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公式練習日
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
公式練習日 (2017/7/4 14:03:00)
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公式練習日 (2017/7/4 14:03:00)
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いよいよ本戦は明日から。
前日のこの日は試合と同じタイムスケジュールで練習タスクが行われます。
天気は最高によく、スタッフも今日は最高のコンディションだ!
と張り切っています。本番は明日からなんだけど・・・・。
本番と同じような流れで行い、選手ももちろんですが、スタッフ側も大会の流れをつかんでおくという意味もあるようです。
大会と同じようにタスクも組まれ、選手は入力していきます。
ただ、スタート場所はすぐそこなのに、この日は離陸開始からスタートまで1時間45分もの時間が設定されていました。
どんな意図があるのかはわかりませんが、おかげでT.O.は選手それぞれにゆっくりと準備して混乱なく離陸していきます。
しかし、待ち時間が長すぎます。
ちなみに、ワールドカップのように、世界選手権も、各選手に「ライブトラッカー」が毎日支給され、
選手たちの動きがライブでわかるようになっています。
その様子は [Airtribune]
のページで見ることができます。
さて、私も準備をして離陸していきます。
離陸してまもなく、雲がどんどんわいてきます。
雲の高さもT.O.から200mといったところ。
上昇したらすぐに入ってしまいそうになります。
雲の中に入らないように気を付けながら、しばらく雲のわきを飛ぶように遊びます。
それにしてもやはり待機時間が長い。
空がどんどん混雑していきます。
ついでに雲もどんどんわいてくる。
ようやくスタート時間になったころには空はドヨンとしてしまっていました。
それでもその場から離れられる!
雲が張ってしまい、サーマルが弱く、先に行っても、なかなか上昇は難しい状態。
いつもなら先じて行こうとするところですが、今日はいつもと違うリズムで飛ぶことに
しました。
アクセルを踏む量を減らし、高度を取りに行くより温存させながら行く。
やることは簡単ですが、ほかのグライダーが先へ先へとスピードを上げるのに、自分はスピードを
上げないというのは、私のようなタイプにはなかなか焦りが出そうになるのですが。
ちなみに、サーマルが強い日にこのような飛び方をしているとどんどん遅れるばかりでレースになりません。
使い分けが重要。
曇天のコンディションで先行く集団はどんどん高度を失い、苦しくなっているのを観察しながら、
上昇できるところで待ちつつ進みます。
辛抱たまらん!と沖に出ていくトップの選手たち。
それを見ながら、後続組はあとから発達してきたサーマルにのり、雲底までいくサーマルへ。
よしよし、ここで一気に先頭へ。
ここからはリードしていきます。
弱い上昇に低い選手は少しずつ地上の人へとなるところ、
トップグループになった我々は確実に高度を戻して山へと戻ります
上昇の強さも戻ってきた??
日が照る場所を狙って飛ぶと、荒れながらも強いサーマルが出始めているので、
それならと、高度をそこそこに、山を渡って高度を稼いでスピードを上げていくことにしてみます。
数機が同じようなスタイルに変更して、それ以外はしっかり高度を稼いでいく様子。
しかし、その先はまたして日が陰っている場所が続き、そうすると一気に上昇はなくなり・・・。
ちょうど滑空費でそのままランディング場へと降りてしまうことに。
ふむふむ。コンディション通りの上昇、わかりやすいコンディション。
ただ、その見極めが難しい。
会場では選手の動きが見えるように大型スクリーンが設営されていました。
さて、いよいよ本番が始まります!
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