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feed (ブルネイ日記 5月18日) 万国結婚式列伝 (2017/5/19 21:38:27)
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異文化体験を出来ることが 海外駐在の一つの醍醐味である。
「様々な経験値を高め、自己形成を図って行く事こそが、人生の面白さ」
と思っている私には、至上の喜び。

因みに、十数年前の悟りによると、これはどうも人による。
特に頭の良い方は違うようだ。
「創造力は経験を凌駕する」
人の話から疑似体験し、それを活用したり、誰も経験した事のない世界を創造し具現化する。
舌を巻く能力をお持ちの方が存在する。

幾ら経験しても、忘却力に長ける私。その経験が活かせず、同じ失敗を何度も。
困ったものである。
只、これにも良い点がある。
前に感動した事でも、忘れてしまう。結果、同じ事に何度も感動できる。
「感動は元気の源である」
「冨原さん、何でそんなに元気なのですが?」
人に良く言われる。どうも確かに元気度は人一倍あるようだ。
最近、わかったその秘密。
私は感動を追い求めてる。
そして、52歳になった今でも、周りには新鮮な感動が満ち溢れているのだ。
また脱線。話が長い。さて。

中国、香港、ドバイ、そしてブルネイと駐在。
お陰で会社の仲間達の様々な結婚式に参加できた。
自宅を開放して一日中だらだらとやる広東スタイル(?)の結婚式。
日本とかなり似ている印象のある香港スタイル。
ド派手な演出が盛り込まれるドバイ。

ブルネイでは、今までに、秘書さんの結婚式やら、華人の部下の結婚式やら。
で、今回。
新郎は、11年前に自分が採用面接をした、会社現地採用の一期生。
採用するか否かを巡って、いろいろと議論した内容まで覚えている。
今や中核幹部の一人。
中々感慨深いものがある。

さて、ブルネイ・スタイル。
兎に角、大人数。以前出席した時は、推定600人。
今回は・・・思わず算出。
12人掛けテーブルx6列x12段=924人の参加。
なんだ、1000人に満たないのか、とスケールの大きさをやや反抗的に思っていたら、
なんとTV中継されている別の会場があり、そこに200人。更に立ち見が100人弱。
参りました。

19時半参集の案内。お祈りやら、ご親族の入場やらあって、新郎新婦の入場は21時半。
日本と違い、印象的なのが、両親や親族の席が一番前にあること。
成程な、これがあるべき姿だろう。

何時になるか分からぬが、まあ何時はそういう時が来るのであろう。
その時には、ブルネイ・スタイルの席次を強行に主張してみようかなあ。
「俺はここに座るんだ!」
日本では、主賓の座る席である。
「目指せ、娘を困らせる、我がまま頑固親父!」

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