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2017年最後の試合の結果は
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
2017年最後の試合の結果は (2017/12/5 10:43:03)
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2017年最後の試合の結果は (2017/12/5 10:43:03)
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初日、パイロンが雲の中で取れない!
後続のグライダーがどんどんと雲の中にターンポイントを取りに来るという恐ろしい状況でのタスクキャンセルから
一夜明け、快晴の天気出迎えた本当の最終日。
富士には不思議な3段傘がかかる天気。
昨日とは打って変わって温かい。
雲も全然なく、状況が一変しています。
気象概況では、1700mまでの上昇と、条件は時間を追うごとに良くなる。
そういうことで組まれた60㎞のタスク。
昨日はいやいや最初にでて苦労して上昇しましたが、この日は最初に出て全く問題なく上昇・・・・・
しかし、T.O.(離陸場)から200mくらい上昇したところで、上昇が止まってしまいます。
なんだ???
上昇に蓋をされたかのような状態。
山の稜線1000mまで上昇することもままならない状態。
弱い上昇も捕まえて捕まえてあげようとしても、なんだか上がらない。
その高さに次々とたまってくる選手たち。
通常ならスタート前に山よりも高い位置でさらに高くと上昇をしているところが、
スタート間際になっても、山より少し高いかどうかというところ。
上昇の様子は変わらずスタート時間になったので、レースをスタートさせます。
稜線を横に見ながら山をなめるように進んでいきます。
先に進み少し低くなってしまい、高度を戻そうとしているうちに、少し高い人たちが先頭になり、進みます。
私もターンポイントをその集団よりもショートカットして違うコースを取るも。また高度に苦しまされます。
トップを行く数機は稜線沿いを縫うように進み、少し遅れていきますが、私は全く違うコースを
どちらかといえば山から離れたところのサーマルを拾って拾って進みます。
高度が500~1000mのところはまだサーマルが活発。
それ以上低くても高くても上昇が弱い。
その間を尾根をジャンプして進みます。
中盤にトップ集団になり、先に進みますが、いつも上昇がきつい毛無山に到達しても、
穏やか⁻な上昇のみ。
時間を追ってよくなるどころか、上昇が収束していっています。
これはもう時間が無くなってきている。
そう思って先に進みます。
進む途中には沖にあるターンポイントを取る必要があり、取れない高度がさらに低くなって進む。
遅れているグライダーの動きを見ながらピンポイントでサーマルに突っ込んでいかないと高度をどんどんロスしていく。
天子という南にある山(ここはいつも上昇がある。まさに天子の山!!)にたどり着いても
上昇は弱く、ある程度上がったところで一番南のポイントへ。
そこを取って帰るが日の力もなんだか弱い
北に戻っていくも、高度は低い。
それでも上昇する!!!!と探して探していくと、もう残念ながら上昇できる高度にない。
先には緊急ランディング場。
そこに向かって距離を延ばすしかない。
そして着陸。
なんだか最後はきっちりゴールしたかったなぁ。
結果、あとから来たグループが我々よりも少し距離を伸ばして終了。
ゴールができなかった為に、途中のスピードは考慮されず、レースは距離を伸ばした望月選手が男どもを蹴散らし優勝。
私は6位でこのレースを終えました。
これによって2017年の国内順位も確定し、年間ランキングは3位。
後半戦の試合に出れなかったのが痛かった。
怪我の影響で去年はレースに1戦しか出られず50位だったので、
何とか国内は復活してきたというところ。
来年は、海外のランキングも復活しないといけません。
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