ホーム
>>
RSSセンター
>>
2017/08/04 Southern Alps Big Task, Task 4
Silver lining
(2025/1/7 0:35:08)
2017/08/04 Southern Alps Big Task, Task 4 (2017/8/22 7:47:43)
トレースは黒: 私、青:Ota選手
この日は前日までよりも風が弱い予報なので、250kmもあるか?と思っていたがブリーフィングで発表されたのは 107km 。複数のモデルが降雨を予想しているのでその前にさくっと終わらそうという目的らしい。でも大きななストームが発達するというというよりは場所によって積乱雲が出来るかも、という程度のリスク。機体を組んでいたら再度ブリーフィングが行われ、タスクが見直されて約160kmに変更された。
まず東に17kmの Pic de Bure、それから南に20km、さらに南南東に50kmで折り返し、1つ前と同じターンポイントをとって Aspres に戻る。
曳航開始 12:00、スタート 13:00。
結果的には近場ではどこも雨は降らずタスクもアンダーコール(短すぎ)となったが、良い判断だった。
ブリーフィング時に、山の側まで曳航されるとサーマルで荒れていて危険だという意見が出て、今日からは山から1-2kmほど離れて地点でリリースすることに変更された。
今日も総合順位通りに6番目に引かれる。昨日までよりもサーマルは良好でスタート前に雲底も既に3200m 程ある。
スタートは少し下がって2900m 、奥の山のクラウドストリートを目指してまずは北上するが、あまり良いリフトに当たらず、真っ直ぐターンポイントに向かった数機が上げ始めた下に潜る。雲底まで上げてターンポイントをとり、少し西に戻って3100m で南に走る(残り143km)。上にいた3機は西に向かうが、自分は南の対岸で上げて次のターンポイントまで山の中を裏から取る作戦。
しかし予定したポイントで当たらず、そのまま低くなりつつ南へ突き進む。ターンポイントの9km東, 1450mでようやく弱いサーマルを見つけるが、風下に来てしまったので完全に作戦失敗だ。
1700m まで対地高度をとってから風上に戻って強いコアを見つけて2400mまで戻し、ターンポイントまでは行けそうになったのでやっと一息つける。
ターンポイント(残り123km)の上で+4m/s にヒットし3200m、なぜか数百m下に Walter と思われる機体がいる。後で分かったことだが、ターンポイントを取るのを忘れて8km程引き返して来たたらしい。
ここからすっかりお馴染みのルートで Durance Valley を渡って次の山で上げ、南下して峠を越える。
ここから南がちょっと曇っていて、リッジでスタックしている Patrick と Ota に追いついた(残り90km)。Christpher は見えないのでもう先に行ってるんだろう。
2000m まで上げて走り出した Patrick を追う。10km先の西向きの斜面に1400mで取り付き、弱いリフトで上げ直しつつ南に移動。先にPatrick とOta が見つけた強いコアに入るのが少し遅れて自分だけ上げきれず、2400m で南に走る(残り75km)。上の2人はしっかり3000m以上まで上げている。この時南から Christopher が南から戻って下に入ってきた。既に15kmの遅れ、速いなあ。そして後ろにいた Walter も手前で雲底に上げるサーマルを見つけてスタックしている我々3機を越えていった模様。これには全く気が付かなかった。
南のターンポイント(残り70km)も2600mまで上げてサクッととって帰路を急ぐ。Patrick、Ota 共自分より500m は高い。
Digne の谷を渡って小さい尾根の上に取り付いたところで強いサーマルにヒット、1700m から3200mまで+5m/s で雲底まで(残り62km)。Otaはこのサーマルを飛ばしたら次がなかなか来ずにスタック。。。
ここから順調に北上し、Durance Valleyの東側で雲底3400m(残り35km)から谷渡り開始。下層は西北西の風が結構入ってきており、ターンポイントのある尾根の南西面が上がらないどころかシンク気味。ターンポイントの標高が高いのでそのまま取れないけど、その尾根の先は風を受けている斜面があるので強引に突っ込む。1250m まで下がってしまいちょっと気まずくなったが予定通り?サーマルにヒットし、そのまま流されつつターンポイントを取る(残り13km)。タスクの最後が西風になるので、保険をかけて2800m まで上げてファイナルグライド。
この日4位でやっとゴールに辿り着いた。
162km (3TP)、5h08min。
Ota 選手は段々強くなった西風に捕まって苦戦したが、昔飛んだときのエリアの知識も総動員して帰還ルートを発見し、3連続ゴール!
結果、この日のゴールは5人。
リザルト Task 4 、 総合
昨日まで5位の Arnold Nadlinger が今日は南の方に降りたが僅差でまくれず、総合は6位で変わらず。
トラックログ on XContest
RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
2017/08/04 Southern Alps Big Task, Task 4 (2017/8/22 7:47:43)
トレースは黒: 私、青:Ota選手
この日は前日までよりも風が弱い予報なので、250kmもあるか?と思っていたがブリーフィングで発表されたのは 107km 。複数のモデルが降雨を予想しているのでその前にさくっと終わらそうという目的らしい。でも大きななストームが発達するというというよりは場所によって積乱雲が出来るかも、という程度のリスク。機体を組んでいたら再度ブリーフィングが行われ、タスクが見直されて約160kmに変更された。
まず東に17kmの Pic de Bure、それから南に20km、さらに南南東に50kmで折り返し、1つ前と同じターンポイントをとって Aspres に戻る。
曳航開始 12:00、スタート 13:00。
結果的には近場ではどこも雨は降らずタスクもアンダーコール(短すぎ)となったが、良い判断だった。
ブリーフィング時に、山の側まで曳航されるとサーマルで荒れていて危険だという意見が出て、今日からは山から1-2kmほど離れて地点でリリースすることに変更された。
今日も総合順位通りに6番目に引かれる。昨日までよりもサーマルは良好でスタート前に雲底も既に3200m 程ある。
スタートは少し下がって2900m 、奥の山のクラウドストリートを目指してまずは北上するが、あまり良いリフトに当たらず、真っ直ぐターンポイントに向かった数機が上げ始めた下に潜る。雲底まで上げてターンポイントをとり、少し西に戻って3100m で南に走る(残り143km)。上にいた3機は西に向かうが、自分は南の対岸で上げて次のターンポイントまで山の中を裏から取る作戦。
しかし予定したポイントで当たらず、そのまま低くなりつつ南へ突き進む。ターンポイントの9km東, 1450mでようやく弱いサーマルを見つけるが、風下に来てしまったので完全に作戦失敗だ。
1700m まで対地高度をとってから風上に戻って強いコアを見つけて2400mまで戻し、ターンポイントまでは行けそうになったのでやっと一息つける。
ターンポイント(残り123km)の上で+4m/s にヒットし3200m、なぜか数百m下に Walter と思われる機体がいる。後で分かったことだが、ターンポイントを取るのを忘れて8km程引き返して来たたらしい。
ここからすっかりお馴染みのルートで Durance Valley を渡って次の山で上げ、南下して峠を越える。
ここから南がちょっと曇っていて、リッジでスタックしている Patrick と Ota に追いついた(残り90km)。Christpher は見えないのでもう先に行ってるんだろう。
2000m まで上げて走り出した Patrick を追う。10km先の西向きの斜面に1400mで取り付き、弱いリフトで上げ直しつつ南に移動。先にPatrick とOta が見つけた強いコアに入るのが少し遅れて自分だけ上げきれず、2400m で南に走る(残り75km)。上の2人はしっかり3000m以上まで上げている。この時南から Christopher が南から戻って下に入ってきた。既に15kmの遅れ、速いなあ。そして後ろにいた Walter も手前で雲底に上げるサーマルを見つけてスタックしている我々3機を越えていった模様。これには全く気が付かなかった。
南のターンポイント(残り70km)も2600mまで上げてサクッととって帰路を急ぐ。Patrick、Ota 共自分より500m は高い。
Digne の谷を渡って小さい尾根の上に取り付いたところで強いサーマルにヒット、1700m から3200mまで+5m/s で雲底まで(残り62km)。Otaはこのサーマルを飛ばしたら次がなかなか来ずにスタック。。。
ここから順調に北上し、Durance Valleyの東側で雲底3400m(残り35km)から谷渡り開始。下層は西北西の風が結構入ってきており、ターンポイントのある尾根の南西面が上がらないどころかシンク気味。ターンポイントの標高が高いのでそのまま取れないけど、その尾根の先は風を受けている斜面があるので強引に突っ込む。1250m まで下がってしまいちょっと気まずくなったが予定通り?サーマルにヒットし、そのまま流されつつターンポイントを取る(残り13km)。タスクの最後が西風になるので、保険をかけて2800m まで上げてファイナルグライド。
この日4位でやっとゴールに辿り着いた。
162km (3TP)、5h08min。
Ota 選手は段々強くなった西風に捕まって苦戦したが、昔飛んだときのエリアの知識も総動員して帰還ルートを発見し、3連続ゴール!
結果、この日のゴールは5人。
リザルト Task 4 、 総合
昨日まで5位の Arnold Nadlinger が今日は南の方に降りたが僅差でまくれず、総合は6位で変わらず。
トラックログ on XContest
execution time : 0.005 sec