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クラブの沿革
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クラブの沿革 (2011/4/18 18:30:10)
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クラブの沿革 (2011/4/18 18:30:10)
軽飛行機の軽快な機動性とグライダーの快適さを兼ね合わせたモーターグライダーのグループが,札幌市内にある。会員たちは「比較的たやすく操縦でき,かかる費用もゴルフに比べれば安いもの」と大空のスポーツを楽しんでいる。
エアロスポーツ北海道=吉田勝三代表(64),10人=で,昨年8月に発足したばかり。医師や会社経営者,公務員など職業はさまざまだが,30歳代の男性がほとんど。代表の吉田さんは航空大学校帯広分校の元教官で,現在はフライトインストラクター。
モーターグライダーが日本で普及し始めたのは数年前からで,「日本にはまだ5機しかない」(吉田さん)という。同会が使っている機体は西独製,オールプラスチック,エンジンは90馬力。長さ8メートル,高さ2メートル,主翼の長さは左右合わせて17メートルあり,重量は850キロ。巡航速度は時速90ノット約170キロ)で,燃料満たん(100リットル)で飛んだ場合,約1500キロ(札幌-名古屋)飛べるそう。離陸と上昇の時はエンジンを使い,一定の高度に達すればエンジンを切り,グライダーのように滑空し,上昇気流にうまく乗れば100キロでも滑空を楽しめる。着陸態勢に入る時は,エンジンを再指導させてもよい。
会員の一人板倉信博さん=北区,印刷会社経営=は「丘珠空港を基地に毎週土,日曜日を中心に飛んでいますが,空には障害物がないからとてもそう快。上空でエンジンを切って滑空している時,風の音がなんともいえない」と目を輝かす。これまでの飛行時間は30時間ほど。まだ吉田さんが同乗して飛んでいるが,単独飛行できる日も間近という。
同会の入会金は6万円。年間会費4万円で,飛行時間30分当たり9千円,会員たちは「ゴルフなどに比べれば安い。」と話している。(1986(S61).8.7「北海道新聞朝刊」
エアロスポーツ北海道=吉田勝三代表(64),10人=で,昨年8月に発足したばかり。医師や会社経営者,公務員など職業はさまざまだが,30歳代の男性がほとんど。代表の吉田さんは航空大学校帯広分校の元教官で,現在はフライトインストラクター。
モーターグライダーが日本で普及し始めたのは数年前からで,「日本にはまだ5機しかない」(吉田さん)という。同会が使っている機体は西独製,オールプラスチック,エンジンは90馬力。長さ8メートル,高さ2メートル,主翼の長さは左右合わせて17メートルあり,重量は850キロ。巡航速度は時速90ノット約170キロ)で,燃料満たん(100リットル)で飛んだ場合,約1500キロ(札幌-名古屋)飛べるそう。離陸と上昇の時はエンジンを使い,一定の高度に達すればエンジンを切り,グライダーのように滑空し,上昇気流にうまく乗れば100キロでも滑空を楽しめる。着陸態勢に入る時は,エンジンを再指導させてもよい。
会員の一人板倉信博さん=北区,印刷会社経営=は「丘珠空港を基地に毎週土,日曜日を中心に飛んでいますが,空には障害物がないからとてもそう快。上空でエンジンを切って滑空している時,風の音がなんともいえない」と目を輝かす。これまでの飛行時間は30時間ほど。まだ吉田さんが同乗して飛んでいるが,単独飛行できる日も間近という。
同会の入会金は6万円。年間会費4万円で,飛行時間30分当たり9千円,会員たちは「ゴルフなどに比べれば安い。」と話している。(1986(S61).8.7「北海道新聞朝刊」
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