ホーム >> RSSセンター >> (ボルネオ日記 5月14日) 秘境・泥温泉 その2 満足度、160%

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feed (ボルネオ日記 5月14日) 秘境・泥温泉 その2 満足度、160% (2017/5/17 0:23:42)
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相手が興味を引く話をちょっとだけして、最後まで言わない。
人を不快にさせる、人道上、やってはならない行為の一つである。

とは言え、時と場合による。
世の中には「Beyond Description」 筆舌に尽くし難い、なる言葉が存在する。
そう、この驚き、この感動は、言い表せないのである。

ご紹介を受けた旅行会社の方からは「田植え状態」と聞いていた。
恐らく、30cm位の泥の中に浸かる感じかな、と想像。
行ってみると 全く違う。
場所によっては、足が着かない。
底なしの・・・沼、いや温泉。

ずっと沈んでいって、出れなくなるのでは?
いや、その心配はない。
泥による浮力で、身体は沈まない。

ドバイに駐在していたお陰で、死海には何度か行った事がある。勿論、泳いだことも。
でも、塩分濃度が高いから、死海は良く浮く、と言うが、ラベルが違う。
足が着かない仁王立ちの姿勢で、胸の下部まで水面、いや泥面より上に出るのである。
中で泳ぐと、空中遊泳のスカイ・ダイビング、いや何か、宇宙遊泳をしている気分である。

時々下からあぶくが上がって来る。
確かにどうやら温泉らしい。
温度は人肌、というか良くわからなかった。
正に適温。冷たくもなく、熱くもなく、何時まで入っていても気にならない。
何せ、気づいてみると、2時間半は入っていたらしい。
最後の30分前後は、泥に浮きながら、完全に熟睡状態。
液体の上に漂いながらの熟睡。何と心地の良いことか。

ご一緒した5人の方々。
いろいろな場所に、様々な形で噴出している泥温泉に、思い思いに浸かっては大騒ぎ。
斜面の上から噴出している泥を使って滑り降りたり、頭からスライディングしたり。
人間は、どうも泥のようなもので戯れると、童心に返る特質を持っているようだ。

と、幾ら書いても、どうもその一部も書き表せていない。
あまりの乱痴気騒ぎ(?)ぶりに、取った写真も、核心のものは掲載できない。

旅行会社の方なら、もっとこの泥温泉を宣伝すべし。
いや、これなら日本に小型の泥温泉を持ち込めば、大受けすること間違いなし。
私の友達には・・・兎に角、来て貰って、体験してもらうしかない。

11人まで達成した「友達15人呼ぶ計画」
今後、来られる方は、是非。
既に来て頂いた11人の方。この泥温泉を紹介出来ず、誠に申し訳ありませんでした。

纏めると、一言。 「泥温泉に入らずして、温泉通と言うなかれ」


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