ホーム >> RSSセンター >> (ボルネオ日記 7月11日) ニア・ケイブ物語 多分4部作その2 まだそんな事、やっているんですか。

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/12/25 18:57:24)

feed (ボルネオ日記 7月11日) ニア・ケイブ物語 多分4部作その2 まだそんな事、やっているんですか。 (2015/7/13 18:55:05)
150711 Jetty2
150711 Jetty

・寄り道したり、道に迷った事を含めて、推定12㎞。
・通常のコース時間3時間より、余計に1時間掛かって、やっと船着場に到着。
・ディーバッグを肩からおろし、腰を下ろそうとした時、黄色い何かが川に向かって飛んで行く。
・しまった、適当に入れていたダイビング・ライトが・・・まあ 防水だから何とかなるか・・・
 と思いきや、ライトはバックの中にあった。
・という事は、黄色いクッション袋に入れていたカメラである。
・水没。

・さて、どうしたものか。
・茶色く濁った水。
・岸部近くの見える範囲では かなりの傾斜で深くなっている。
・推定1mはありそう。何より濁って全く見えない。
・そもそも ワニ注意の看板もあった。
・船頭さんに来てもらい相談。
・「タモか何か、拾える道具は・・・ない。水深は・・・深い。ワニは・・・いる。」との事。
・最悪である。

・また、やってしまった。
・非常に初歩的なミス。大チョンボ。
・確かカメラは数年前に3万5千円位で購入した。
・問題は ダイビング用の防水用のケース(ハウジング)。値段は確か同じくらい。
・ハウジングは型番が違うと使えない。
・先日、一時帰国時に秋葉原のヨドバシに行った時に、既に新いモデルが出ていた。
・落としたものと同等以上の機能を手に入れるには、推定7万円強。
・更にSDカードも入っている。恐らく32GB。
・このニア・ケイブの写真だけではなく、過去の様々な思い出も。
・おーい。

・「社会人にもなって、まだそんな事をやっているのですか。」

・最近、FBでヨドバシカメラの躍進の記事が掲載された。
 イッコ下の藤沢は、現在副社長との事。
 思い出されれる彼からのコメント。
・90年代前半、彼と、当時伊藤忠のハング仲間、諸岡と3人でアメリカのオーエンズ・バレーに行った。
 当時はハング・フライーの憧れのエリア。
 峰岸さんが240㎞強をフライト、日本記録としてNHKで放送される。
 私の記録はあくまで日本国内記録、日本人記録は240㎞強。日本記録としては認められない。
・ならば自分で日本人記録を塗り替えてやろうと、オーエンズに飛びに行った。
 始めてのアメリカでのフライト。勝手がわからず四苦八苦。
 そもそも行った時期は、クロカンシーズンではない、穏やかな時期に訪米してしまった。
 7時間半掛けて236㎞のフライト。届かず。

・翌日は更に気象条件が良さそうで張り切っていたが、断念。
・思いもよらぬ体の疲れ。いや、疲れはそれ程ではないが、首が上がらなかった。
・全く思わぬ事態。首は全く鍛えていない。断念。

・という事で翌日はお二人の回収。
・自分が飛んだコースなので、次にどこに降りそうか、想像がつき、常に先回り。
・酸素ボンベを利用して、州境のBoundary Peakで対地で4000m弱まで上昇、そこからファイナル。
・最後は向かい風に阻まれ、220㎞強で降りた藤沢。
・私はフレアー直後にワイヤーを掴むという、我ながら手回しの良さ。ご満悦。

・最高の回収手配、のつもりが大失敗。
・途中でガソリンを入れておらず、砂漠の荒野でガス欠寸前。
・藤沢から罵倒の一言。
・・・・ごめん。(返す言葉がない)
・野宿も半ば覚悟しながら、なんとかガソリン・スタンドに辿り着き、事なきを得た。

・駐在に向かう羽田空港で、一冊の本を買った。
 「人生の目的」(本田健) 半分読む前に現在、積読化。
 こういう本を読む時は、まあ落ち込んでいたり迷いがある時。
 今年の一月は正に迷いの中。復活中。そして不要になった。
 半分は納得のコメント、半分は違うんじゃない???って感想。

・前半の一節。 正に自分の事だなぁ、と身に染みる。
・実は最近、何かわからないけど 同じくやらかした かよっぺにも伝えた。
 (掲載には本人の事前承認を取るべき・・・まあ かよっぺだから許してくれるだろう)

・「人生の目的」 一節 「人生を修行だと考える人には、次々に試練が訪れます。
  苦しみ抜いた結果、素晴らしいものが得られるというのは、ある人にとっては
  信念に近いものがあります。そういう思考パターンの人はそれが癖になっていないか
  見直してみましょう。うまくいかない方が当たり前と思っていると、そういう結果が
  ついて回ることになります。」


・失敗したり、しでかすと、これまた修行、とか、まあこれを糧に次は進歩しようと考える私。
 落ち込みの回復は早いが、実際にはいつまで経っても進歩しない。
 既に50歳。道半ば。そろそろ失敗やら修行とやらは避けて、果実を得て生きたいものである。

・以上、能書き。
 さて、目の前の現実に、どうすんだ、俺?


execution time : 0.005 sec