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feed (ブルネイ日記 6月27日) 自転車初乗り4部作 その3 犬は嫌いです (2015/7/3 16:59:33)
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・Supa Save で折り返し、後は帰るだけ、と脇道に入る。
 するといきなり、驚く程整備された遊歩道。
 何じゃこりゃ。
 知らない、というのはこういう事か。
 小川を横切ったり、アメリカの田舎の家並みのようなのどかな雰囲気。
 そこは Shellのキャンプ。約700家族が暮らす優雅な家並み。

・ふと見ると、道を小動物が横切る。
 猿だ。しまった シャッター・チャンスだったのに。
 と残念に思っていると、その後もシャッター・チャンスは幾らでも訪れた。
 教訓 そのXX 「チャンスは一度だけではない。 
             チャンスの周りには幾らでもチャンスが転がっている」

 幸運もチャンスもサーマルみたいなものである。
 特に平地を飛んでいる時は、一人だけラッキーサーマルにあたるという事はまずない。
 一人が当たれば、そこはサーマル帯に入った証し。
 その近くには幾らでもサーマルはある。

・「あいつ、羨ましいなあ、偶々ラッキーにもサーマルにヒットしやがって。」
 ハングで友達と飛んでいると、良く出くわす状況。
 ついさっきまで同高度いや自分より低かったのに、高く上昇していく他機を茫然と見上げる。
 
・違う。
 そんな事をやっている場合ではない。
 彼が上昇したサーマル・ベース(サーマルの発生源)はどこか。
 自分の進む先に、似た様な状況の場所はないのか?
 それとも違う気団、空域に入り、全体的にサーマルが多い場所なのか。
 そのまま進めば何れは自分もあたるのか。コース取りを変えるべきなのか。
 競技中、自分の方が先行している場合でも、わざわざ戻って同じサーマルに入るのも一案。
 他機のサーマルの上昇率はどれくらいか?大きさは?戻って捉えられる確度は?」
 他機を羨んでいるひま等、全くない。
 人生訓そのXX 「観察、考察。実行。」
 焦らず、落ち着いて自分の番に備える事。その準備を怠らないこと。

・結局、恐らく二十匹位の群れが道路を横切っていくところだった。
 大体に二匹づつ。要はシャッター・チャンスは10回はあった。
 しかも気づいてからだけでその数。
 その後、横切った先の樹の下に行ってみると・・・なんというかブドウの様にいる猿の群れ。

・心地よく道に迷いながら、なんとなくホテルを目指す。

・と、いきなり行く手を遮る、蚊に並ぶ人生最大の敵、犬を発見。身動きできず。Freeze。

・中学2年の時に、統廃合で中学校が廃校になった。
 まあ、それだけ僻地の故郷である。
・暫くして、廃校になった学校を見に行った事がある。
 場所は人里離れた山の上。
 中一時代のクラスに忍び込み、懐かしむ。
 と、回りが騒がしい。
 なんと野犬の群れに囲まれている。約十数匹。
 幸い出入口のドアを閉めており、流石に破っては入ってはこないが、暫く身動きが取れない。
 向こうも吠え疲れたのか、囲みが手薄になる。隙を見て 隣のクラスに移動する。
 それを繰り返し、一番端のクラスから脱出を図るが、直ぐに気付かれ追われる。
 かなり小さな犬もいる。でも明らかに野犬化している。
 何とか、昔の部室に逃げ込む。当時バスケット部。
 しかしこれは大失敗。出入口は一か所。全く身動きが取れない。
 こうなると持久戦。 鳴き声が止むと、ちょっとドアを開ける。吠えられる。また立て籠もり。
 結局、薄暗くなるまで動けず。
 その後、遂に隙を伺って脱出。
 というより正確には持久戦に敗退。暗くなる前にと強行突破を図る。
 直ぐに気付かれ、群れに追われる。
 斜面を駆け下り、途中で断念、なんとか木によじ登ってかわす。
 今度こそ、全く動けない・・・。
 と、暫くすると、囲みを解いて去っていく。
 恐らく縄張りからは 外れたのだろう。
 真っ暗の中、下山。

・犬は野犬化する本性を持っている。狂暴化する可能性がある。
 撫でている時に一瞬にして、野生化して噛みつかれたらどうするんだ。
 
・犬を可愛がっている人を見ると、何時も思う。
 みんなは知らないだけなんだ。犬の恐ろしさを。

・犬とはコミュニケーションが取れない。
 何を考えているか、分からない。
 教訓そのXX 「リスクが計れないものには 近づくな」
 ビジネス、ハング、共に鉄則である。
 生き残るための必須条件。
 
・犬は 嫌いである。
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