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agnel d'or
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agnel d'or (2018/1/3 18:00:00)
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agnel d'or (2018/1/3 18:00:00)
大阪・阿波座のフレンチ「アニエルドール」さんで忘年会。
忘年会と言えば居酒屋でワーッとやるのが常ですが、たまにはこんな上品な会もよろしいかと思いましてね。おほほ。
エントランスからして雰囲気が上品ですね。
テーブルセッティングも素晴らしい。
グラスもフォークもスプーンも一風変わってますな。
まずはしゅわしゅわでカンパーイ
スペインの泡モノ、Cavaでした。
こちらの料理の出方が変わってましてね。
食材を二種類の料理にして同時にサーブされるのです。
まずは「銀杏とウニ」
イカスミで黒くした生地の中に雲丹と銀杏。
こちらは銀杏のジュレ(?)の中に雲丹。
これが絶品だった。
最初の一品でその店の第一印象が決まるというのがAngelの持論なのですが、これは素晴らしいディナーになりそうだ~♪
お次は「フグ、菊、柚子」
これは見た通りですね。このフグ、美味しいね~
フグにこれは菊芋と言ってたかな?
さて、「鴨、ブーダンノワール、ゴボウ、ワサビ」
見た目も一風変わった創作的な料理ですな。
下の座布団のような黒いものがブーダンノワールだそうで。わたくし、あんまり食べたことないのですが、豚の血で作ったソーセージとのこと。その手のものはだいたいクセが強いのですが、これはそれほどでもなく、ソースとも良く合って美味しかった。
こちらは下敷きがゴボウ
鴨の見た目も良し。ゴボウとのマッチングも何とも野趣あふれる味わい。
こういう料理、いいですねぇ。
パン
バター
パンもバターも及第点でした。うんうん。
さて、お次は「和牛、牡蠣、ネギ、セリ」ここからは一品ずつに。
ほほぅ。見た目も繊細な。
ソースも良い。牡蠣もすごく美味しいものでした。
「白魚、大根、カシューナッツ、ラルド」
ラルドってわかんなかったから、後で調べたんですけど、豚の脂のことですって。
あぁ、そういえばサーブしながら豚の背脂がどうとかと説明して下さってましたな。
上のえびせん風のものがそれです。
「鮮魚、エビ、鶏、ホウレン草」
見た目も美味しそうですが、これ抜群に美味しかった。
上に乗ってる鰹節的なものは「鶏節」というものだそうで。味わい深かった。
これは蝦夷鹿、紫、フォアグラ。
って、おいおい、そのままやんけ(笑)
フォアグラは日本で頂くものとしては素晴らしいものでした。
ただ、蝦夷鹿の肉質があまり良くなかった。鹿はアクが強い場合が多いですが、これはなかなかにアクがありましたな。
この一皿だけは、及第点をあげられないものでした。
あぁ、惜しいなぁ。腕は確かなものなのに、素材が課題。
「ビーツ、アーモンド、発酵乳」
「紅マドンナ、ローズマリー、蜂蜜」
上に乗ってるローズマリーが良い香り。
コーヒー
「茶菓子」
下に敷き詰められているのは蕎麦。香りがとても良いお菓子でした。
頂いたワイン
料理はとても美味しく、客あしらいもそつなく素晴らしい対応でした。
大満足のディナーでした。
店内はデートと思しき男女が3組。忘年会なので、少し騒がしくしてしまったかな。ごめんねごねんね~
最後にちょと苦言。
料理はとても良かったのですが、ワインがだめでした。
飲み物は白赤ともワインが2種類ということでしたが、白は1種類しか出てこず。
赤は耐えきれなくなって「も少し重いものを」とお願いしてやって2種類目が出てくる始末。(2本目は写真なし)
コースの値段(料理10,000円、飲み物込みで一人17,000円)もあると思うのだが、せめて料理とバランスのとれたワインを出して欲しいなぁ。
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