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作り手のコンセプトによる「パラグライダー」の違い
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
作り手のコンセプトによる「パラグライダー」の違い (2017/11/14 16:31:03)
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作り手のコンセプトによる「パラグライダー」の違い (2017/11/14 16:31:03)
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毎日毎日気温が下がってます。
そして朝が暗い。
もう冬なのか?いや、もう少しお待ちくださいと言われているのか?
天気が安定しない毎日ですね。
ブログ上でもパラグライダー向けの少しマニアックなことをやっていくつもりです。
それは「呉本圭樹的グライダー評価」
先日、BGDというメーカーの代表で、デザイナーであるブルース・ゴールドスミス氏が来日。
話をいろいろと聞いたのですが、正直、「??」となることがありました。
というのも、私はOZONEというメーカーのチームに入っているので、メーカーの人間とも話をするのですが、
BGDとOZONEではグライダー作りのコンセプトがまるっきり違うのです。
正直、ここまで考えが違うのか。
そう思ったのです。
どちらが「いいのか」、「悪いのか」ではないのです。
ただ、正直に言うとコントロール(とはいっても極限のところ)が違うのです。
パラグライダーは2つのブレークコードというコントロールのひもを右に引くか左に引くかで
コントロールします。そして失速(ストール)の回復もこれで行いますが、
ここまでコンセプトが違うと、グライダーによってやって問題ないコントロールとダメなコントロールが
出てくるのだと思います。
うーん、なかなかパラグライダーも奥深い。
また、先月はAPCOという会社の代表が来日した時、彼も新しいアイデアやコンセプトのパラグライダーつくりを
説明してくれていました。
アプコのコンセプトモデル、全く新しいコンセプトのこのグライダーは前半分が通常の
パラグライダーだが、翼の後ろは布が一枚だけになっている構造
正直、パラグライダーという乗り物はいまだに「完成されていない」乗り物。
だからこそ、メーカーごとにアプローチが変わり、全く今までなかった構造が
突然標準化されたりします。
今回はそのコンセプトの違いを説明をしませんが、
同じメーカーでも何を目的としたものなのかで全く違うものができていたりして、
一般の人からすると、グライダー選びと遊び方がわからないというグライダーも
多く出てきています。
日本の輸入メーカーさんと話をして、そのいくつかをこれから私が乗ってみて
グライダーの構造や、コントロールや、傾向といったものを書いてみよう、
そういう話がでて、まずは第一弾のグライダーーが私のところに来ました。
不定期にはなると思いますが、そんなコンセプトの記事をこれから書いて行ったりします。
パラグライダーをやっていない人には「???」な話になるかもしれません。
また、もしこんなグライダーを評価して!ということがありましたら、メッセージください!
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