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アルプスを越えろ!!
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
アルプスを越えろ!! (2017/5/21 6:35:55)
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アルプスを越えろ!! (2017/5/21 6:35:55)
ポッドキャスト : image/jpeg
日本のアルプスに囲まれた伊那谷にいて、なかなかここでのフライトができていない。
大会も近いし、飛びたい症候群も半端ない。
そんなとき、クライマーで今パラグライダーがノリノリの江本さんが「アルプス越えに挑戦しない?」
とのお誘い。
それはやりたかったこと。返事は即答の「行きます」
ということで土曜日、メンバーはいつでもパワフルな三品さんに、大会で一緒で独創的な飛びをする阿知波さん
そして怖いもの知らずの江本さんに私というメンバー。
予報は、2000mあたりに逆転層があり(下よりも暖かい空気の層が乗っかってるので、
そこから上昇はそれを突き破る強い上昇が必要)そしてその上は本流が北風(進んでいこうとする方向)
だという・・・。
うーん、でも行くしかないよね。
雲はひとつないブルーサーマル。
最初は高度1600mほどで移動を開始。
谷をいくつも1600~2000mほどの高度に達してからわたっていく。
遠くに見えるは中央アルプス。
なかなか迫力はあるけど遠い。
サーマルは弱く形が定まらないので、上昇にも時間がかかる。
ついでにアクシデントでアクセルが踏めない。
阿知葉さんをまったり、逆に待たれたりしながらサーマルを見つけていく
チームフライト。面白いし、試合と同じで一人で探すより二人。
そして、高度が少しずつ山と同じに高度を上げていく。
少しずつ見えてくる山の向こう側。
そこは飯田市。伊那谷の中。
中央アルプスの端っこ。
高度はやはり、斜面から数百メートル稼ぐのがやっと。
ここらへんは降りるところなんてありません。
3000m!
アルプスの稜線
ヨーロッパのフライトに匹敵する場所です。
景色は雄大で、綺麗。
しかし稜線に上がっても、高度はあまり上がらず山に沿うようにフライト。
そして千畳敷手前で予報通り北風が進路を塞ぎます。
高度があったら少し強引にでも進めるのに、高度もこれ以上取れません。
進路を伊那谷へ。
伊那谷は温度が上がりすぎてサーマルの活動が全くない
あとはひたすら穏やかな空気の中を進む。
飯島の町を見ながら
宮田高原の上空を通り過ぎ、こりゃ、距離も伸びないな。
そんな感じになってきたので、ゴールを決めました。
それは
実家
降りてから飲み物も車もあるから実家に降りちゃおう
いやぁ、まさか実家に帰ることになるとは。
ということで距離は伸びませんでしたが、宣言通りのアルプス越え達成。
しかもコンディションが渋くてなかなか難しいコンディションだったので、
時間もかかったけれど達成感がすごい。
今度はここを超えて、長野市を目指して日本記録に挑戦です。
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