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薪ストーブユーザーのみなさんは、 薪ストーブ使いこなしているのかな?
飛行中年
(2024/12/25 18:57:24)
薪ストーブユーザーのみなさんは、 薪ストーブ使いこなしているのかな? (2017/1/15 9:14:16)
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薪ストーブユーザーのみなさんは、 薪ストーブ使いこなしているのかな? (2017/1/15 9:14:16)
我が家も薪ストーブを使って6シーズン目…。
ウチでは既に、薪ストーブは「生活の一部」になっています。
毎日快適に薪ストーブを焚いているのですが…。
最近、ちょっと疑問に思うことが出てきました。
それは…。
薪ストーブを導入されている方で、どのくらいの方が、果たして薪ストーブを使いこなしているのでしょうか?
そして、それがちゃんと出来ていないがために、多くの煙を煙突から出してしまい、近隣の方にご迷惑をおかけしているのではないかと…。
もちろん私も、薪ストーブの使い方はまだまだ勉強中ですが、とりあえず快適に過ごすくらいは出来ています。
でも、毎日薪ストーブを焚いていると…。
この道具は、本当に使いこなすのには熟練が必要だ!
と、思います。
ちなみに…。
6シーズン焚き続けた我が家の現在の薪ストーブの使い方をご紹介しますと…。
まず薪組みを作ります。
中割りの薪の上に杉の細割を二本と、更にその上に中割りの薪を組みます。
そして、木っ端などに着火して火を育てていきます。
着火した後は、煙突にそこそこ暖かい空気は回ったころを見計らい、ドアを完全に閉めずに、少しだけ開けた状態にして、空気を勢いよく送り込んでやります。
ちなみにここまでに要する時間は、だいたい5分くらいです。
この状態で、ストーブトップが100度くらいになるまで火を育てていきます…。
…。
…。
ストーブも煙突も温まったところで、ようやくドアを閉めます。
空気の調整は、着火の時から一貫して全開です。
…。
…。
ストーブがどんどん暖まってきて、トップの温度が260度を超えそうになったら、そろそろダンパーを閉める準備をします。
…。が!
これが非常に難しい!
トップの温度が260度…。というのはあくまで目安…。
実際は薪の燃えている状態やストーブの周りから感じられる輻射熱を手のひらで感じて、感覚的にダンパーを閉めるタイミングをみています。
そして、本当ならまだ温度を上げたほうが二次燃焼に入りやすいのですが、手っ取り早く済ませたいので、ちょっと低めの温度でも二次燃焼に入るように…。
私はダンパーを閉める前に、一度薪をひっくり返します。
そうすると、炎の勢いが増し、二次燃焼に入りやすくなるのです。
勢いの増した炎からの熱い空気が、煙突を満たしたころ…。つまり、煙突のドラフトが良好になったころを見計らい、ダンパーを入れます。
これで、うまくいけば、少しくらい低めの温度でも二次燃焼に入ります。
(ちなみに、触媒のある薪ストーブで同様のことをやると、触媒を痛めてしまうかも…。上記はあくまで手っ取り早く二次燃焼に入れるための手段です。)
ダンパーを入れたら、すぐに煙突からの煙を確認します。
我が家は容易に煙突からの煙が確認できるので、このときとても助かります。
二次燃焼が成功すれば、煙突からはほとんど煙が出なくなります。
それが失敗した場合、もう少し待ってストーブの温度を上げ、再び薪をひっ繰り返して同じことを繰り返します。
二次燃焼が成功したら、ストーブトップが300度を超えるまで待ちます。
ここでもまだ空気の調整レバーは全開のままです。
…。
…。
ストーブトップが300度を超えてきました。
ここでようやく空気調整レバーを絞り始めます。
そして、燃焼が安定している範囲で、できるだけ空気を絞っていくのです。
(ちなみに我が家の薪ストーブ「アクレイム」は、エバーバーン方式という独特な二次燃焼方式のためか、この後もこまめに空気の量を調整してやらないと、温度が一定になりにくい特性があります。)
これが我が家の薪ストーブの焚き方です。
もう今まで何百回も行ってきたので、一つ一つの動作に迷うこともなく、このタイミング!っと、躊躇なく進められるようになりました。
でも、正直ここまで来るまでは、試行錯誤の連続!でした。(笑)
最初のころは、マニュアル通りにやれば二次燃焼に入ると思い込んで、ずいぶんと煙突から煙を出していたものです。
それが、いつしか「おかしい!」と気が付き、いろいろと焚き方を工夫して、2シーズン目途中くらいでようやく確実に二次燃焼に入れられるようになりました。
でも、これって、私がたまたまオタクっぽい性格だったから、いろいろと考えたり調べたりして出来るようになったように思えます。
凝り性でもオタクでもなく、普通に薪ストーブを「暖房器具」と考えている方だと、よほど薪ストーブ屋さんがしっかり教えていないと、うまく焚けないと思います。
そもそも、薪ストーブを使いこなしている方ならば、ほとんど煙突から煙を出さないはずです。
出たとしても、最初の焚き始めから10分くらい…。それも、かなり薄い煙になるはずです。
たまに、まるで焚き火の様な濃い煙を煙突から出しているストーバーの方を見ますが、これは何かが間違っているからだろうと思います。
薪ストーブの煙は、近隣の方の迷惑になりますが、正直、間違った薪ストーブの使い方を続ければ、当然、ご近所さんからクレームが入ってしまいます。
そして、おそらくですが、多くの薪ストーバーが薪ストーブを使いこなせないがために、ご近所にご迷惑をおかけし、薪ストーブのイメージが悪くなっているようにも思えます。
そのようなことが起こらないようにするためにも、薪ストーブユーザーはしっかり薪ストーブの焚き方を勉強し、そして、薪ストーブの販売店さんも、しっかしとしたレクチャーやアフターフォローを行うことが
、薪ストーブの普及の上ではとても重要ことだと私は思うのです…。
今回は、ちょっとそんなことを言いたかったので、このブログを書かせていただきました!
ウチでは既に、薪ストーブは「生活の一部」になっています。
毎日快適に薪ストーブを焚いているのですが…。
最近、ちょっと疑問に思うことが出てきました。
それは…。
薪ストーブを導入されている方で、どのくらいの方が、果たして薪ストーブを使いこなしているのでしょうか?
そして、それがちゃんと出来ていないがために、多くの煙を煙突から出してしまい、近隣の方にご迷惑をおかけしているのではないかと…。
もちろん私も、薪ストーブの使い方はまだまだ勉強中ですが、とりあえず快適に過ごすくらいは出来ています。
でも、毎日薪ストーブを焚いていると…。
この道具は、本当に使いこなすのには熟練が必要だ!
と、思います。
ちなみに…。
6シーズン焚き続けた我が家の現在の薪ストーブの使い方をご紹介しますと…。
まず薪組みを作ります。
中割りの薪の上に杉の細割を二本と、更にその上に中割りの薪を組みます。
そして、木っ端などに着火して火を育てていきます。
着火した後は、煙突にそこそこ暖かい空気は回ったころを見計らい、ドアを完全に閉めずに、少しだけ開けた状態にして、空気を勢いよく送り込んでやります。
ちなみにここまでに要する時間は、だいたい5分くらいです。
この状態で、ストーブトップが100度くらいになるまで火を育てていきます…。
…。
…。
ストーブも煙突も温まったところで、ようやくドアを閉めます。
空気の調整は、着火の時から一貫して全開です。
…。
…。
ストーブがどんどん暖まってきて、トップの温度が260度を超えそうになったら、そろそろダンパーを閉める準備をします。
…。が!
これが非常に難しい!
トップの温度が260度…。というのはあくまで目安…。
実際は薪の燃えている状態やストーブの周りから感じられる輻射熱を手のひらで感じて、感覚的にダンパーを閉めるタイミングをみています。
そして、本当ならまだ温度を上げたほうが二次燃焼に入りやすいのですが、手っ取り早く済ませたいので、ちょっと低めの温度でも二次燃焼に入るように…。
私はダンパーを閉める前に、一度薪をひっくり返します。
そうすると、炎の勢いが増し、二次燃焼に入りやすくなるのです。
勢いの増した炎からの熱い空気が、煙突を満たしたころ…。つまり、煙突のドラフトが良好になったころを見計らい、ダンパーを入れます。
これで、うまくいけば、少しくらい低めの温度でも二次燃焼に入ります。
(ちなみに、触媒のある薪ストーブで同様のことをやると、触媒を痛めてしまうかも…。上記はあくまで手っ取り早く二次燃焼に入れるための手段です。)
ダンパーを入れたら、すぐに煙突からの煙を確認します。
我が家は容易に煙突からの煙が確認できるので、このときとても助かります。
二次燃焼が成功すれば、煙突からはほとんど煙が出なくなります。
それが失敗した場合、もう少し待ってストーブの温度を上げ、再び薪をひっ繰り返して同じことを繰り返します。
二次燃焼が成功したら、ストーブトップが300度を超えるまで待ちます。
ここでもまだ空気の調整レバーは全開のままです。
…。
…。
ストーブトップが300度を超えてきました。
ここでようやく空気調整レバーを絞り始めます。
そして、燃焼が安定している範囲で、できるだけ空気を絞っていくのです。
(ちなみに我が家の薪ストーブ「アクレイム」は、エバーバーン方式という独特な二次燃焼方式のためか、この後もこまめに空気の量を調整してやらないと、温度が一定になりにくい特性があります。)
これが我が家の薪ストーブの焚き方です。
もう今まで何百回も行ってきたので、一つ一つの動作に迷うこともなく、このタイミング!っと、躊躇なく進められるようになりました。
でも、正直ここまで来るまでは、試行錯誤の連続!でした。(笑)
最初のころは、マニュアル通りにやれば二次燃焼に入ると思い込んで、ずいぶんと煙突から煙を出していたものです。
それが、いつしか「おかしい!」と気が付き、いろいろと焚き方を工夫して、2シーズン目途中くらいでようやく確実に二次燃焼に入れられるようになりました。
でも、これって、私がたまたまオタクっぽい性格だったから、いろいろと考えたり調べたりして出来るようになったように思えます。
凝り性でもオタクでもなく、普通に薪ストーブを「暖房器具」と考えている方だと、よほど薪ストーブ屋さんがしっかり教えていないと、うまく焚けないと思います。
そもそも、薪ストーブを使いこなしている方ならば、ほとんど煙突から煙を出さないはずです。
出たとしても、最初の焚き始めから10分くらい…。それも、かなり薄い煙になるはずです。
たまに、まるで焚き火の様な濃い煙を煙突から出しているストーバーの方を見ますが、これは何かが間違っているからだろうと思います。
薪ストーブの煙は、近隣の方の迷惑になりますが、正直、間違った薪ストーブの使い方を続ければ、当然、ご近所さんからクレームが入ってしまいます。
そして、おそらくですが、多くの薪ストーバーが薪ストーブを使いこなせないがために、ご近所にご迷惑をおかけし、薪ストーブのイメージが悪くなっているようにも思えます。
そのようなことが起こらないようにするためにも、薪ストーブユーザーはしっかり薪ストーブの焚き方を勉強し、そして、薪ストーブの販売店さんも、しっかしとしたレクチャーやアフターフォローを行うことが
、薪ストーブの普及の上ではとても重要ことだと私は思うのです…。
今回は、ちょっとそんなことを言いたかったので、このブログを書かせていただきました!
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