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1月4日(水曜日) 2017年初活動の日 (2017/1/5 23:52:51)
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急告:1/7(土)に、新年恒例お雑煮会を行います。
ご来場お待ちしておりまーす!!
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という訳で、近況スタートです。
◆今年も飛び始め
お正月明けとなる新年4日、JMGCはさっそく活動を開始しました。
まずは前日からスタンバイしていたモグジーさんが、今年の一番機として飛び立ちます。
これ以外にも、109は例によっていっぱい飛びました。
そして、セスナ172では久しぶりに今さんがご登場。
長屋さんと都内までひとっ飛びしてきたようです。
◆今日の単座
今日はとうとう、英さんが久しぶりの単座再デビューを果たしました。
15年のブランクが有るとは言え、さすがに手慣れたものです。
みんなが見上げる上空では佐々木マサシちゃんがひらりひらりと・・・
断じて遊んでいるのではありません。JMGCスタッフ、あるいはテストパイロットとしてRF4Dの挙動を理解しながら、今後の展開を考えているのです!
(とか言うw)
そのRF4Dは、メインギア、尾輪、そしてアウトリガのところに鉄板が埋め込まれた専用の駐機スペースが与えられました。
◆工場より
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。」
1月4日の仕事初めから、機体の配置換えが行われました。
ニッシーの愛称が定着しそうな西尾が2機目のリペイント作業に入りました。
明けても暮れても、削りかすで真っ白になるハードワークです。
リペイント作業は、通常はある程度機体が集まれば、スロベニアにあるセーニャねーさんが取り仕切る「グライダーサービス・ノバク」に出します。ここには屈強な若者たちが10人以上働いています。
しかし、今回のように、主翼だけの塗り替えなどは、自分たちでやらなければなりません。
屈強とは言えないニッシーはそれでも一人でがんばっています。
工場に立ち寄ったら、彼の仕事を見てやって、励ましてください。
年末に佐々木と小池さんが飛び、小池さんから大絶賛されたASK14の調整が最終段階を迎えています。
どんな手順でこのASK14に乗ってもらうか、考えている毎日です。
そのために、今まで隠し持っていたKa6CRを出そうかとも考えています。
Ka6CRとタンデムファルケに乗れて、2サイクルエンジンに慣れれば、乗れるのではないかと考えています。
G109Bや飛行機のように、チェックリストとにらめっこで、飛んでいても、計器板とにらめっこのような機体ではなく、機体と会話ができ、エンジンと会話ができなければ飛ぶことのできない機体です。
エンジンと会話ができなければ、エンジンをかけることもできません。
RF4DもASK14も現代の機体ではありません。
これらの機体を飛ばせることが、我々のプライドだと思っています。
珍しく、オーストラリア人とオランダ人が、いつもはアメリカ製の飛行機の整備を行っている第2工場で、ドイツ製のグローブG109Bの整備をしています。
どこにもアメリカが出てきませんが、とりあえず二人とも英語で喋っています。かたや、オーストラリア訛りで、かたや、クイーンズイングリッシュですが。
三田工場では、三田しかできない作業が進んでいます。
今日はASK21の後席風防のステーの修理を行っていました。
誰でも出来そうですが、溶接で少しでもアライメントが狂うと、風防は閉まりません。
RF4Dが出たために、ますますその需要が高まった、RF5です。
なんとか時間を作り、なるべく早めにRF5を出しますね。
三科が「早く出さなければなりませんよね」と言いつつ、機体の埃をはらっていました。
(文・写真 中澤愛一郎 ・佐々木マサシ / 編集 垣内)