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7月2日(日曜日) 続き (2017/7/6 23:00:00)
中澤です。
みんなが「歳を考えれば」とか、「熱中症になるよ」とか心配をする中、私はトレーラー仕事をしていました。
ASK23とLS6の両方をトレーラーに入れたいと言うことで、アタッチメントを作っていました。
ASK23が入ったところです。
風防の修理に入って来たクラブリベレの試験飛行が行われたのですが、パイロットから、トリムタブの設定が変だと言う報告が来ました。
重心位置をもう一度点検し直すかと考えたのですが、どうも話を聞くと、トリムタブが変みたいでした。
オーナーに問い合わせると、やはり機体購入時からトリムタブを最前方で飛んでいたとのことでした。
こちらのパイロットに聞いても、要は頭下げが重いが、操作は充分できるとのこと。
トリムタブ機構の調整を行おうと言うことになりました。
点検したところ、グラスフリューゲルの独特の機構であるトリムタブの板バネと取り付け位置が完全に間違えていました。
そのほか、操縦桿のラックアンドピニオンの位置も多少ずれていたので修正しました。
試験飛行を2度実施しましたが、正常な結果でした。
ミニマムトリム/マキシマムトリムを正確にパイロットにやってもらえば、すぐに発見できた事象でした。
梅雨、台風の時期でもあり、単座 JA2110が再度、分解され、再整備に入りました。
スイスから輸入したASK21が先日、到着し、税関の検査を受けました。
めずらしく、第2工場でStemme S10とGrob G109Bの整備が行われています。
S10はカレンダーでの交換部品が山のようにあります。ヤスパーはてんてこ舞いしています。
(写真・文/ 中澤愛一郎)