ホーム
>>
RSSセンター
>>
クロスカントリーフライトでのランディングで、安全を確保する方法。
飛行中年
(2024/12/25 18:57:24)
クロスカントリーフライトでのランディングで、安全を確保する方法。 (2017/3/26 19:36:52)
RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
クロスカントリーフライトでのランディングで、安全を確保する方法。 (2017/3/26 19:36:52)
いよいよ本格的なクロスカントリーシーズンの到来です!
楽しいクロスカントリーフライトのために、ちょっと安全のためにランディング時の注意点をまとめてみました!
これを読んで、安全なクロスカントリーフライトを心がけてください。
クロスカントリーフライトでのランディングでは、初めて降りる場所ということからいろいろな危険が付きまといます。
そんなクロスカントリー時のランディングも、いくつかの簡単な注意点を守っていただければ、大幅に事故を防ぐことは可能なのです。
クロスカントリーフライトを安全に行うために、以下に実際に私が過去行ってきたクロスカントリーフライトでのランディング時の注意点をご紹介いたします。
・最も広く安全なランディング場所に降りること。
クロスカントリー時のランディングについて、その時に降りられる場所の中でも、とにかく最も広く安全なランディング場所を選択することは鉄則です。
「回収が楽だから」とか、「機体が汚れないから」などの理由で、自ら狭く危険性の伴うランディング場所を選択することは、とても愚かな行為です。
もし、そのような理由で危険性の高いランディング場をいつも選択していると、例えば100回のそのようなランディングの中では、何度か危険を伴うランディングがおこる可能性が出てくることになると思います。
クロスカントリー時のランディングでは何が起こるか分かりません。
そのようなことをできるだけ避けるためにも、とにかく最も安全に降りられるランディング場所をまずは選択してください。
風向きの確認
クロスカントリー先でのランディングでは、風向きを正確に知ることは重要です。
しかし、上空からではその重要ランディング情報でもある風向きも、なかなかわかりづらいものです。
そんなわかりづらい風向きではありますが、次のようなことを実施すれば、かなりランディング場所の風向きを知ることはできると思います。
とにかく観察。
地上にある、ありとあらゆるものに注意し、風向きを知る方法です。
オーソドックスなものでは、鯉のぼりや旗、煙などありますが、ほかにも木の揺れる様子や池など水が溜まっている場所での波の立ち方などを観察すれば、風向きを知ることはできます。
360度旋回を繰り返す。
360度旋回を繰り返せば、あなたの機体は風下へと流れていきます。
これでもある程度は正確に風向きを知ることはできます。
ただし、旋回はじめでは、地上に目標物を決めて、それを中心に旋回を始めることが重要です。
目標物を決めておかないと、風が弱い場合、どっちに流れているのかなかな判断できないものです。
トイレットペーパーなどの切れ端を空中から投げてみる。
この方法はかなり地上の風向きを正確に知ることができます。
なるべく塊にならないようにフワフワ落ちる状態にして投げるのがポイント。
ただし、投げたペーパーは必ず回収してくださいね!
・ダストデビルなどの乱流の存在を知る。
クロスカントリーフライトは、サーマルを乗り継いで距離を伸ばしていきます。
しかし、運悪くサーマルの乗り継ぎがうまくいかなかった場合は要注意!
なぜならば、サーマルなどの上昇気流が存在しているそのすぐ下の地上の風は、とても荒れていることが多いからです。
これは上空で空気が大量に吸い上げられているのですから仕方ありません。
このような空域でのランディングでは、ダストデビルなどの強い乱流が発生しやすいので要注意です。
このようなダストデビルなどの乱流は、土煙や木の揺れ方、さらには空中に巻き上げられるゴミなどで知ることができますので、できるだけ早い段階で見つけてください。
このような強い乱流は、できるだけ遠くに逃げるしか安全を確保する方法がなく、もし遭遇してしまった場合、もう安全の確保は無理と考えてください。
また、クロスカントリーフライト以外でのフライトにおいても、大きな、あるいは、強いリフトが存在し、なかなかグライダーが降りない時は、ランディングを急いで無理に降りようとすることは絶対に避けてください。
このような時、地上付近で発生している強い乱流での事故率は非常に高くなります。
そのまま自然に降りるまで待つか、あるいは、自然にグライダーが下りていくような空域まで移動し、安定した風の中で安全にランディングしてください。
・地上に人が存在しているときは、その人の視界に入るところへランディングする。
春の田畑では、農作業をされている方が結構いるものです。
クロスカントリーフライトでのランディングでは、もし、どこに降りてもたいして安全性には変わりない場所の場合は、なるべく、このような農作業をされている方の視界に入る場所へランディングすることを、私は皆さんにお勧めしています。
これは、ランディング後、その土地に降ろさせていただいたことに対するご挨拶もあるのですが、もし、万が一にもランディングでアクシデントが起こり、あなたが身動きできなくなる、あるいは、意識を失うようなことがあった場合、そのような作業をされている方に助けていただける確率がとても高くなるのです。
他人の善意をあてにすることはよいことではありませんが、しかし、この場合、命にかかわることにもなりかねないので、私はクロスカントリーを行う方にはこの方法を今までお勧めしてきました。
以上のことを守っていただけるだけで、あなたのクロスカントリーフライト時のランディングでの安全性はずいぶん向上すると私は思います。
決して無理をせず、フライト後、必ず仲間とあの旨いビールを飲めるためにも、安全なクロスカントリ-フライトを心がけてくださいね!
楽しいクロスカントリーフライトのために、ちょっと安全のためにランディング時の注意点をまとめてみました!
これを読んで、安全なクロスカントリーフライトを心がけてください。
クロスカントリーフライトでのランディングでは、初めて降りる場所ということからいろいろな危険が付きまといます。
そんなクロスカントリー時のランディングも、いくつかの簡単な注意点を守っていただければ、大幅に事故を防ぐことは可能なのです。
クロスカントリーフライトを安全に行うために、以下に実際に私が過去行ってきたクロスカントリーフライトでのランディング時の注意点をご紹介いたします。
・最も広く安全なランディング場所に降りること。
クロスカントリー時のランディングについて、その時に降りられる場所の中でも、とにかく最も広く安全なランディング場所を選択することは鉄則です。
「回収が楽だから」とか、「機体が汚れないから」などの理由で、自ら狭く危険性の伴うランディング場所を選択することは、とても愚かな行為です。
もし、そのような理由で危険性の高いランディング場をいつも選択していると、例えば100回のそのようなランディングの中では、何度か危険を伴うランディングがおこる可能性が出てくることになると思います。
クロスカントリー時のランディングでは何が起こるか分かりません。
そのようなことをできるだけ避けるためにも、とにかく最も安全に降りられるランディング場所をまずは選択してください。
風向きの確認
クロスカントリー先でのランディングでは、風向きを正確に知ることは重要です。
しかし、上空からではその重要ランディング情報でもある風向きも、なかなかわかりづらいものです。
そんなわかりづらい風向きではありますが、次のようなことを実施すれば、かなりランディング場所の風向きを知ることはできると思います。
とにかく観察。
地上にある、ありとあらゆるものに注意し、風向きを知る方法です。
オーソドックスなものでは、鯉のぼりや旗、煙などありますが、ほかにも木の揺れる様子や池など水が溜まっている場所での波の立ち方などを観察すれば、風向きを知ることはできます。
360度旋回を繰り返す。
360度旋回を繰り返せば、あなたの機体は風下へと流れていきます。
これでもある程度は正確に風向きを知ることはできます。
ただし、旋回はじめでは、地上に目標物を決めて、それを中心に旋回を始めることが重要です。
目標物を決めておかないと、風が弱い場合、どっちに流れているのかなかな判断できないものです。
トイレットペーパーなどの切れ端を空中から投げてみる。
この方法はかなり地上の風向きを正確に知ることができます。
なるべく塊にならないようにフワフワ落ちる状態にして投げるのがポイント。
ただし、投げたペーパーは必ず回収してくださいね!
・ダストデビルなどの乱流の存在を知る。
クロスカントリーフライトは、サーマルを乗り継いで距離を伸ばしていきます。
しかし、運悪くサーマルの乗り継ぎがうまくいかなかった場合は要注意!
なぜならば、サーマルなどの上昇気流が存在しているそのすぐ下の地上の風は、とても荒れていることが多いからです。
これは上空で空気が大量に吸い上げられているのですから仕方ありません。
このような空域でのランディングでは、ダストデビルなどの強い乱流が発生しやすいので要注意です。
このようなダストデビルなどの乱流は、土煙や木の揺れ方、さらには空中に巻き上げられるゴミなどで知ることができますので、できるだけ早い段階で見つけてください。
このような強い乱流は、できるだけ遠くに逃げるしか安全を確保する方法がなく、もし遭遇してしまった場合、もう安全の確保は無理と考えてください。
また、クロスカントリーフライト以外でのフライトにおいても、大きな、あるいは、強いリフトが存在し、なかなかグライダーが降りない時は、ランディングを急いで無理に降りようとすることは絶対に避けてください。
このような時、地上付近で発生している強い乱流での事故率は非常に高くなります。
そのまま自然に降りるまで待つか、あるいは、自然にグライダーが下りていくような空域まで移動し、安定した風の中で安全にランディングしてください。
・地上に人が存在しているときは、その人の視界に入るところへランディングする。
春の田畑では、農作業をされている方が結構いるものです。
クロスカントリーフライトでのランディングでは、もし、どこに降りてもたいして安全性には変わりない場所の場合は、なるべく、このような農作業をされている方の視界に入る場所へランディングすることを、私は皆さんにお勧めしています。
これは、ランディング後、その土地に降ろさせていただいたことに対するご挨拶もあるのですが、もし、万が一にもランディングでアクシデントが起こり、あなたが身動きできなくなる、あるいは、意識を失うようなことがあった場合、そのような作業をされている方に助けていただける確率がとても高くなるのです。
他人の善意をあてにすることはよいことではありませんが、しかし、この場合、命にかかわることにもなりかねないので、私はクロスカントリーを行う方にはこの方法を今までお勧めしてきました。
以上のことを守っていただけるだけで、あなたのクロスカントリーフライト時のランディングでの安全性はずいぶん向上すると私は思います。
決して無理をせず、フライト後、必ず仲間とあの旨いビールを飲めるためにも、安全なクロスカントリ-フライトを心がけてくださいね!
execution time : 0.005 sec