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link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed ブライトオープンスタート (2018/2/12 6:07:56)
sound ポッドキャスト : image/jpeg
ブライトオープンは離陸場まで自分たちの車で行く必要があります。
朝決まった時間に無線で今日の離陸場所が伝えられます。
これ、本当に知り合いも何もいなかったら、そこに行くことも難しいのでは・・・・。
この日は予報からしてブライトから1時間ほど車で移動するGundowringのT.O.(離陸場)を
使うことが無線で知らされました。

その麓が集合場所。


なんだかんだ言って全員ちゃんと来ています。
このエリアはここに来た初日に来てフライトできなかった場所。
車が列を作って山を上がっていきます。


素晴らしい快晴。
予報では上空の風は弱いとのことですが・・・・・
谷風が吹きつけるこのエリアにはもうそこそこの風が斜面にぶつかっています。
ローカルのパイロットに情報を聞いて、このエリアの特徴、サーマルの出やすさ等を
聞きます。これはけっこう重要な情報になります。

この日のタスクは63㎞。
エリア規模にしてはそんなに大きなタスクではありません。


ただ、初めてのエリアなので、ちょうどいいといったところでしょうか。
コースを地図で確認して飛び立ちます。

離陸オープンの時間と競技スタートの時間がずれているので、選手は離陸オープンの時間になったら
飛び立ち、空中のスタート時間まで高度を稼いで待ちます。

しかし、風がなかなかに強く、最初は上昇が思うようにできないし、風に流されるし、てんやわんや。
そのまま競技前に着陸してしまうグライダーもあるほど。
しかし、突然上昇がブレイクしてサーマルに入り込むと一気に1500mの高度を超えていきます。
しかし、そこから高くはまたなかなか上がらない。
空気の層が下がっても上がってもはっきり分かれている様子。

スタートは快調に先頭を行きます。
今回の大会、とにかく自分のペースを崩さないように飛ぶことがテーマです。


今回のレースは広い谷をどう飛ぶか。
私はそのまま山の尾根を添いながらフライトを開始。

移動をすると一気に高度が沈み込みます。
浮き沈みの激しいコンディション。

少し高い山で高度を上げ始めますが、同じような場所の平野側でも同じようにサーマルをヒットした
グライダーたちが高度を上げていきます。上昇率は変わらず、高度を上げて私と数機が先行を決め、
山沿いをターンポイントに向け進みます。
一気に落ちていく高度。

平野側のグライダーたちはそのまま山から離れた場所をグライドしていきます。
しかし、こちらは高度が落ちない!!

はるか高く飛んでいくその集団を今度は我々がおう展開に。
こうなると、遅れるは低いわでどこかで高度を上げなおさないと追いつくのは難しい。


自分なりに攻めていきますが、うまくリズムに乗れません。
こうなったら、徹底して高度はこのまま攻めていくことにして進みます。

ただ、サーマルが沖にあったり、山側にあったり攻めきれない。

先頭集団もそう離れてはいないので向こうもそれほど順調に進んでいるわけではないのに、
一気に追いつける展開にはならず、
結局そのままゴールまでなだれ込むことに


初日は17位。
これからです。

ちなみに飛んだ軌跡であるトラックログは、通常大会本部に行ってダウンロードしてもらうのですが、
今回の大会、帰着申告も”WhatsApp”というアプリで送信、トラックログもネットで提出。
なんだかなぁ。少し寂しい気がします。

とにかく、初日は無難に終了。
明日に備えます。

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