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大会最終日からの帰国
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
大会最終日からの帰国 (2017/2/1 20:05:06)
ポッドキャスト : image/jpeg
大会最終日
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大会最終日からの帰国 (2017/2/1 20:05:06)
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大会最終日
私のズタボロになってしまった愛機のことを聞いたパイロット仲間の多くが、
グライダーの貸し出しを申し出てくれました。
仲間っていうのは、競い合っていても気持ちがいいものです。
その中でも、やはりパフォーマンスが気になっていたところ、
ブラジルの友人(彼は選手ではなく、スタッフをしていた)が、
ほとんど新品に近いグライダーを貸してくれることになり、それをありがたく使わせてもらうことにしました。
白黒のシンプルな奴です。
グライダーは同じものでもほんの少しですが、やっぱり癖が違います。
普通に乗っていてもあまり感じませんが、レースで特にフルスピードで飛んでたりするとその差が感じられます。
私のいいままで使っていたものは、フルアクセルしているとき、特に右の翼が急に潰れるといった失速傾向があったのですが、
この機体はそれよりも若干のしなりがあって、ただ、それよりは少ないものの、両翼の端っこが最高速時安定しない感じです。
なんというか、少し、今までよりも固い感じといいますか・・・・。
まぁ、同じ機体なので、本当に少しの差なのですが。
それはそうとして、「今日の日を飛べる」ということがこの上なく嬉しいと感じたのです。
今回の大会、私のワールドカップ大会歴でも1番と言っていいほど悪い成績です。
日本に帰るのが嫌になるほど・・・。
応援してくださっている方々になんといっていいのか、ただただ申し訳ない結果です。
ですが、最終日まできっちり戦って帰ろうという気持ちで最終日のフライトに行きました。
大会最終日
私のズタボロになってしまった愛機のことを聞いたパイロット仲間の多くが、
グライダーの貸し出しを申し出てくれました。
仲間っていうのは、競い合っていても気持ちがいいものです。
その中でも、やはりパフォーマンスが気になっていたところ、
ブラジルの友人(彼は選手ではなく、スタッフをしていた)が、
ほとんど新品に近いグライダーを貸してくれることになり、それをありがたく使わせてもらうことにしました。
白黒のシンプルな奴です。
グライダーは同じものでもほんの少しですが、やっぱり癖が違います。
普通に乗っていてもあまり感じませんが、レースで特にフルスピードで飛んでたりするとその差が感じられます。
私のいいままで使っていたものは、フルアクセルしているとき、特に右の翼が急に潰れるといった失速傾向があったのですが、
この機体はそれよりも若干のしなりがあって、ただ、それよりは少ないものの、両翼の端っこが最高速時安定しない感じです。
なんというか、少し、今までよりも固い感じといいますか・・・・。
まぁ、同じ機体なので、本当に少しの差なのですが。
それはそうとして、「今日の日を飛べる」ということがこの上なく嬉しいと感じたのです。
今回の大会、私のワールドカップ大会歴でも1番と言っていいほど悪い成績です。
日本に帰るのが嫌になるほど・・・。
応援してくださっている方々になんといっていいのか、ただただ申し訳ない結果です。
ですが、最終日まできっちり戦って帰ろうという気持ちで最終日のフライトに行きました。
どうやら最後の3日間は、雨が降らずに徐々に乾燥してきて、サーマルが根元から強くなってきていたらしく、
私の普段のような突っ走ったトビをして言っても、リズムがとりやすくなっていたようです。
ただ、ところどころ弱くなるサーマルの区間は、やはりその前までの日を思い出してしまい、思い切って突っ込むことができません。
もう私は失うものがなくても、それでも最終日はしっかりゴールしていきたいと、そうでないと次に進めないと思って飛んでいました。
この日トップを取ったマキシム・ピノは私と同じように全体の成績が悪かったがゆえに、思いっきり一人で先行した飛びをして、
彼の若い勢いと考え方の違いに尊敬の念と、やはり若さを見た気持ちになりました。
試合はこの日、私はトップの集団で飛び続け、
最後はコースを身長に選ぶがゆえに、最終的にゴールい近づけば近づくほど高くなり、
ゴールを切った時点で1000mもの高度を残して最後のレースを終えました。
バラダレスの街をしっかり目に焼き付け、悔しい今回の大会は幕を閉じました。
セレモニー前にいつもの3人で夕食を食べに行くと、
シャルはなんだかもう満面の笑顔
それもそう。彼は今回総合で3位。そして・・・・
今回、女性では日本人でフランスチームの私の姉としたっている聖子選手が優勝
そして総合はイタリアのアーロンが優勝を飾りました。
そのまま夜は飲み会に!!
そうして夜はふけ・・・・・・・
深夜2時にバスに搭乗。
帰国の路へと着いたのです。
が、このバスがまた寝にくい、そして死ぬほどクーラーをかけるので寒すぎる・・・・・。
5時間乗ってほとんど寝れずにビトリアへ。
しすてそこから友人マーク、そしてその彼女と3人でしばしの休みを満喫。
レンタカーを借りて
海へ
そしてドイツ人対日本人
最後は友情を確かめる!
こうして長いスーパーファイナルは終了しました。
この先携帯電話がなくなるというトラブルが発生し、
現在も大変不便なことになっていますが、
それ以外は無事に日本へ。
応援していただいた皆さんには本当に申し訳ない結果でした。
この悔しさと無念は、2017シーズン、必ず借りを返していきます。
ですからどうぞこれからも応援よろしくお願いいたします!!!
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