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(第三回夢のクロカン・ツアー 4月23日) 「人生の岐路」
飛丸日記
(2024/10/31 8:42:30)
(第三回夢のクロカン・ツアー 4月23日) 「人生の岐路」 (2017/4/26 22:06:44)
何時の時だったか、天皇誕生日でのTVでの天皇陛下のお言葉。あいまいながら・・・
「身体の衰えと折り合いをつけて、ここまで大過なく過ごして来ました。」
最近、親交を深めている元柔道全日本代表のT氏。
何故、柔道を止めてしまったのですか?の問いに
「イメージと身体能力の衰えのGapを受け入れる事が出来ず、危険と感じたから」
んんん、考えさせられるお言葉。
正に自分が今、置かれている状況である。
最近感じる、体力の衰えと共に、記憶力の衰えも激しい。
そもそも忘却力には人一倍の自信があったが、最近、特に。
どうもスポーツと言うのは小脳でするものらしい。
短期記憶の海馬、中期記憶の大脳皮質、長期記憶、無意識動作の小脳。
スポーツは、小脳にその行為を習慣となるまで染み込ませる為に練習する。
逆に一度染み付いた記憶は、幸い忘れるのにも時間が掛かる。
昔取った杵柄、とやらで、未だに飛ぶことが出来ている。
とは言え、その貯金も大分使い果たした。
前回飛んだのは昨年10月に一本、その前は8月。
晴れた休みの日には、原則全て飛んでいた日本駐在時代と比べ、
余りに長いブランク。
3年間のドバイ駐在時代にも、同様に飛べない期間が続いた。
只、その時には、空中感覚を維持する為、との屁理屈から、
ドバイで盛んなSダイビングに励む。
実際、これだけでも全然違う。
Sダイビングがブルネイで出来たらなあ・・・。
ドバイで盛んなのは、王子様のご趣味だったから。
何せ専用の飛行場が街のど真ん中にある。
ブルネイでも王族でそういった御趣味の方がいないかなあ。
(因みに王様の御趣味は、飛行機の操縦。
とは言え機種は、セスナではなく、ジャンボ・ジェットである。
時々、ブルネイ空港の滑走路は王様の貸切となる。
そう、ジャンボの練習の為に)
等と考えながら、日本有数のドロップ・ゾーン、藤岡を通過する。
FB仲間の皆様の邪魔にならない様に、注意しながら。
一時帰国中の4本目のフライト。
いい加減な風読みと操作ミスでスタ沈(離陸失敗)ギリギリとなりながらも、
なんとかTake Off。
+5M/Sの上昇風に恵まれ、2000M超まで上がりながら3時間以上のフライト。
とは言え二度目の秩父到達を確信しながらも、ランディングが不安になって途中でリターン。
400m四方に電線等障害が無い場所を、上空500mから十二分に確認して、ランディング。
今まででは考えられなかった慎重さ。
何せ優勝したとは言え、昨年のイタリア選手権では、
一本目200mショート、二本目250mロング。
理論上?経験上?、400m四方のランディングでは、まだ50m足りない。
そして何とかランディング。今回は想定目標より12mショートで済んだが、
恥ずかしながらのノーズ・クラッシュ。
でも、全くの偶然ながら、なんと柔らかい土の上に、降りられたことか。
さて、これ以上のブランクを避ける方法は・・・。
ハングを取るべきか、それとも・・・
「夢のクロカンツアー」第一回は岡山県の大佐へ遠征。第二回は、静岡から甲府へ。
そして今回は、天竜から磐田、筑波から宇都宮、そして今日、筑波から久喜市へ。
神様が実力に合わせて天気を調整してくれてたのかもしれない。
徐々に規模は縮小。
さて、来年は。
これからのハング人生を如何すべきか。
人生の選択を考えさせられる一週間でした。
まあ、とは言え、この性格。
相当痛い目に会わないと、自分からは止められないのだろうなあ・・・。
またこれだけ自己形成に影響を及ぼしているハンググライダー。
学ぶことが一杯ある。
何より未だに無茶苦茶面白い。
そう簡単には止められない。
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(第三回夢のクロカン・ツアー 4月23日) 「人生の岐路」 (2017/4/26 22:06:44)
何時の時だったか、天皇誕生日でのTVでの天皇陛下のお言葉。あいまいながら・・・
「身体の衰えと折り合いをつけて、ここまで大過なく過ごして来ました。」
最近、親交を深めている元柔道全日本代表のT氏。
何故、柔道を止めてしまったのですか?の問いに
「イメージと身体能力の衰えのGapを受け入れる事が出来ず、危険と感じたから」
んんん、考えさせられるお言葉。
正に自分が今、置かれている状況である。
最近感じる、体力の衰えと共に、記憶力の衰えも激しい。
そもそも忘却力には人一倍の自信があったが、最近、特に。
どうもスポーツと言うのは小脳でするものらしい。
短期記憶の海馬、中期記憶の大脳皮質、長期記憶、無意識動作の小脳。
スポーツは、小脳にその行為を習慣となるまで染み込ませる為に練習する。
逆に一度染み付いた記憶は、幸い忘れるのにも時間が掛かる。
昔取った杵柄、とやらで、未だに飛ぶことが出来ている。
とは言え、その貯金も大分使い果たした。
前回飛んだのは昨年10月に一本、その前は8月。
晴れた休みの日には、原則全て飛んでいた日本駐在時代と比べ、
余りに長いブランク。
3年間のドバイ駐在時代にも、同様に飛べない期間が続いた。
只、その時には、空中感覚を維持する為、との屁理屈から、
ドバイで盛んなSダイビングに励む。
実際、これだけでも全然違う。
Sダイビングがブルネイで出来たらなあ・・・。
ドバイで盛んなのは、王子様のご趣味だったから。
何せ専用の飛行場が街のど真ん中にある。
ブルネイでも王族でそういった御趣味の方がいないかなあ。
(因みに王様の御趣味は、飛行機の操縦。
とは言え機種は、セスナではなく、ジャンボ・ジェットである。
時々、ブルネイ空港の滑走路は王様の貸切となる。
そう、ジャンボの練習の為に)
等と考えながら、日本有数のドロップ・ゾーン、藤岡を通過する。
FB仲間の皆様の邪魔にならない様に、注意しながら。
一時帰国中の4本目のフライト。
いい加減な風読みと操作ミスでスタ沈(離陸失敗)ギリギリとなりながらも、
なんとかTake Off。
+5M/Sの上昇風に恵まれ、2000M超まで上がりながら3時間以上のフライト。
とは言え二度目の秩父到達を確信しながらも、ランディングが不安になって途中でリターン。
400m四方に電線等障害が無い場所を、上空500mから十二分に確認して、ランディング。
今まででは考えられなかった慎重さ。
何せ優勝したとは言え、昨年のイタリア選手権では、
一本目200mショート、二本目250mロング。
理論上?経験上?、400m四方のランディングでは、まだ50m足りない。
そして何とかランディング。今回は想定目標より12mショートで済んだが、
恥ずかしながらのノーズ・クラッシュ。
でも、全くの偶然ながら、なんと柔らかい土の上に、降りられたことか。
さて、これ以上のブランクを避ける方法は・・・。
ハングを取るべきか、それとも・・・
「夢のクロカンツアー」第一回は岡山県の大佐へ遠征。第二回は、静岡から甲府へ。
そして今回は、天竜から磐田、筑波から宇都宮、そして今日、筑波から久喜市へ。
神様が実力に合わせて天気を調整してくれてたのかもしれない。
徐々に規模は縮小。
さて、来年は。
これからのハング人生を如何すべきか。
人生の選択を考えさせられる一週間でした。
まあ、とは言え、この性格。
相当痛い目に会わないと、自分からは止められないのだろうなあ・・・。
またこれだけ自己形成に影響を及ぼしているハンググライダー。
学ぶことが一杯ある。
何より未だに無茶苦茶面白い。
そう簡単には止められない。
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