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link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed セルビアの博物館! (2017/6/16 14:23:03)
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出発前日に大会開催者側から、迎えのバスについて連絡があった。
内容は私が到着する日、私以外にもう一人迎えに行くが、私が到着してから
3時間あるからそれまで時間をつぶしてほしい。と。
だから私は、空港近くの航空博物館にいるからそこに迎えに来てくれといっていたのです。

今回使用したのはトルコ航空。なのでイスタンブール経由のベオグラードという経緯。
イスタンブール空港では3時間の待ち時間。


その間にチャイを飲んでまったり。


そこまでは12時間ほどのフライト。
イスタンブールからセルビアまでは1時間半ほどのフライトです。


ちなみにセルビアはEU加盟国ではありません。
なので通過はディナール(DIN)。大体日本の1円と1DINが同じくらいです。


さて、空港をでて、グライダーとその他諸々の荷物をガラガラと引きずりながら10分ほど歩くと、
セルビアの航空博物館に到着します。


その異様な形もすごいのですが、全体的に死んでいるような空気。
まるで飛行機たちの墓場のような空気が知っていないと営業していないように見えます。


実は5年ほど前、セルビアに来た際にもここには訪れたことがあります。
少しばかり衝撃を受けた展示物たちが今はどのようになっているのか気にはなっていたのです。


展示内容は飛行機好きにはなかなかたまらないもの。


2000年以降の戦闘機も展示されていたり、


第二次大戦時の本物を展示していたり。


衝撃なのは、1999年のコソボ紛争時に撃墜したアメリカやNATOの航空機も展示されていること。

前回もこれをみて、この国は最近まで戦争をしていたのだと思わされたことを思い出しました。

ちなみに客は私だけ。そして働く人も受付だけ。
もう、展示物にも柵もないから触りまくりです。(日本では怒られますね)

しかし、期待通り、少しずつ廃退している空気も十分に醸し出しています。


展示されるはずだっただろう飛行機たちは朽ちるままに置かれており、


かつて一戦で戦っていたであろう戦闘機たちは草にまみれていっています。

外壁や、階段など、建物自体の老朽化に対して修繕も行われておらず、少しずつ朽ちていくに任せているように
見えます。日本の博物館は「昭和のにおいがする」といっても、きれいに保たれているのがやはり人種の違いなのでしょうか。

十分に堪能して時間通りに、大会側の迎えが来ました。
セルビアの人たちは割かし生真面目です。

そこから今回の舞台であるNish(ニシュ)までは300㎞程。
ひたすら広がる広くのどかな風景。


時差ボケの私にはもうそれは気持ち良く眠りに誘ってくれる光景。
気温ももう半袖でいいのですが、乾燥しているので、風は心地いいくらいに冷たい。

途中、サービスエリアのようなレストランで昼食か夕食かわからない時間の食事。



シェバチとよんでいたセルビアの料理。
うーん、ウィンナーのような、肉の塊。
味は美味しいけど、この量だと飽きてしあう。そんな感じ。

ニシュへ着いたのは16時ころ。
ホテルへ入り、荷物を整理したら、少しこわばった体を動かすためにランニング。


町の紹介はまた追って。
しかし、きれいでのんびりした町です。



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