ホーム >> RSSセンター >> セルビア最初の空は・・・

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed セルビア最初の空は・・・ (2017/6/17 14:18:30)
sound ポッドキャスト : image/jpeg
夜中3時に一度目が覚めて、自分が作業中に寝てしまったことに気が付く。
改めて電気を消して寝る。
こうして少しずつ時差ボケは解消していくのです。

目を覚ますと、空は素敵なくらいの青空。


10:30に大会側の用意した車がT.O.(離陸場)まで行くというので、それまでに準備と朝ごはん。
朝のニシュは、とにかく町をきれいにする仕事の方々が多くびっくりするくらい町の美化に力を入れているみたいです。


朝はメイン通りを歩いていた時、「ヨシキ~」と声をかけてくれたオーストラリアパイロット
と相席。ピザ1/4にパンに飲み物で200DIN。安!

近くの果物屋できれいに売られていた果物を買ってもめちゃくちゃ安い。


これで120DIN


セルビアの物価は日本に比べるとずいぶん安いようです。

さて、そうこうしているうちに時間となり、
ホテルからグライダーをもってH.Q.(大会本部)へ移動


今日は公式ではないので、大会側も2台しか車を用意していなく、これに20名がぎゅうぎゅうに詰められ
約1時間の移動。


T.O.は3か所。
写真のところが一番広い南向き。
近くにある西向きエリアは、使えるものの、草刈りや、岩を取り除く作業をしていました。
(大会に間に合わせるための様子。)


この日は最初のフライトということもあり。この付近の様子も見るということで、
簡単なタスク(ルート)を組んで飛ぶことに。


海外で飛ぶときに私の場合、最初に慣らしていくのが「距離感」
広さが日本の感覚と違って、予想以上に遠かったりするので、目と頭をならしていきます。
サーマルはしっかりしていて、山はとがってはいないものの、標高差のある山の尾根が伸びています。
その上には雲の列「サーマルストリート」が「こっちだよー」と道を示しているように伸びています。


離陸してから、苦も無く高度を稼いで行けますが、雲は高く、回したも回してもなかなか雲底まで行けません。
クラウドストリートの下を雲近くまで上げていくと今度は雲に吸われて勝手に上昇。

あとはこの下をひた進むだけ。
フリーフライトなので、数機が一緒に飛んでいますが、それぞれ自由なコースで飛んでいます。
こうして飛んでいると、同じ方向に進むにしても雲のどの場所にいるかによって高度差が大きくなっていくので
コース取りの勉強になります。


1時間ほど進んでさて、切り返していこうと谷を越えて反対側の谷からNisに向けて進もうとしますが、
思いのほか風が強い。

そして予想よりもサーマル活動の終わりも早い。
上昇しては進み、高度が低くなって谷を戻ってみたりと行ったり来たりを繰り返してみましたが、
戻ることかなわず。最後には下に見える町に降ろしてフライト終了。



町の大きなグランドに降ろしてたたもうかとしていると、
わらわらと現れる子供たち


ここからはメイン通りを走るバスに乗り、Nisまで帰りました。
4時間半ほどのフライト。
もう少し移動したかったけど、まぁ、良しとします。

Nisに戻ると、他の日本人参加者が到着したところだったので、夕食へ。


さて、大会が始まろうとしています!!

execution time : 0.007 sec