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人生102歳まで生きるつもり。
科学技術の進歩を考えると、まあ、これ位は行けるだろう。
とは言え、はや52歳。折り返し点を通過。
となると、そろそろいろいろな想いは達成して行かなければならない。

親父の職場への案内。
最初に計画したのは、2002年。
中国・広東省の化学品製造・販売会社で社長をやっている時だった。
金属製品の加工を営む町工場を経営する親父。
同業者の集まりで、中国へ研修旅行。
偶々すぐ近くまで来るとの事で、工場訪問の予定を組むが、多忙で対応できず、断念。

復活戦は2013年。
ドバイで伊藤忠中近東会社の社長時代。
親父お袋を呼ぼうと詳細スケジュールを立てる。
ところが兄貴が過労で急死。それどころではなくなり、断念。
兄貴と話をした最後のやり取りである。
こうなると、引くに引けない。是が非でも敢行すべし。

次なる駐在の地、ブルネイ。
他と違ってややこしいのは直行便がないこと。乗換えがあって簡単にはこれない。
と言うことで遠大な計画を立てる。
先ずは昨年8月、娘息子をブルネイに呼び、乗り換えのお勉強をさせる。
ブログを使って、乗り換えの詳細を記載して説明する。
そして本日、娘のエスコートでブルネイに・・・・

いや、私は知っている。
神様はそんなに甘くないことを。
今まで20回は使った香港経由のブルネイへのルート。
同僚等も含めると100回は数えるこの香港乗り継ぎ。
ところがなんと出発直前に娘からSOSの連絡。フライトが1時間前後遅延するという。
後で聞いた話によると、離陸前に飛行機に鳥が接触したらしい。・・・おーい。
未だ一度も乗り継ぎで誰も失敗したことはないというのに何という神の悪戯か。

七転八倒。
香港・中国勤務時代の昔の同僚、今はFB仲間の6人へ連絡をして、香港で一日過ごすことを考えたり
娘がブルネイ・ワンタッチで遊びに行くバンコクのE嬢にHELPをお願いしたり。

最終的には、・・・
なんと　香港、シンガポール、ブルネイという、全く想定外のルートで深夜着。
娘の交渉能力か、〇親切で有名なブルネイ航空の気まぐれか？？？

ここまで長い道のりでした。
ブルネイに来たら自分の庭、・・・いやいや、私のペースで連れ回したら、とても持たない。
思いっきりブレーキを掛けながら、親孝行旅行の始まり始まり。