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link 飛行中年 飛行中年 (2024/12/25 18:57:24)

feed 今更ですが…。 (2017/12/3 11:39:00)
今朝は寒かったので、思わず薪ストーブに火を入れてしまいました。




さて、今更なんですが…。

薪ストーブ7シーズン目にして、室内の煙突にヒートシールドを取り付けました。



ヒートシールドとは、煙突の熱から建物を守るものです。

このヒートシールドがあれば、煙突からの輻射熱をおおむね遮断してくれます。

実は、薪ストーブを設置するとき、ネットで探した薪ストーブ設置マニュアルに従って、煙突と壁との安全距離を確保したはずだったのですが…。

壁がすごく熱くなってしまったのです!

これはおかしいんじゃないか?と、ずっと考えながらも、壁が熱くなるのはガンガンにストーブを焚いている時だけに限られていたので、ずっと様子を見ていたのですが…。

考えてみれば、私が参考にした薪ストーブの設置マニュアルはクリーンバーン機のもの。

それに対し、ウチの薪ストーブ「アクレイム」は、背後で二次燃焼するエバーバーン方式というもののため、ストーブの後ろ側がとても熱くなるのです。

従って、炉壁をはじめ後ろの壁までが、クリーンバーン機よりも熱せられてしまうのです。

煙突からの輻射熱だけならば大丈夫だったのですが、上記の理由でストーブ背後の熱も加わるために、余計に壁が熱せられていたというわけです。

何年か注意しながら様子を見ていたのですが、やっぱり不安に思えてきて…。

加えて、煙突メーカーのヒートシールドの効果についての説明書きに、私の心を決めさせた殺し文句がありました…。

煙突からの熱を和らげる他、空気断熱二重管と同じ効果があります!

ウチはそもそも室内を、断熱性のないシングル管を使っています。

しかし、シングル管では冷えやすいため、ドラフト(吸い上げ)が弱く、二次燃焼が安定していなかったのです。

今回今回ヒートシールドをつけることによって、前から気になっていた後ろの壁への熱の放射を防止する他にも、煙突の性能を向上させてくれる効果があるかも知れなかったのです。

この「一石二鳥」の効果が私の心を決めさせました。

そして、実際にヒートシールドを取り付けてみた感じなのですが…。

もちろん、後ろの壁はそれほど熱くならなくなりました。そして、明らかに空気断熱二重管としての効果もあるようなのです。

ドラフトが前よりも強くなっています。

その結果、二次燃焼がより安定しました。

ダンパーを閉めるタイミングも、以前よりも早くても大丈夫になり、よりストーブが扱いやすくなったのです。

もちろん最初から室内も、しっかりとした二重断熱煙突を使っていれば一番良かったのですが、もう工事が終わった後だったので、後の祭りです。

もしこのブログを読まれている方の中で、室内がシングル管の薪ストーブを使用されている方がいらっしゃいましたら、ヒートシールドを取り付けると、ある程度はストーブの性能が向上しますからお勧めしますよ!

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