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4月29日-5月7日の総括
韮崎の空だより
(2024/10/31 8:41:35)
4月29日-5月7日の総括 (2017/5/13 15:38:40)
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4月29日-5月7日の総括 (2017/5/13 15:38:40)
4/29-5/7のGW期間中に5/1を除く8日間、グライダーフライトを実施しました。
総括すると、全日ソアリングコンディションとなり、空域上限の10000feetまで上昇可能な日が5日間ありました。他の日も5000-7000feetまで上昇可能なソアリングコンディションでした。
オンラインコンテスト(OLC)で50点以上のフライトは14回あり、そのうち100点以上のフライトが4フライト(日比さんと尾亦さんが2フライトずつ)ありました。期間中の最高得点は5/2の日比さんの178点です。飛行時間が最長の日も5/2で、グライダー3機で合計17時間飛びました。
★各日の概況
月/日【条件】
04/29【△】 韮崎の東側エリアで森久さんが10000feetまで上昇し、OLC66点。西からのクロスウインド強風で午後は待機。
04/30 【〇】 レイトスタートでウェーブ性のリフト配置。尾亦さんが西と北エリアで10000feetまで上昇し、OLC137点。
05/01 【―】 曳航不可のためフライトなし。気象条件も悪かった。
05/02 【◎】 対流予測は期間中一番よく、ブルーサーマルの日。日比さんが東と北エリアで10000feetまで上昇、OLC178点。
05/03 【△】 午前中は無風でレイトスタートの日。日比さんが東エリアで6000feet、OLC55点。
05/04 【△】 レイトスタートの日。浅倉さんがが東エリアで7000feet、OLC61点。
05/05 【〇】 レイトスタートの日。尾亦さんがが東と北エリアで10000feet、OLC126点。
05/06 【△】 曇りでローカルのみ。平林さんがローカルエリアでソアリング、OLC48点。
05/07 【〇】 ウェーブの2波3波が発達した日。日比さんが東エリアで10000feet、OLC135点。
★気象予測の結果
数値予報によるソアリング気象予測とフライト結果から得られた知見を以下に挙げます。
・BLIPMAP-> エマグラムの気温減率で対流の蓋となる逆転層が無い場合、積乱雲や雷雲が発生しやすく、積乱雲の発達位置によって、予測が困難な方向にガストが吹くこともある。(ex.4/29)
・tenki.jp-> 湿度の数値予報、BLIPMAP-> エマグラムの気温減率と露点温度のグラフの近づき具合からブルーサーマルの日を予測できる。(ex.5/2)
・tenki.jp-> 山の天気の気温の数値予報を使って計算した気温減率の時間推移(9時-12時-15時)からレイトスタートの日を予測できる。当日は風が吹き始めてから条件がスタートする。(ex.5/3 5/4 5/5)
・山の高さから上の上層風の風速勾配(上層になるにつれて風が強くなるか)からウェーブシナリオを予測できる。1波のみの日(シナリオ1)は厳しいコンディション(多い雲量や乱流)になることが多いのでウェーブトライを勧めない。2波3波が発達する日(シナリオ3)に少しずつ練習していくことを勧める。(ex. 5/7)
・BLIPMAP-> BLWindの色境界からコンバージェンスラインを予測できる。(ex.5/2)
★まとめ
tenki.jpとBLIPMAPの数値予報によって、フライト日の3日or2日前には高い確度でコンディション(悪気流、対流、レイトスタート、ブルーサーマル、ウェーブシナリオ、コンバージェンスの位置)を予測できるようになってきました。上昇気流の場所、上昇高度、強さ、スタート時間の予測を踏まえ、飛行コース(タスク)、グライド速度、その日使うべきリフトの強さの目安をブリーフィングで説明することで、メンバの平均速度とフライト距離を伸ばし、 ACNirasakiのOLC得点 は、まだまだ上がっていきます。
総括すると、全日ソアリングコンディションとなり、空域上限の10000feetまで上昇可能な日が5日間ありました。他の日も5000-7000feetまで上昇可能なソアリングコンディションでした。
オンラインコンテスト(OLC)で50点以上のフライトは14回あり、そのうち100点以上のフライトが4フライト(日比さんと尾亦さんが2フライトずつ)ありました。期間中の最高得点は5/2の日比さんの178点です。飛行時間が最長の日も5/2で、グライダー3機で合計17時間飛びました。
★各日の概況
月/日【条件】
04/29【△】 韮崎の東側エリアで森久さんが10000feetまで上昇し、OLC66点。西からのクロスウインド強風で午後は待機。
04/30 【〇】 レイトスタートでウェーブ性のリフト配置。尾亦さんが西と北エリアで10000feetまで上昇し、OLC137点。
05/01 【―】 曳航不可のためフライトなし。気象条件も悪かった。
05/02 【◎】 対流予測は期間中一番よく、ブルーサーマルの日。日比さんが東と北エリアで10000feetまで上昇、OLC178点。
05/03 【△】 午前中は無風でレイトスタートの日。日比さんが東エリアで6000feet、OLC55点。
05/04 【△】 レイトスタートの日。浅倉さんがが東エリアで7000feet、OLC61点。
05/05 【〇】 レイトスタートの日。尾亦さんがが東と北エリアで10000feet、OLC126点。
05/06 【△】 曇りでローカルのみ。平林さんがローカルエリアでソアリング、OLC48点。
05/07 【〇】 ウェーブの2波3波が発達した日。日比さんが東エリアで10000feet、OLC135点。
★気象予測の結果
数値予報によるソアリング気象予測とフライト結果から得られた知見を以下に挙げます。
・BLIPMAP-> エマグラムの気温減率で対流の蓋となる逆転層が無い場合、積乱雲や雷雲が発生しやすく、積乱雲の発達位置によって、予測が困難な方向にガストが吹くこともある。(ex.4/29)
・tenki.jp-> 湿度の数値予報、BLIPMAP-> エマグラムの気温減率と露点温度のグラフの近づき具合からブルーサーマルの日を予測できる。(ex.5/2)
・tenki.jp-> 山の天気の気温の数値予報を使って計算した気温減率の時間推移(9時-12時-15時)からレイトスタートの日を予測できる。当日は風が吹き始めてから条件がスタートする。(ex.5/3 5/4 5/5)
・山の高さから上の上層風の風速勾配(上層になるにつれて風が強くなるか)からウェーブシナリオを予測できる。1波のみの日(シナリオ1)は厳しいコンディション(多い雲量や乱流)になることが多いのでウェーブトライを勧めない。2波3波が発達する日(シナリオ3)に少しずつ練習していくことを勧める。(ex. 5/7)
・BLIPMAP-> BLWindの色境界からコンバージェンスラインを予測できる。(ex.5/2)
★まとめ
tenki.jpとBLIPMAPの数値予報によって、フライト日の3日or2日前には高い確度でコンディション(悪気流、対流、レイトスタート、ブルーサーマル、ウェーブシナリオ、コンバージェンスの位置)を予測できるようになってきました。上昇気流の場所、上昇高度、強さ、スタート時間の予測を踏まえ、飛行コース(タスク)、グライド速度、その日使うべきリフトの強さの目安をブリーフィングで説明することで、メンバの平均速度とフライト距離を伸ばし、 ACNirasakiのOLC得点 は、まだまだ上がっていきます。
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