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feed (ボルネオ日記 5月27日) コタキナバル三昧 - 「Family Sports のすゝめ」 (2017/6/1 22:51:20)
170527 コタキナバル カヌー AWAS!
170527 コタキナバル カヌー AWAS
170527 コタキナバル カヌー 
170527 コタキナバル カヌー カヤック庫
170527 コタキナバル カヌー 水牛

ピンボケの写真。
さて、これは何でしょう?

気ままな自由を好む私。
旅行では、自力で好きなところに行き、好きなだけいるパターンが普通。
とは言え、それも時と場合による。

バタバタと一週間前後で組み上げた今回のコタキナバル・ツアー。
中日のダイビング以外、空いた時間をどうしたものかと思案する。
着いた初日は、午後3時からの「カヌーと蛍ツアー」に申し込んだ。

カヌーと言えば、考えてみると 「冨原家のFAMILY SPORT」である。
振り返ると、家族経営(?)において、このFAMILY SPORTがあった事は
非常に良かった。

遠い昔には、もらい物ながら、青梅にカヌーを持っていた私。
その後、「インフレーター」なる二人乗りのカヌーを購入した。
ラフティングで使うゴム・ボートの二人乗り版である。

息子とはキャンプをしながら鬼怒川を下ったり、大井川を下ったり。
娘とは荒川を下ったり。
三人で、千葉にシーカヤックをやりに行ったり。
娘が小さい時には嫁さんと三人で、長瀞に行ったり。
そう言えば、珍しく嫁さんと2人で西伊豆にシーカヤックに行ったことも。
もう20年以上前の話だが。

親友のUとは、四万十川をキャンプしながら下ったことも。
旅の途中で、日本最大の難関、大歩危小歩危に挑戦。
いや、小歩危は流石に断念。というかUが制止。
そのまま突っ込んでいたら、今はここにいないかも知れない。
「リスクを踏まえながらも前に進むことが好きな私」
やはり私には、アドバイザーが必要である。

実はブルネイ赴任後、組み立て式カヌーの購入を検討した。
岡山県大佐の山麓にある製作会社を訪れて、いろいろと教えを乞う。
でも断念。
問題はワニである。
ブルネイの川にはワニがいる。
駐在数ヵ月後には、住まいの目の前で、子供が襲われて亡くなった。

そんな昔のことをいろいろと思い出しながら、のんびりとカヌーを楽しむ。
昨年10月に登ったキナバル山を遥かに眺めて。

「ん! ブルネイの川にいるというのに、何でここは大丈夫なんだ???」
思わずガイドさんに質問
「ワニはいないんですか? 
 ツアー会社として、こんな危険なツアーを組んで大丈夫なんですか?」
「私はこのツアーを10年やってますが、今まで一度もワニを見たことはありません。
 大丈夫ですよ。」
出発直前までお誘いしたM様。都合がつかず、土壇場で断念。
でもここなら、もう一度、来てもいいかも。

一旦、戻って、夕食。暗くなるのを待ち、蛍ツアーへと出掛ける。
タイでも参加経験がある蛍ツアー。
勿論、これはこれで素晴らしいのだが、悪い癖である。
「お決まり」のツアーではなく、そろそろ刺激が欲しくなって来た。

丁度その時、その瞬間、突然、ガイドさんが大騒ぎ。
なんと至近距離でワニを発見。体長2m前後。
暗闇の中、写真撮影を試みるが、うまく取れてない。
最後はこちらに向かって突進してきて、直前で水中に潜る。
一瞬、ドキリ。

「10年やっていて、初めてです。もうカヌー・ツアーはやりたくありません。」
「だから言ったでしょう!」
計画変更。もう二度と来るまい。

教訓そのXX「見えないリスク、未知のリスク程、手に負えないものはない」

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