ホーム
>>
RSSセンター
>>
窓落下事故に怒りました!
飛行中年
(2024/12/25 18:57:24)
窓落下事故に怒りました! (2017/12/23 9:05:19)
RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
窓落下事故に怒りました! (2017/12/23 9:05:19)
アメリカ海兵隊の普天間基地所属のCH-53ヘリの窓が、同基地近くの小学校に落下したこの事故。
私は同事故のアメリカ海兵隊の後処理に、今、怒っています!
幸い今回の事故は、子供が軽いけがをした程度で済んでいますが、これは、間違いなく死亡事故につながるものです。
このような事故は、二度と繰り返さないように、万全な対策をとらなければいけないはずです。
しかし、アメリカ海兵隊はわずか一週間で同ヘリの飛行を再開し、しかも、「人為的ミス」の一言で片付けて、根本的な事故防止策はとっていません…。
これは、はっきり言って航空機を運用する者として、「怠慢」としか言いようのない処置です。
「事故」は、いくつかの事故の要因が重なったときに起こるといわれています。
それを分かりやすく説明したものに、スイスチーズモデルというものがよく使われます。
これは、穴の開いたスイスチーズを「防御壁」に見立てて、それの穴が重なったときに事故が起こると説明したものです。
今回の普天間基地での事故も、まさにこれが当てはまります。
確か私の記憶が正しければ、ヘリコプターはどんな機種にも緊急脱出用に、窓のどこかが必ず外れるようにしていたはずです。
これは、クラッシュなどでヘリコプターが変形し、ドアが開かなくなって脱出できなくなることを防止するためのものです。
当然、今回事故を起こしたCH-53も、窓が外れるようになっていたわけですが…。
それが飛行中に外れてしまったわけです。
安全策で講じた窓が外れるという手法が、逆に今回のように子供の身が危険になってしまうような結果になってしまっては、これは何らかの改善策をとらなければいけない筈です。
その何らかの安全策を講じないアメリカ海兵隊に、私は怒っているのです!
今回の事故を、ネット上で調べてみたのですが、この事故の要因は、まず…。
緊急脱出用の窓を開くためのレバーを固定するためのワイヤーが外れていた。
そして、
その窓のレバーに不用意に力が加わり、窓が外れてしまい落下した。
と、いうもののようです。
この二つの要因が、上でご紹介した「スイスチーズモデル」の抜け穴を通り過ぎて、事故になったものだとの思います。
今回のように、子供の身が危険にさらされるような結果となった事故は、アメリカ海兵隊としてもその結果を真摯に受け止め、今後、同様の事故を繰り返さないためにも、万全の対策を施すべきではないのか?
私はそう考えるのです。
例えば、フライト前のチェックにおいて、整備士のみではなく、緊急脱出など乗組員の命にかかわるようなことは、その命を預かるパイロットも、フライト毎に必ずチェックしなければならないという、「違う人間による二重チェック」を義務付け
るシステムに変更するなどの手法をとるとか…。
また、ハード面においても、緊急脱出用の窓は、必ず外に落ちないように内側に外れるようにするとか…。
あるいは、どうしても安全上外に外れるようにしなければいけないのであれば、一度内側に引かないと外には外れないようにする、ワンアクションを加えるような機構に変更するとか…。(窓が外れないときは、人は本能的にその窓を前後に揺さぶると思います。)
ちょっと私が考えたものですが、このような具体的な安全策を、アメリカ海兵隊が提案し、それを実施していかなければ、付近の住民の方も納得できないのではないでしょうか?
私はそう思うのです。
今回、半ば強制的に「人為的ミス」で片付けて、わずか一週間でCH-53の飛行を再開したアメリカ海兵隊…。
私はそのような事故に対する対策に関し、怠慢な体制をとるアメリカ海兵隊は、そのうち、アメリカ海兵隊自信に、別な要因での重大な事故が発生してもおかしくないと思います。
私は同事故のアメリカ海兵隊の後処理に、今、怒っています!
幸い今回の事故は、子供が軽いけがをした程度で済んでいますが、これは、間違いなく死亡事故につながるものです。
このような事故は、二度と繰り返さないように、万全な対策をとらなければいけないはずです。
しかし、アメリカ海兵隊はわずか一週間で同ヘリの飛行を再開し、しかも、「人為的ミス」の一言で片付けて、根本的な事故防止策はとっていません…。
これは、はっきり言って航空機を運用する者として、「怠慢」としか言いようのない処置です。
「事故」は、いくつかの事故の要因が重なったときに起こるといわれています。
それを分かりやすく説明したものに、スイスチーズモデルというものがよく使われます。
これは、穴の開いたスイスチーズを「防御壁」に見立てて、それの穴が重なったときに事故が起こると説明したものです。
今回の普天間基地での事故も、まさにこれが当てはまります。
確か私の記憶が正しければ、ヘリコプターはどんな機種にも緊急脱出用に、窓のどこかが必ず外れるようにしていたはずです。
これは、クラッシュなどでヘリコプターが変形し、ドアが開かなくなって脱出できなくなることを防止するためのものです。
当然、今回事故を起こしたCH-53も、窓が外れるようになっていたわけですが…。
それが飛行中に外れてしまったわけです。
安全策で講じた窓が外れるという手法が、逆に今回のように子供の身が危険になってしまうような結果になってしまっては、これは何らかの改善策をとらなければいけない筈です。
その何らかの安全策を講じないアメリカ海兵隊に、私は怒っているのです!
今回の事故を、ネット上で調べてみたのですが、この事故の要因は、まず…。
緊急脱出用の窓を開くためのレバーを固定するためのワイヤーが外れていた。
そして、
その窓のレバーに不用意に力が加わり、窓が外れてしまい落下した。
と、いうもののようです。
この二つの要因が、上でご紹介した「スイスチーズモデル」の抜け穴を通り過ぎて、事故になったものだとの思います。
今回のように、子供の身が危険にさらされるような結果となった事故は、アメリカ海兵隊としてもその結果を真摯に受け止め、今後、同様の事故を繰り返さないためにも、万全の対策を施すべきではないのか?
私はそう考えるのです。
例えば、フライト前のチェックにおいて、整備士のみではなく、緊急脱出など乗組員の命にかかわるようなことは、その命を預かるパイロットも、フライト毎に必ずチェックしなければならないという、「違う人間による二重チェック」を義務付け
るシステムに変更するなどの手法をとるとか…。
また、ハード面においても、緊急脱出用の窓は、必ず外に落ちないように内側に外れるようにするとか…。
あるいは、どうしても安全上外に外れるようにしなければいけないのであれば、一度内側に引かないと外には外れないようにする、ワンアクションを加えるような機構に変更するとか…。(窓が外れないときは、人は本能的にその窓を前後に揺さぶると思います。)
ちょっと私が考えたものですが、このような具体的な安全策を、アメリカ海兵隊が提案し、それを実施していかなければ、付近の住民の方も納得できないのではないでしょうか?
私はそう思うのです。
今回、半ば強制的に「人為的ミス」で片付けて、わずか一週間でCH-53の飛行を再開したアメリカ海兵隊…。
私はそのような事故に対する対策に関し、怠慢な体制をとるアメリカ海兵隊は、そのうち、アメリカ海兵隊自信に、別な要因での重大な事故が発生してもおかしくないと思います。
execution time : 0.006 sec