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ナショナルリーグ最終戦 四国三郎ジャパンカップ
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(2024/10/31 8:42:32)
ナショナルリーグ最終戦 四国三郎ジャパンカップ (2014/11/26 22:06:59)
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ナショナルリーグ最終戦 四国三郎ジャパンカップ (2014/11/26 22:06:59)
ナショナルリーグの最終戦、四国三郎ジャパンカップのレポートです。
前回の八方を終わった時点でのナショナルランクは、5位。
周辺の選手とのポイント差は、非常に僅差。
今シーズンの最終ランクを決める上で非常に重要な大会、しかも天気予報はGOOD!
張り切って大会に臨みます。
<初日>
渋めのコンディションで初日をスタート。
ダミーが上がったのを見て、トップでテイクオフ。
しかし、テイクオフ直後に急激に曇り空に、テイクオフしてしまった5名で仲良くランディング。
急いでリフライトです。
しかし、上がってきても誰も飛んでない。
どうやら、曇り空が続いて、誰もテイクオフしていない模様。良かった。
失敗は帳消しで、リセットです。
なかなか条件が好転しない中、
一部の選手がテイクオフ、するとテイクオフ前で、ソアリングを始めます。
ノンビリ構えてたら、出遅れました。
最初の選手たちがスタートを切っていくころに、ようやくテイクオフ。
H川選手らとともに上げきって、遅れつつもスタートを切ってタスクを回り始めます。
雲底まできっちり上げきったものの、ファーストパイロンのもみじ温泉付近は、
完全にどん曇り。
長いは無用とわずかなリフト帯を伝って、とっとと対流が活発な三頭山に戻ります。
渋いながら、粘って上がるのを待ちます。
1200m程度まで上がったところで、M沼選手を先頭に三角点をゲット、
急いでリターンして、再び三頭山。
ここで、空模様は、完全にドン曇り。
とにかく、山肌に張り付いて、日照が回復するのを待ちます。
ここで大事なのは、三頭山の馬の背に如何に乗るかです。
沖が上がっているように見えても絶対に山肌から離れてはいけません。
沖で上がったとしても、戻ってくる間に高度をロスしてしまいます。
我慢に我慢して、トップアウト。
トップアウトできたら、裏からのサーマルも重なって、上昇率アップ、雲底に向かうことが出来るのです。
雲底に着いたらしめたもの、モータランドまでを往復して、ファイナルグライド。
5位でゴールです。難しいフライトでしたが、ゴールできてうれしかったなあ。
この日は、H川選手と最初から最後まで一緒に飛んじゃったけど、
さすがにワールドカップを転戦しているだけあって、センタリング上手くなってたな~。
数年前は、こういう渋い日は負ける気しなかったんだけど、丁寧になってて、一緒に飛んでて楽しかったなあ。
<2日目>
北風ベースの四国三郎、ガンガンのベストコンディションです。
こういう日は、ハッキリ言って、僕の土俵です。
こんなハードな日は、並みの選手には負ける気がしません。
強烈なサーマルをねじあげて、荒れた空域をアクセル踏んでかっ飛ぶのは、僕の得意分野です。
しっかし、
スタートで大失敗。
ベストな待機ポジションと思ってステイしていたら、
スタート5分前に、急激にサーマルが立ち消えて、一気に高度ロス。
ほとんど最後尾からのスタートになってしまいました。
なんだか知らないけど、H川選手やM木選手も同じようにハマってしまってます。
しょうがないから、しっかり雲底まで上げきって、みんなが戻ってくる頃にようやくスタート。
しかし、この遅れのおかげで、作戦が明確になりました。
遅れを取り戻すには、最短ルートを行くしかない。
鶏舎に向かって、フルアクセルです。
そして、先頭集団は、どうやら鶏舎で低くなりそうな予感。
ここはチャンスとみて、三頭山で、しっかり雲底までもう一度上げます。
やはり先頭集団は、低くなってスタック気味、高く、鶏舎をリターンして、スタートでのビハインドを一気にに取り戻します。先頭から飛び出して走るのは、トップのOGI、2番手のO沢選手、そして、3番手は、同じく出遅れ組みから追い付いたH川選手。
とにかく急いで飛んでると、モータランド沖で、H選手に追い付きます。
ここからまたしても2人でのフライトが始まります。
しかし、二人になったことで、意地を張り合うように、さらにスピードアップ。
パイロンをとってリターンしたところで、前方下方にO沢選手をロックオン。
高度があることで、こちらの方がスピードが出せます。
上空から、オーバーテイク、あとは三角点をとってファイナルグライド。
ここで、H川選手とは一旦離れます。
H川選手がやや遠回りながら沖のリフト帯を行く中、
藤川は、直線コースで三角点をとって、三頭山に一足先にリターン、
先に上げきることができれば、僕の勝ちです。
しかし、残念、同じ高度に入られてしまいました。
こうなってしまっては、機体性能に劣る自分に勝機はありません。
トップは、完全に独走のOGI、2位には、ファイナルグライドを走りきったH川選手、そして3位に藤川となりました。
<3日目>
激渋のコンディション。
まあ、この日は、いいでしょう。
粘りに粘って飛んだけど、デイクオリティは低くトップでも7点。(一応7点取ったけどね。)
この日も最初から最後までH川選手と飛んでしまった。
最後も張り合うようにギリギリまで突っ込んで、ランディング。
決して仲よしではありませんので、くれぐれも誤解のないようにお願いします。
大会総合では、
4位と表彰台を逃してしまいましたが、とっても中身の濃い大会でした。
そして年間ランキングは5位で終了です。
応援してくれた皆さんありがとうございいました。
今回は、ワールドカップ転戦中のH川選手とほとんどの行程を一緒に飛んだことで、
いろんなことが見えてきた大会でした。
詳しいことは、企業秘密。
でも言えることは、
自分の強みと、これから取り組むべき課題が良く見えました。
この辺が実になれば、今までより一段上の飛びが出来そうな気がします。
来シーズンは、一味違った飛びが出来るかもです。
素晴らしい大会をありがとうございました。
前回の八方を終わった時点でのナショナルランクは、5位。
周辺の選手とのポイント差は、非常に僅差。
今シーズンの最終ランクを決める上で非常に重要な大会、しかも天気予報はGOOD!
張り切って大会に臨みます。
<初日>
渋めのコンディションで初日をスタート。
ダミーが上がったのを見て、トップでテイクオフ。
しかし、テイクオフ直後に急激に曇り空に、テイクオフしてしまった5名で仲良くランディング。
急いでリフライトです。
しかし、上がってきても誰も飛んでない。
どうやら、曇り空が続いて、誰もテイクオフしていない模様。良かった。
失敗は帳消しで、リセットです。
なかなか条件が好転しない中、
一部の選手がテイクオフ、するとテイクオフ前で、ソアリングを始めます。
ノンビリ構えてたら、出遅れました。
最初の選手たちがスタートを切っていくころに、ようやくテイクオフ。
H川選手らとともに上げきって、遅れつつもスタートを切ってタスクを回り始めます。
雲底まできっちり上げきったものの、ファーストパイロンのもみじ温泉付近は、
完全にどん曇り。
長いは無用とわずかなリフト帯を伝って、とっとと対流が活発な三頭山に戻ります。
渋いながら、粘って上がるのを待ちます。
1200m程度まで上がったところで、M沼選手を先頭に三角点をゲット、
急いでリターンして、再び三頭山。
ここで、空模様は、完全にドン曇り。
とにかく、山肌に張り付いて、日照が回復するのを待ちます。
ここで大事なのは、三頭山の馬の背に如何に乗るかです。
沖が上がっているように見えても絶対に山肌から離れてはいけません。
沖で上がったとしても、戻ってくる間に高度をロスしてしまいます。
我慢に我慢して、トップアウト。
トップアウトできたら、裏からのサーマルも重なって、上昇率アップ、雲底に向かうことが出来るのです。
雲底に着いたらしめたもの、モータランドまでを往復して、ファイナルグライド。
5位でゴールです。難しいフライトでしたが、ゴールできてうれしかったなあ。
この日は、H川選手と最初から最後まで一緒に飛んじゃったけど、
さすがにワールドカップを転戦しているだけあって、センタリング上手くなってたな~。
数年前は、こういう渋い日は負ける気しなかったんだけど、丁寧になってて、一緒に飛んでて楽しかったなあ。
<2日目>
北風ベースの四国三郎、ガンガンのベストコンディションです。
こういう日は、ハッキリ言って、僕の土俵です。
こんなハードな日は、並みの選手には負ける気がしません。
強烈なサーマルをねじあげて、荒れた空域をアクセル踏んでかっ飛ぶのは、僕の得意分野です。
しっかし、
スタートで大失敗。
ベストな待機ポジションと思ってステイしていたら、
スタート5分前に、急激にサーマルが立ち消えて、一気に高度ロス。
ほとんど最後尾からのスタートになってしまいました。
なんだか知らないけど、H川選手やM木選手も同じようにハマってしまってます。
しょうがないから、しっかり雲底まで上げきって、みんなが戻ってくる頃にようやくスタート。
しかし、この遅れのおかげで、作戦が明確になりました。
遅れを取り戻すには、最短ルートを行くしかない。
鶏舎に向かって、フルアクセルです。
そして、先頭集団は、どうやら鶏舎で低くなりそうな予感。
ここはチャンスとみて、三頭山で、しっかり雲底までもう一度上げます。
やはり先頭集団は、低くなってスタック気味、高く、鶏舎をリターンして、スタートでのビハインドを一気にに取り戻します。先頭から飛び出して走るのは、トップのOGI、2番手のO沢選手、そして、3番手は、同じく出遅れ組みから追い付いたH川選手。
とにかく急いで飛んでると、モータランド沖で、H選手に追い付きます。
ここからまたしても2人でのフライトが始まります。
しかし、二人になったことで、意地を張り合うように、さらにスピードアップ。
パイロンをとってリターンしたところで、前方下方にO沢選手をロックオン。
高度があることで、こちらの方がスピードが出せます。
上空から、オーバーテイク、あとは三角点をとってファイナルグライド。
ここで、H川選手とは一旦離れます。
H川選手がやや遠回りながら沖のリフト帯を行く中、
藤川は、直線コースで三角点をとって、三頭山に一足先にリターン、
先に上げきることができれば、僕の勝ちです。
しかし、残念、同じ高度に入られてしまいました。
こうなってしまっては、機体性能に劣る自分に勝機はありません。
トップは、完全に独走のOGI、2位には、ファイナルグライドを走りきったH川選手、そして3位に藤川となりました。
<3日目>
激渋のコンディション。
まあ、この日は、いいでしょう。
粘りに粘って飛んだけど、デイクオリティは低くトップでも7点。(一応7点取ったけどね。)
この日も最初から最後までH川選手と飛んでしまった。
最後も張り合うようにギリギリまで突っ込んで、ランディング。
決して仲よしではありませんので、くれぐれも誤解のないようにお願いします。
大会総合では、
4位と表彰台を逃してしまいましたが、とっても中身の濃い大会でした。
そして年間ランキングは5位で終了です。
応援してくれた皆さんありがとうございいました。
今回は、ワールドカップ転戦中のH川選手とほとんどの行程を一緒に飛んだことで、
いろんなことが見えてきた大会でした。
詳しいことは、企業秘密。
でも言えることは、
自分の強みと、これから取り組むべき課題が良く見えました。
この辺が実になれば、今までより一段上の飛びが出来そうな気がします。
来シーズンは、一味違った飛びが出来るかもです。
素晴らしい大会をありがとうございました。
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