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エクアドル最初の空
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
エクアドル最初の空 (2017/10/27 21:08:55)
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エクアドル最初の空 (2017/10/27 21:08:55)
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時差ボケとコンディションの調整諸々あって数日早く入るののが普通ですが、
今回も同じ。しかし、問題はこの大会2日前になってまだ大会本部の場所が確定していない様子・・・・。
どうなってんだか。
朝の散歩をしてさて、どうやってこのエリアを飛ぶか考えてホテルに戻ると、顔見知りの朝食をだべているノルウェーパイロット達を見つけた。
彼らは既にこのエリアを飛んでいるということで、彼らと一緒にフライトしに行くことに。
タクシーを呼んで車で15分ほど走った採掘場のような場所。
ココが今回のエリア。
T.O.はわずか300mくらいの山の上。
山へは地元のパイロットが運転する4WDしか上がれないので、車を乗り換えてT.O.へ。
T.O.には既に何人かの見慣れたパイロット達がいて、挨拶をしてエリア状況を聞く。
本番までは、エリアよりも北側へ飛んでいくことができないらしいが、過去の大会の
様子と、このエリアの山の続きから、基本的には南に向いたテイクオフから離陸して
少し東西に飛ばし、最後は北へ長く飛んでいくというのがここのエリアの大会内容らしい。
しかし、通常は、航空管制の問題があって大会まではそっちには行けないとのこと。
ということでこの日、先に来ていたイタリア人達はひたすら南西へ行って帰るというタスクをやるらしい。
お前も来いよ!とか言ってくれていたのに、さっさと離陸していってしまった。
とりあえず飛ぶ方向はわかった。
なんとなく降りる場所も聞いた。あとは飛ぶだけ。
私のグライダーはラインチェックとメンテナンスに入れていて、大会直前に帰ってきたので、
その様子も見たいし、ちょうどいい。
愛機の「Lasportiva ENZO3」
今回もこの相棒と飛びます。
さて、私が高度を稼いだころにはイタリア人ンをはじめ、最初に出ていった人たちはもう米粒大になって行ってしまっている。
仕方ないので、このエリアの様子を見ながら後を追っていくことに。
山から離れるとポルトガルで見たようなフラットランド(平野)が広がります。
ただ、ここは海が近いので、海風と陸風がぶつかりやすく、シンク(下降気流)とサーマル(上昇気流)が
場所によって激しく出てきたりします。
この日も地上から200mほどまで下がってサーマルを捕まえると、一気に1000mまで上昇。
地上から巻き上げられた枯葉と一緒に高い高度まで上がって行ったりしてます。
上昇がはっきりしているけれど、グライダーが暴れるくらいなところもあったり。
かと思えば一気に高度をロスしたりするので、コース取りが極めてレースの勝敗に影響を与えるエリアの様子。
ただ、北へ飛ぶと海風の影響は減るので、またコンディションも変わってくるでしょうけど。
15㎞程南西に行き、またT.O.したエリアに戻ってきます。
ここからググアヤキルはわずか10㎞程なので町が見えますが、さすがに空港も近く、大都市なので、
そちらに飛んでいくことはできません。
ただ、グアヤキルは海から20㎞程グアヤス川を登ってきたところにあり、海から複雑に入り組んだ
大小の川のような海が不思議な森の風景を作っています。
しばらくはその景色を見ながら飛び、ランディングへ
ランディング近くは、整然と同じ住宅が並ぶ住宅街のわき。
2時間ほどのフライト。
イタリア人たちはやたら陽気だったなぁ。
フライトを終え、エリアの車が町まで送ってくれ(きっちりお金は取られるのですが。)
そのまま日本パイロットの廣川選手と、夕飯を食べに行くことに。
海から近いこの都市は、シーフードが有名らしい。
という情報で、行った先は
なぜか寿司屋。
おや、まだエクアドル料理も食べていませんが・・・・。
なぜかここで日本食の寿司屋をやってる日本人がいて、
その人と話をしてこの店で食べることに。
握ってるのは現地の人だけど・・・
でも安くてうまかった。
明日はエクアドル料理を食べることにしよう。
あ、ついでにこの町はイグアナが有名らしい。
でかいモニュメントも発見。
そのうち見に行こう。
さて、次の日も飛びます!
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