ホーム >> RSSセンター >> <飛丸日記 8月1日> 南仏飛翔録6 「準備、準備、また準備」

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link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/12/25 18:57:24)

feed <飛丸日記 8月1日> 南仏飛翔録6 「準備、準備、また準備」 (2017/8/8 0:45:50)
170801 北端山並-1
170801 北端山並-2
170801 北東端山並-1
170801 東端 パラTake Off
170801 Party

大会二日目。
天候不順にて、朝、中止の連絡が入る。
最近、購入したバリオ(昇降計)。
苦手な英語のマニュアルとのにらめっこ。
昼過ぎからは、今度は北方向、東方向へ緊急ランディングの下見に行く。
あの山並みの北端にパイロンがある。この谷を渡ることになるかも。
失敗した場合、降りる事になるのは、恐らくここ辺りか・・・。

今回の目標は
1)無事の帰国
2)10位維持(選抜順位が10番目)
3)10時間フライト
4)1本ゴール
5)6位以内(参加者12人の前半)
というところか。
かなり低い目標ではあるが、ブランクとレベルの高さを考えると、こんなものだろう。
まあ、兎に角、安全に飛び、五体満足で帰国の途につければそれで良い。

それにしても、かなりマニアックな世界である。
後4日間のフライト。その為に下見に下見、準備に準備を重ねている。
今日だけで250㎞走行。
まあ、全てのスポーツは、そういったものかもしれない。
いや、スポーツに限らず、ビジネスも、人生そのものも。
晴れ舞台、その一瞬のきらめきがあれば、それで十分であろう。
今回も、あの山並みを一度でも飛べれば、それでいい。
いや、欲張りだから、せめて二度かな。

いやいや、違う。
多分、準備をしているこの時間にこそ、価値があるのだろう。
例え、きらめきがなくとも。
負け惜しみかもしれないが、結局は自分が何に幸福を感じるか、である。
将来を想い、その準備をするワクワク感。
そこに価値を見出せるか否かが、次のSTEPへと進めるポイントかもしれない。

見晴らしの良い場所を求めて行くと、そこはパラグライダーのTake Offだった。
至るところにハングやパラのTake Off、グライダーの滑空場がある。
ヨーロッパは、スカイ・スポーツと一般社会の距離感が近くて心地よい。

夜はまた、歓迎パティー。
クラス5の「きれいどころ」と親交を深める。

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