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feed (ブルネイ日記 7月5日) 人生初のHunting、多分4部作その2 Stay Here! (2015/7/6 15:19:33)
ジャングル 探し
槍一本
イノシシ とどめ

・川を数キロ下ったところで、対岸に舳先をつける。
・勢いよく飛び降り、ジャングルに入って行く三頭の犬。
・船は改めて岸を離れ、流れに任せて、時折漕ぎながら川を下る。
・平行して犬がジャングルを走り抜ける音がする。
・時折、鳴き声。
・木の合間から、時々見え隠れする。
・二頭を確認。
・流れは思ったより早く、船の進みは自分の歩行速度より早い。
・時速6㎞は下らない。
・もう2,3㎞は下った。
・未だに、ジャングルの中を犬が駆け抜けて並走している。
・やがて一頭しか見えなくなる。

・突然、かなり遠くで犬の遠吠え。
・他にも狩りをやっている人がいるんだろうなぁ、と思いきや、猟師さんが口笛で応える。
・エンジンを入れ、もう一度川上に遡って行く。
・やがて舳先を岸に付け、船を樹に縄で縛り、我々も上陸。
・猟師さんが持っているのは、一本の槍のみ。
・これでどうするんだろう。

・ジャングルをかき分け、犬の叫ぶ声がする方に進む。
・やがて、鳴き声に違う動物のものが混じる。

・「Stay Here」  
 残念、一番見たい仕留める瞬間が見られない。
 とは言っても、正直少々、いや、かなりのリスクを感じていた。
 このままついて行って、この猟師さんがうまく仕留められず、
 自分のところに向かって来たら、どうなるのか。
 果たしてこのままついて行って良いのだろうか。
・そこに見事なタイミングでの指示。
 「ここにいろ。」

・ハング等、特にアウト・ドア・スポーツでは、経験者とそうでないものの差は絶大である。
 普段は経験したことがないことをするアウト・ドア・スポーツ。
 ハング界の名言 「飛ばない奴の言う事は信じるな」
、やった事もない人があーだこーだ言うのは、聞く必要なし。
 逆に、一定レベルに達するまでは、自己判断で動かない事。
 また、本当に集団行動が必要な時は、時に盲目にリーダーに従う必要がある。
 自分がそれは違う、と思っても従う。
 通常は意見の違いなんて、程度の問題。
 明らかにどちらが正しく、どちらかが間違っているという事は少ない。
 全員が、一糸乱れぬ集団で動く。その事自体が大事なのである。

・昔、急峻な岐阜の池田山で 山沈の回収をしたことがある。
 何かの操作ミスで、友達が山中に不時着。
 7,8人で回収に向かい、回収に時間が掛かって、下山途中で遂に暗くなった。
 我々自身に遭難のリスクを感じる。
 行くべき道も不明確。意見が分かれる。
 一人が別行動を取ろうとする。
 直ぐにそれが誤りだとわかる。
 彼が違うコースを歩くことで、不要な落石が起こり、他のみんなが危険に曝された。
 全員が落石を避けることのできるうまい陣形を組む必要があった。
 教訓そのXX 「場合によっては、司令塔の判断、決断には 有無を言わず従うべき」

・「Jun、Come on, Come on 」
 一番の瞬間は見られなかったが、それで良かったのだと思う。

・獲物に槍を何度も刺し、絶命を確認しているようだった。
 でかい。 
 それは、優に1mはあるイノシシのような動物だった。



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