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feed (飛丸日記 6月11日) 旅行堪能術 「課題:ガイド問題」 (2017/6/19 21:07:12)
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170611 ヤンゴンー1

バガンに戻ってまた足早に観光地を絨毯爆撃を開始する。

ここで何時もの問題に直面。
ガイドがいない。
愛読書「地球の歩き方」も流石にガイドには叶わない。
時々遭遇するガイドさんに引き連れられたツアーの御一行。
時にはちゃっかりと、そば耳を立てて解説を聞き込む。

とは言え、思いの外、昨晩読んだ仏教の本が頭に残っている。
この壁画はお釈迦様が悟りを開いて、最初に講和をした5人を描いている様だな。
つぶやき(思わず自慢げに解説(?))に回りにいた一堂が注目。
欧米人のツアー客と親しくなる。
そこから関係が始まり、また仏教徒のガイドさんも一目置いていろいろな話をしてくれる。

元古美術研究会(名誉)副部長。奈良京都の神社仏閣を巡る部の活動。
建築、彫刻、庭園の各班が、その場で詳細に解説。ガイドそっちのけで人が集まってくる。
その光景を思い出した。
これには限界があるが、独学が頭に残るのは間違いない。

別の場所では、アラブ人と思しき人に、親しみを感じて話しかける。(実はアメリカ国籍でした。)
「何で、2700以上あるという塔の中で、この塔だけ白いんやろ?」
その方がガイドに聞いてくれる。そこから更に話が展開。
そうか、客の友達は客扱いせざるを得ないんだ。
新たな作戦(?)発見

この日、遅くにヤンゴンへ。
20時過ぎに同期のMと合流。
ミャンマー料理を堪能しながら、ミャンマー経済について教えを請い、また昔話に花が咲く。

「お互い、いろいろな所に駐在したよなあ。私は4箇所」
「俺は8箇所目」「違うだろ、9箇所目だろ」
「定年まで勤め上げると、多分、もう一回は駐在かな。」
「あれっ、ところで、定年て何歳なんだろう?」
いい加減である。

その後、21時過ぎから、やっとミャンマー最大の観光スポットを訪問。
同期が案内してくれる。
流石「商社マンのたしなみ」である。
私もブルネイに来た時には、きちんと案内できるようにならなくては。
いや、もう大丈夫。
赴任後7冊、「生物の進化と多様性」の本を読み、ジャングル・マスターにも師事している。
ジャングル・ツアーなら、幾らでも。

これにて ミャンマー・ツアー完了。ギリギリ・セーフである。
何せここはE嬢曰く、「ヤンゴンはそれしか見る場所はありません」と言っていたところ。
ここを見ずして帰るわけには行かない。私には既にヤンゴンで10番目の観光地となったが。

偶々実家が住職の同期のM
「大乗仏教と小乗仏教」について議論をする。

もう25年以上前の話だが、家に遊びに行き、一緒にスキーに行った同期。
何より私の4代後の社長として中国に赴任。東京で再び担当となった私と共に
「後輩に悪田を残してはならない」との信念の下、心血注いで育てた会社を
苦労して一緒に売却した戦友でもある。

お互い、いろいろやって来たよなあ。
「Mはスマートだけど、泥嗅い仕事ばかり。私は泥嗅くて、そして泥嗅い仕事ばかり。
なんやかんや適材適所。
これが一人の人の考えで配置されていたとすると、その能力には敬服するしかないよなあ。」

経営で一番重要な事は、資源の配分。
どの分野に、どういった資源を配置するか。
ビジネスを行う分野を決め、設備等を配置し、そして人を配置する。
人的資源、適切な人の配置ほど難しいものはない。

この日は合計で16箇所。なんと昨日の記録を翌日に記録更新。
21800歩、15km歩行。
その内150000歩以上が裸足だった。
流石、ミャンマーである。


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