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世界戦の休日の過ごし方「ジロ・デ・イタリアを体感する」
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
世界戦の休日の過ごし方「ジロ・デ・イタリアを体感する」 (2017/7/10 13:56:07)
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世界戦の休日の過ごし方「ジロ・デ・イタリアを体感する」 (2017/7/10 13:56:07)
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大会が5日間終わり、連続で5日間のフライトができた場合、1日の休養日を取ることが
ルールで決まっています。
前半戦を振り返るべくもなく、はっきり言って順位が悪い。
こんなに悪い順位の世界戦は初めてです。
調子は上がっていると自分では思っていますが、それにしても流れを変える必要があるので、
この休養日はいいきっかけになりそうです。
さて、「休養を取る」というのは「ただぐーたらして一日をだらだら過ごす」のではなく、
自分がやりたいことをやってリフレッシュすることだ。と言っていた人がいます。
ぐーたらがリフレッシュになるならそれでもいいんでしょうが、私は体を動かすことで
リフレッシュされます。
この日はパラグライダーから離れて体を動かそうと決めていたところ、
スロベニアの若きエースのティラン選手から、ロードバイクに乗らないかという誘いを受け、
一緒に走りに行くことに。
彼とは以前もスロベニアに行ったときに自転車で山を 登らされ 走った経験があり、
自転車好きの仲間でもあります。スロベニアはイタリアからそう遠くないので、
彼らは車に自転車を積んできています。スロベニアチームのユーリもロードバイクをもってきていましたが、
彼は、「ぐーたら一日を過ごす」といって私に貸してくれたのです。
さて、彼は「ジロ・デ・イタリアで使うコースを行こう」と言い出しました。
そのレースは有名なロードレースで、私も知っていました。
フェルトレからモンテグラっパという山の山頂までがそのレースの一区間なのだということ。
世界でも有名なコースを体感できるとは!と少しなめていたのです。
フェルトレを出てからしばらくは平たんな道を爽快に走ります。
体がリフレッシュされていく気分。
いいねぇいいねぇ。
そして山を登り始めます。
コースの全体像をわかっていなかった私。
よっしゃ、登り頑張るぜ!!といきがっていきました。
そして、登る登る登る登る登る
あぁ、そろそろT.O.でもできそうな高さじゃない?
1時間ほど登り続けた後に聞きました。
あとどれだけ坂を登ればいいの??
「あと20㎞くらいかな。全部で30㎞の登りだから」
お互い汗だくでそんな返答が返ってくる
30㎞の登り!?
さすがジロ・デ・イタリア。半端ない・・・・・。
道にはロードレースの大会でよく見る応援がたくさん書いてあり、
ここで国際的なレースが行われているんだと感じさせてくれます
勾配は優しくなく、途中は20%の勾配のゾーンも・・・・。
途中、何度めげそうになったことか。
目指す山頂は↑の山。
そして漕ぎ続けること3時間。
ようやく山頂へ。
もう、感無量。
やりきった感です。
山頂はフェルトレから山を越えたタスク1のバッサノが一望できる場所。
観光地になっているようで、たくさんの観光客、自転車、バイクであふれていました。
高低差2000m、距離35㎞。プロの選手たちはいったいここをどれくらいの速度で走るんだろう・・・・。
ちなみに、ここの山頂で食べたパスタは・・・・・
うどんみたいに太い麺で、味は美味しくない。
帰りは下りですが、もう疲れているんで、下りもそんなに楽に感じません。
まぁ、それでも風が気持ちいいです。
スロベニアチームの宿に戻ると、夕食を食っていけ!ということで大量のトマトパスタをいただきました。
だいぶリフレッシュ。
さて、後半戦です。
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