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首長竜の首はなぜ長い?
飛行中年
(2024/12/25 18:57:24)
首長竜の首はなぜ長い? (2018/2/16 21:37:33)
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首長竜の首はなぜ長い? (2018/2/16 21:37:33)
もう10年ほど前のことです。北海道を旅している中、穂別町(現むかわ町)に差し掛かった時、首長竜の骨格標本がある穂別博物館に立ち寄ってみました。
そこには、愛称ホッピー(正式名ホベツアラキ竜) と名付けられた首長竜の骨格標本が展示されていたのですが、これの説明を読んでいるうちに、実は首長竜の首がなぜ長いか未だにわかっていない!ということを知りました。
首長竜の首がなぜ長いか分かっていない?
ちょっと驚いたのですが、考えてみると…。
首長竜って、ずっと泳ぎながら長い首を振り回して…。
こんなふうに獲物を捕らえているというイメージがあったのですが、これって改めて考えてみると、おかしいって気が付きました!
なぜならば、泳いで獲物を捕らえるのであれば、もっと速く泳げるように、尻尾にヒレがつくはずですし、長い首が実は邪魔になって、早く泳げば泳ぐほど、安定が取れずうまく泳げないはずです。
もし本当に首長竜が泳いで獲物を捕っていたとすれば、首は長くならずに早く泳いで獲物を捕らえるサメやイルカのように、首がなく流線型で大きな口をした形に進化していったはずです。
首長竜はなぜ首が長いか、実は分かっていない…。
この謎、想像をめぐらして当時の首長竜がなぜ首が長く進化していったのかを考えたら、とても楽しいんじゃないか!私はそう思いました。
そして、いつしか首長竜の首がなぜ長くなったのか?の疑問を解き明かすことに私はハマっていったのです。
まず、首が長い動物といえば、キリンや草食竜最大と言われるアルゼンチノサウルスなどが思い浮かびますが、彼らは、より高い場所にある木の葉を食べるために首が長くなったと言われています。
海に住んでいた首長竜には、どうやらコレと同じ理由で首が長くなったことは当てはまらないと思えます。
一瞬、「海から首を伸ばして陸上の木の実や葉っぱを食べていたのでは?」とも思いましたが、そんな面倒なことをするくらいならば、最初から陸上生活に適応した体に進化するはずです。
首長竜のあの独特な形…。
今の海にいる生物の中には、似たような形の生き物がいないんです…。
あえていうならば ウミガメの体がちょっと似ている気もしますが、彼らも首は短く、もともと甲羅を持っていたため、あのように手足のヒレで泳ぐようになったと思えます。
そこで私は、まず、首長竜が住んでいた環境が、今の地球ではあまり見られない独特な環境で生きていたのではないか?そう思うようになったのです。
その独特な環境とはどんなものか。
コレがなかなか分からなかったのですが…。
あるとき、魚竜のイクチオサウルスの進化の過程図を見ていた時のことです。
その進化の途中で、実は首は短いものの、首長竜と同じように手足のヒレだけで、尻尾にはヒレのないものが現れているのです。
この動物を調べてみると、彼らは、「藻」の中で生活していたことが分かっているようです。
なるほど!藻の中で生活していれば、尾ひれがあったら引っかかってしまうし、手足のヒレだけで藻をかき分けて獲物をとっているならば、その形が生きるのに都合がよさそうです。
ここで、私は面白いことを思い付きました。
首長竜も藻の中で生活していたんじゃないのか!
藻の中は、小さな魚などの生き物にとってはとても住みやすいところです。
サメや大きな魚から身を隠すことができ、空を飛ぶ鳥からも守られます。
更に、エサとなる小動物も藻にたくさん住み着いているため、これを捕らえることもできます。
そういう理由で、現在でも海に浮かぶ藻には、小さな魚などいろいろな生き物が住んでいますが…。
首長竜は、現在では存在していないくらいの大規模な藻の海で、そこを住みかとする小魚などを捕らえて生きていたのではないか?私はそう思ったのです。
藻の中で獲物を捕らえるのならば、早く泳ぐ必要はなく、尾びれがあると引っかかるだけなので、尻尾だけになり、手足のヒレは藻をかき分けて進むのが都合がよさそうです。
そして、からまるような藻の中で獲物を捕らえようとするために、少しずつ首が長くなっていったのではないでしょうか?
藻の中は動きにくいはずなので、できるだけ体は動かさずに、なるべく首だけ使って獲物を捕らえているうちに、どんどん長くなっていったのではないかと思うようになったのです。
しかし、少し首が長いくらいなら、藻をかき分けて獲物を捕っていたことは納得できるし、実際、適当な長さの首の首長竜もたくさんいます。
穂別博物館のホッピーを見ていると、それだけにしてはちょっと首が長くなりすぎていない?こんな疑問が湧いてきたのです。
でも、この疑問には次の答えが思い浮かんできました。
ホッピーほど長い首を持っていたならば、もしかしたら、藻をかき分けて獲物を捕っていたのではなく、長い首を持ち上げて、水上から獲物を狙っていたんじゃないか!
これならば、ホッピーがここまで首が長く進化したことがうなずけます。
しかし、ここでまたまた新たな疑問が湧いてきました…。
これだけ首が長ければ、その重さもそれなりにはあるはずです。この長くて重い首を持ち上げたら、その重みで体が水中に沈んで、呼吸が困難になったのではないか…。
そう私は思ったのです。
忍者の忍術で、「水とんの術」というものがありますが、子供のころ実際にこれをやろうとしたら、水圧で肺が押されて呼吸がほとんどできなかったことを思い出しました。
首を持ち上げて、水上から獲物を捕るのは、呼吸か困難になってしまうので不自然かな…。
そう思ったのですが、ここで、この水圧の問題を解決するものがあることに気が付きました!
コレも「藻」なんです!
首長竜は、水上をプカプカと浮いていたというよりは、深く生い茂った藻の海の上を、手足のヒレを使って歩き回っていたのではないでしょうか?
そうすれば、上の水圧の問題も解決し、水上から獲物を捕るために急激に首が長く進化していったことがうなずけます。
それだけではありません。
あの「ずんぐりむっくり」した胴体は、首を持ち上げたときに、なるべく体が沈まないためのものと考えれば、これも説明がつきます。
つまり、首長竜は、深く生い茂った藻の海を住みかとし、そこで進化していった生き物。と考えれば、あの独特な体の形の説明がつくのです。
私が今回このブログでお話した、「首長竜はなぜ首が長くなったのか…。」については、あくまで仮説です。
しかし、首長竜の研究者の方も、この問題には結構頭を悩ませているということも耳にしています。
今回、僭越ながら、そんな研究者の方のお手伝いが、もしかしたらできるのではないか?そう思ったので、古代の生き物については素人の私ですが、このようなブログを書かせていただきました。
皆さんも、首長竜はなぜ首が長くなったのか…。こんなことを考えてみると面白いかもしれませんよ!
そこには、愛称ホッピー(正式名ホベツアラキ竜) と名付けられた首長竜の骨格標本が展示されていたのですが、これの説明を読んでいるうちに、実は首長竜の首がなぜ長いか未だにわかっていない!ということを知りました。
首長竜の首がなぜ長いか分かっていない?
ちょっと驚いたのですが、考えてみると…。
首長竜って、ずっと泳ぎながら長い首を振り回して…。
こんなふうに獲物を捕らえているというイメージがあったのですが、これって改めて考えてみると、おかしいって気が付きました!
なぜならば、泳いで獲物を捕らえるのであれば、もっと速く泳げるように、尻尾にヒレがつくはずですし、長い首が実は邪魔になって、早く泳げば泳ぐほど、安定が取れずうまく泳げないはずです。
もし本当に首長竜が泳いで獲物を捕っていたとすれば、首は長くならずに早く泳いで獲物を捕らえるサメやイルカのように、首がなく流線型で大きな口をした形に進化していったはずです。
首長竜はなぜ首が長いか、実は分かっていない…。
この謎、想像をめぐらして当時の首長竜がなぜ首が長く進化していったのかを考えたら、とても楽しいんじゃないか!私はそう思いました。
そして、いつしか首長竜の首がなぜ長くなったのか?の疑問を解き明かすことに私はハマっていったのです。
まず、首が長い動物といえば、キリンや草食竜最大と言われるアルゼンチノサウルスなどが思い浮かびますが、彼らは、より高い場所にある木の葉を食べるために首が長くなったと言われています。
海に住んでいた首長竜には、どうやらコレと同じ理由で首が長くなったことは当てはまらないと思えます。
一瞬、「海から首を伸ばして陸上の木の実や葉っぱを食べていたのでは?」とも思いましたが、そんな面倒なことをするくらいならば、最初から陸上生活に適応した体に進化するはずです。
首長竜のあの独特な形…。
今の海にいる生物の中には、似たような形の生き物がいないんです…。
あえていうならば ウミガメの体がちょっと似ている気もしますが、彼らも首は短く、もともと甲羅を持っていたため、あのように手足のヒレで泳ぐようになったと思えます。
そこで私は、まず、首長竜が住んでいた環境が、今の地球ではあまり見られない独特な環境で生きていたのではないか?そう思うようになったのです。
その独特な環境とはどんなものか。
コレがなかなか分からなかったのですが…。
あるとき、魚竜のイクチオサウルスの進化の過程図を見ていた時のことです。
その進化の途中で、実は首は短いものの、首長竜と同じように手足のヒレだけで、尻尾にはヒレのないものが現れているのです。
この動物を調べてみると、彼らは、「藻」の中で生活していたことが分かっているようです。
なるほど!藻の中で生活していれば、尾ひれがあったら引っかかってしまうし、手足のヒレだけで藻をかき分けて獲物をとっているならば、その形が生きるのに都合がよさそうです。
ここで、私は面白いことを思い付きました。
首長竜も藻の中で生活していたんじゃないのか!
藻の中は、小さな魚などの生き物にとってはとても住みやすいところです。
サメや大きな魚から身を隠すことができ、空を飛ぶ鳥からも守られます。
更に、エサとなる小動物も藻にたくさん住み着いているため、これを捕らえることもできます。
そういう理由で、現在でも海に浮かぶ藻には、小さな魚などいろいろな生き物が住んでいますが…。
首長竜は、現在では存在していないくらいの大規模な藻の海で、そこを住みかとする小魚などを捕らえて生きていたのではないか?私はそう思ったのです。
藻の中で獲物を捕らえるのならば、早く泳ぐ必要はなく、尾びれがあると引っかかるだけなので、尻尾だけになり、手足のヒレは藻をかき分けて進むのが都合がよさそうです。
そして、からまるような藻の中で獲物を捕らえようとするために、少しずつ首が長くなっていったのではないでしょうか?
藻の中は動きにくいはずなので、できるだけ体は動かさずに、なるべく首だけ使って獲物を捕らえているうちに、どんどん長くなっていったのではないかと思うようになったのです。
しかし、少し首が長いくらいなら、藻をかき分けて獲物を捕っていたことは納得できるし、実際、適当な長さの首の首長竜もたくさんいます。
穂別博物館のホッピーを見ていると、それだけにしてはちょっと首が長くなりすぎていない?こんな疑問が湧いてきたのです。
でも、この疑問には次の答えが思い浮かんできました。
ホッピーほど長い首を持っていたならば、もしかしたら、藻をかき分けて獲物を捕っていたのではなく、長い首を持ち上げて、水上から獲物を狙っていたんじゃないか!
これならば、ホッピーがここまで首が長く進化したことがうなずけます。
しかし、ここでまたまた新たな疑問が湧いてきました…。
これだけ首が長ければ、その重さもそれなりにはあるはずです。この長くて重い首を持ち上げたら、その重みで体が水中に沈んで、呼吸が困難になったのではないか…。
そう私は思ったのです。
忍者の忍術で、「水とんの術」というものがありますが、子供のころ実際にこれをやろうとしたら、水圧で肺が押されて呼吸がほとんどできなかったことを思い出しました。
首を持ち上げて、水上から獲物を捕るのは、呼吸か困難になってしまうので不自然かな…。
そう思ったのですが、ここで、この水圧の問題を解決するものがあることに気が付きました!
コレも「藻」なんです!
首長竜は、水上をプカプカと浮いていたというよりは、深く生い茂った藻の海の上を、手足のヒレを使って歩き回っていたのではないでしょうか?
そうすれば、上の水圧の問題も解決し、水上から獲物を捕るために急激に首が長く進化していったことがうなずけます。
それだけではありません。
あの「ずんぐりむっくり」した胴体は、首を持ち上げたときに、なるべく体が沈まないためのものと考えれば、これも説明がつきます。
つまり、首長竜は、深く生い茂った藻の海を住みかとし、そこで進化していった生き物。と考えれば、あの独特な体の形の説明がつくのです。
私が今回このブログでお話した、「首長竜はなぜ首が長くなったのか…。」については、あくまで仮説です。
しかし、首長竜の研究者の方も、この問題には結構頭を悩ませているということも耳にしています。
今回、僭越ながら、そんな研究者の方のお手伝いが、もしかしたらできるのではないか?そう思ったので、古代の生き物については素人の私ですが、このようなブログを書かせていただきました。
皆さんも、首長竜はなぜ首が長くなったのか…。こんなことを考えてみると面白いかもしれませんよ!
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