだろうか。
そして無事に戻れるのだろうか。

3300mの山小屋に、14時過ぎに到着。
雲海を見下ろし、日没を臨む。
さて、このお日様が今度昇って来る時には、山頂から見ることができるのだろうか。
まあ、それは兎も角、今はこの夕日が織り成す光景を楽しもう。

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