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乗馬、乗馬、乗馬、そしてまた乗馬。
遂に4日目、今日は4時間、林の中を主体に19㎞。
これにて、四日間で概ね15時間、計102㎞走破

そもそも何でまたスリランカで乗馬をしているんだ？
いや、そもそも何で私は乗馬をしているんだ？

乗馬をやろうと思い立ったのは、ちょうど10年前。
大河ドラマ「功名が辻」のオープニングで仲間由紀恵が馬に乗って疾走するシーンを見て。
何で彼女がこんなにうまく乗馬ができて、私にはできないんだ、という訳の分からない思いから
乗馬を始める事を思い立つ。

当時はブルネイで会社設立交渉の真っ最中。大体何時も2週間の出張の繰り返し。
間の土日を利用して乗馬スクールに通う。
無茶苦茶乱暴な教え方。3回目からジャンプの練習、6回目でジャンプに失敗して落馬。
でも、交渉相手や大使が乗馬クラブに来ており、良い社交の場になった。

日本駐在中は、値段が高いので暫くお預け。忘れない程度に練習する。
ドバイ駐在で開花。何せ、1回1500円弱と安い。
ドバイはブルネイ同様の英国文化の影響が強く、また元々遊牧民の国である。
乗馬が非常に盛ん。至る所に乗馬クラブがある、
息子もスクールに入れるが・・・曰く、「将来の役に立たない」と続かず。
わかっとらんなあ。

私はダイビング仲間に教えてもらって、初めてモンゴルで乗馬ツアーに参加。
その後、地の利を利用して、イギリスやスウェーデン、スペインの乗馬ツアーに。
更にはガラパゴス・ツアーでドタキャンを喰らい、アンデス山中で数日間乗馬を行う。
今回も同じ様な状況。
トラブった時に、カードを幾つも持っているのは、間違いなく良い。

さて、乗馬の何が良いのか？
スポーツ性、技術探究の面白さに加えて・・・駆け足による爽快感も見逃せない。
馬との対話？私の場合、そんな高尚なものではなく、馬との折り合いをどうつけるか。
そして歩くのに比べ、2倍の目線の高さによる眺めと、2，3倍の走破能力、スピード。
乗馬でなければ、4日間で100㎞もいろいろな所に行けない。

結局はハングと同じで、私にとっての乗馬の魅力はクロスカントリーかもしれない。