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(ブルネイ日記 7月5日) 人生、初のHunting 多分4部作、その1 犬は嫌いなんだけど・・・。
飛丸日記
(2024/10/31 8:42:30)
(ブルネイ日記 7月5日) 人生、初のHunting 多分4部作、その1 犬は嫌いなんだけど・・・。 (2015/7/6 1:24:37)
・「何で空を飛ぶんですか? 危ないのに。」
フライヤーなら必ず受けるこの質問。
ハング歴32年。 大げさでなく、100回、いや遥かにそれ以上、今まで受けて来た.。
・十数年前に確立した私の返答。
「何で空を飛ばないんですか?思ったことないんですか?空を飛びたいって。」
そこから一気に攻勢。ハングの面白さ、楽しさを語る。
・実際は 面倒くさい、そこまでして飛びたいと思わない、というのが主な理由だろう。
我々がここに至るまで、例えば鳥取砂丘のハング・グライダーの担ぎ上げ等、
苦労して勝ち得たこの喜び。
人生訓そのXX「努力の後に得られた成果には、格別のものがある。」
そのことには焦点はあたらず、前面に出てくるのは
危ないから、リスクが高いから止めるべきという、正論。
・リスクってなんだろう。
それは問題が発生する可能性のこと。
では問題の大きさは?その発生確率は?、
それは回避したり、発生確率を小さくしたり、問題の程度を下げたり、
また問題が起こった時に対処できれば良いではないか。
リスクをマネジすれば良いではないか。
人生訓そのXX 「リスクの許容度を拡げれば。自由度は拡がる。」
リスクをきちんと認識し。その対応、対処策を踏まえれば、よりやりたい事がやれる。
前に進むことができる。
・大嫌いな犬、咬まれるリスクの度合いを計りながら、
「好きに漕いで良いよ」と渡されたボートのパドルを秘かな武器として握りしめ敵襲に備える。
今更、犬が怖い、とは言えない。
さりげなく写真でも取り、余裕をかます。
・1時間前、いや数分前には全く予想していなかった状況。
猟犬3頭と猟師さんと思しき人。
二名と3頭。小型船に乗り込んで、いざ 人生初のHuntingへ。
ーーー
・一昨日の金曜日に初めて認識、来週の月曜日は休日。なんと三連休。
ブルネイでは5月から7月に休みが多い。
いや、偶々、ラマダン・シーズンだから。
(ラマダンは 毎年約11日づつ前にずれていく)
・土曜日は次回対S社用の練習ゴルフだったが、日・月と急な連休。
またランビル・ヒルズに向かおうと思ったが、月曜日早朝はナデシコ、決勝戦。
鬼畜米英。イギリスはともかく、アメリカは好きになれない私。
これは気合を入れて応援せねばと、ランビルは断念。
流石にテントではTVは見られない。
・それでは日曜は近場でトレッキング or サイクリングをと考え、
昨日、帰宅時に会社からホテルに戻る例の「炎の高速道路」から左に行く道を探す。
言ってみれば、その道はジャングルと街の境界線。
山側は踏み入る事ができないジャングルが延々と続く。
そこに一か所だけ、右折の道を発見。
良し、明日はあそこに入って、行けるだけ行ってみよう。
そして、自転車で自然の中を走ろう。
・炎天下を避け、とは言え今日は早めの2時過ぎに、自転車を載せ、ホテルを出発。
情けなくも、昨日見つけた唯一つの右折の道が見つからず、右往左往。
やっと見つけて暫く行くとこれ以上は見たことがない、という穴ぼこだらけの舗装道。
ブルネイの地方政策が伺える。
引き返したくなるような、時速20-30㎞位で走るのがやっとの道。
そこに前を走る車を発見。無理してついて行く。
ハングで飛んでいる時、全くサーマルの手掛かりが分からず、
偶々見つけたトビについて行くことがある。
そんな気持ちだ。
経験則そのXX「全く頼りにするものがない時には、何でもいいから拠り所を持て」
・そのままなんとなく20㎞弱も走って、いきなり行き止まり。ジャングルを流れる川。
前を走っていた車の方に、この辺の状況を聞こうとするも、犬が走り寄る。退避。
いなくなるのを見計らい、先日の「華麗なる撤退」の後で購入した蚊対策のソックスを履き
長袖シャツに着替えて、いざ出陣。草の生い茂った道をトレッキング。
・と、約50m進んだところでいきなり道は終わり。
高床式の、古い家。
そして先程の人&犬3頭が 何やら船着場で準備している。
・「何しに行かれるんですか」
「Hunting]
「何時ごろお帰りですか。」
「5時前には戻るよ。」
「私も連れて行って頂けませんか。」
「いいよ、いいよ、乗りなさい。」
・犬は嫌いなんだけど・・・
・人生訓そのXX 「ある程度のリスクは取らないと、世の中楽しめない」
・という事で、全く予想外に、人生初のHuntingの始まりとなった。
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(ブルネイ日記 7月5日) 人生、初のHunting 多分4部作、その1 犬は嫌いなんだけど・・・。 (2015/7/6 1:24:37)
・「何で空を飛ぶんですか? 危ないのに。」
フライヤーなら必ず受けるこの質問。
ハング歴32年。 大げさでなく、100回、いや遥かにそれ以上、今まで受けて来た.。
・十数年前に確立した私の返答。
「何で空を飛ばないんですか?思ったことないんですか?空を飛びたいって。」
そこから一気に攻勢。ハングの面白さ、楽しさを語る。
・実際は 面倒くさい、そこまでして飛びたいと思わない、というのが主な理由だろう。
我々がここに至るまで、例えば鳥取砂丘のハング・グライダーの担ぎ上げ等、
苦労して勝ち得たこの喜び。
人生訓そのXX「努力の後に得られた成果には、格別のものがある。」
そのことには焦点はあたらず、前面に出てくるのは
危ないから、リスクが高いから止めるべきという、正論。
・リスクってなんだろう。
それは問題が発生する可能性のこと。
では問題の大きさは?その発生確率は?、
それは回避したり、発生確率を小さくしたり、問題の程度を下げたり、
また問題が起こった時に対処できれば良いではないか。
リスクをマネジすれば良いではないか。
人生訓そのXX 「リスクの許容度を拡げれば。自由度は拡がる。」
リスクをきちんと認識し。その対応、対処策を踏まえれば、よりやりたい事がやれる。
前に進むことができる。
・大嫌いな犬、咬まれるリスクの度合いを計りながら、
「好きに漕いで良いよ」と渡されたボートのパドルを秘かな武器として握りしめ敵襲に備える。
今更、犬が怖い、とは言えない。
さりげなく写真でも取り、余裕をかます。
・1時間前、いや数分前には全く予想していなかった状況。
猟犬3頭と猟師さんと思しき人。
二名と3頭。小型船に乗り込んで、いざ 人生初のHuntingへ。
ーーー
・一昨日の金曜日に初めて認識、来週の月曜日は休日。なんと三連休。
ブルネイでは5月から7月に休みが多い。
いや、偶々、ラマダン・シーズンだから。
(ラマダンは 毎年約11日づつ前にずれていく)
・土曜日は次回対S社用の練習ゴルフだったが、日・月と急な連休。
またランビル・ヒルズに向かおうと思ったが、月曜日早朝はナデシコ、決勝戦。
鬼畜米英。イギリスはともかく、アメリカは好きになれない私。
これは気合を入れて応援せねばと、ランビルは断念。
流石にテントではTVは見られない。
・それでは日曜は近場でトレッキング or サイクリングをと考え、
昨日、帰宅時に会社からホテルに戻る例の「炎の高速道路」から左に行く道を探す。
言ってみれば、その道はジャングルと街の境界線。
山側は踏み入る事ができないジャングルが延々と続く。
そこに一か所だけ、右折の道を発見。
良し、明日はあそこに入って、行けるだけ行ってみよう。
そして、自転車で自然の中を走ろう。
・炎天下を避け、とは言え今日は早めの2時過ぎに、自転車を載せ、ホテルを出発。
情けなくも、昨日見つけた唯一つの右折の道が見つからず、右往左往。
やっと見つけて暫く行くとこれ以上は見たことがない、という穴ぼこだらけの舗装道。
ブルネイの地方政策が伺える。
引き返したくなるような、時速20-30㎞位で走るのがやっとの道。
そこに前を走る車を発見。無理してついて行く。
ハングで飛んでいる時、全くサーマルの手掛かりが分からず、
偶々見つけたトビについて行くことがある。
そんな気持ちだ。
経験則そのXX「全く頼りにするものがない時には、何でもいいから拠り所を持て」
・そのままなんとなく20㎞弱も走って、いきなり行き止まり。ジャングルを流れる川。
前を走っていた車の方に、この辺の状況を聞こうとするも、犬が走り寄る。退避。
いなくなるのを見計らい、先日の「華麗なる撤退」の後で購入した蚊対策のソックスを履き
長袖シャツに着替えて、いざ出陣。草の生い茂った道をトレッキング。
・と、約50m進んだところでいきなり道は終わり。
高床式の、古い家。
そして先程の人&犬3頭が 何やら船着場で準備している。
・「何しに行かれるんですか」
「Hunting]
「何時ごろお帰りですか。」
「5時前には戻るよ。」
「私も連れて行って頂けませんか。」
「いいよ、いいよ、乗りなさい。」
・犬は嫌いなんだけど・・・
・人生訓そのXX 「ある程度のリスクは取らないと、世の中楽しめない」
・という事で、全く予想外に、人生初のHuntingの始まりとなった。
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